中高生が身につけてほしいスマホLINEの【マナー10項目】


スマホのLINEとは、「日常会話」に近いやりとりですから、マナーを守ることが、そのまま自分も相手も守ることになります。LINEのマナーを知ってルールを知っていると、LINEが便利なツール(道具)になり、LINEのマナーを知らないと、ストレスの原因(ストレッサー)になります。LINEはグループ内トークですから、トークのスピードについていけない子が、どんなグループでも必ず出てきます。そうすると、けっこうシビアなトークになり、気づかないうちに、特定の子を傷つける内容になっちゃいます(何気ないトークでも約30分も続けると、かなりの確率でギクシャクしてくる、とも聞きました)。そうして、結果としてLINEイジメになってしまうケースが少なくないことも知っておいてほしいと思います。なお、instagramについては、顔写真や居場所など個人情報の流出を心配するしかない、勉強不足の私ですm_ _m。


次の10項目がすべてではありませんが、「最低限のマナー」だと思いますので、LINEをしている中高生のみなさんも、見守る保護者の方々も、指導する先生方も参考にしていただければ幸いです。以下は、そこそこくわしい学生たちから教えてもらいました。


1つめは、LINEは「短文のやりとり」ですから、メールみたい長文ではないので「お手軽」かも知れません。


ということは、「会話をしている感覚」に近い状況になります。ですが、相手は「目の前にいない」のですから、目の前にいない「相手の気持ち」を「思いやることを忘れない」ようにしましょう。便利(LINEみたいな使い勝手)になればなるだけ、落とし穴(人間関係をこわすリスク)の数も増えますから(主語を省略すると、誤解を生みやすい)。


例えば、集まる交通手段を聞く時に、省略して「なんで来るの?」とたずねると、「どうしてあなたが来るの来てほしくないのに」という意味に誤解されて受け取られるかも。


2つめは、目の前にいない相手は今、何か用事をしているかも知れません。そんな場合、LINEで「時間つぶしの相手をさせられる」のは、誰だってイヤなものです。


ですから、ダラダラと「長時間やり続けない」ほうが、お互いにとってよい関係でいられるかも。LINEのために仲がぎくしゃくするケースは少なくないですよ。


3つめは、「未読」と「既読」に「こだわらない」ことは大事なポイントになります。ということは、大切な話や急いでいる話なら、LINEより違う手段(特に大事な話は、電話でも誤解が伝わるLINEなら、なおさらです必ず出会った時に直接話すこと)を使うべきかな。


相手は忙しいかも知れないので、たとえ「未読」でも、相手に「既読」を「せかさない」ことです。すぐに返信がある・・なんて勝手に期待しちゃうと、自分自身の心が落ち着きません。せっかくのコミュニケーション・ツールが、「ストレッサー」になっちゃいます。


4つめは、「既読」なのに返事が来ない時は、「あなたのメッセージはちゃんと読んだからね」というサインだと受けとめておくのがよいかも。


既読」の相手に、しつこく「返信を要求」しないことです。要求されると、相手が困る場合(すぐには返信できない状況)もあると思いましょう。相手もイライラしちゃって、気まずくなることだってありますよ。


5つめは、グループトークをする時は、グループ「全員が会話に入れるトーク」を心がけましょう。


一部のメンバーだけで盛り上がる内容なら、全員ではトークを楽しめないので、別のトークルームに移動してするべきです。せっかくのグループが、くずれる「きっかけ」をつくった「張本人」(「誰のせい?あなたのせい!」)になりたくないですよね。


6つめは、グループトークをしているのに、個人的なトークをしないこともマナーです。


1対1トークをしたい」なら、「複数人トーク」(トークの画面から、画面右上のボタンでメンバーを選択)に切り替えればいいでしょう。グループトーク中に1対1トークをしていると、グループのみんなが、しらけてしまいます。


7つめは、友人に「グループ参加(招待)を強制しない」ようにしましょう。


あなたのことが嫌いという理由ではなくて、たくさんの人からのメッセージが来るのを、しんどいと感じる人(苦手な人)もいるからです。LINEが「楽しみ」から「義務」になってしまうことで、「LINE疲れ」になっている人も少なくありません(それを言えずにガマンして黙っている人も必ずいます)。


8つめは、トーク内容を、グループ以外の人に見せたり、話したりするのは、マナー違反です。


トーク内容(誰がこう言っていた)をばらすのは、あなた自身が、みんなからの「信用を失ってしまう行為」だと自覚しましょう。


9つめは、スタンプは「ごく親しい友人同士だけで使うアイテム」だと思いましょう。「喜怒哀楽の感情表現を超簡単に伝えるアイテム」だからです。


スタンプは自分の考えや気持ちを誤解されないよう「相手へていねいに説明するためのアイテム」ではないんだ!と意識しましょう。つまり、誰に対してもスタンプをお気楽に使うと、誤解されてトラブルの原因になりやすいとも言えます。また、スタンプの「連打は、相手の迷惑」になると覚えておいてください。金銭的にもプリペイドカードで「有料スタンプ」を買うのは、「ほどほど」にしましょう。これに、お金の貸し借りがからんでくると。友だちをなくす元になります。


10個めは、LINEを使って、仲間はずれをしたり、イジメをしたり、絶対にしないことです。トーク時間が長く続くと、知らないうちにイジメに巻き込まれると覚えておきましょう。


しかし、短文やスタンプばかりで「やりとり」する習慣がつくと、人づきあい(理解し合うこと)を豊かに学ぶべき中高生の時期なのに、言葉足らずな会話しか身につきません。そうなると、相手を傷つけていることにも、気づかなくなります。人にイヤなことをしたら、必ず自分もされます。いつか必ず誰かにばらされるからです。絶交しちゃった友人が、あなたの名前をばらすのは止められません。それは、一度送信した内容は、自分で「消すことができない」からでもあります。


LINE以外・・匿名で書き込みやコメントをしているつもりでも、誰が書き込みをしたのかなんて、プロにはばれてしまいます。過去に書き込みなどで身に覚えのある若者は、就活で「ジ・エンド」(企業が調査会社に依頼して発覚)かも・・・いう時代です。また、小中学生の頃、3DS・PSvita・PS4・Switchなどのゲーム機インターネット機能や、スマホの対戦ゲームで、個人情報を「情報屋」に盗まれた可能性の大きい人は、数年たって成人する前後から、家族が特殊詐欺のターゲットにされやすい(子ども時代の個人情報が売買される→十代後半~二十代の若者の実家:祖父母が詐欺被害にあいやすい)ことも、頭の片隅に置いておくより、家族には正直に話しておきましょう(近い将来、自分・家族や大切な人を特殊詐欺・ストーカー等の被害から守るために)。


以上、10項目でした。他にも、マナーはあると思います。


それよりも、中高生のみなさんが、LINE以上に大事にしてほしいのは、「目の前にいる人と人とのコミュニケーション」でしょうか。


「これ、どうするの?」「ごめんね」「ここ、どう読むの?」「ありがとう」「わからないから教えて」「いいよ」「気にしないで」「大丈夫?」「どうしたの?」「どうしたい?」


などの会話(最初のひと声)に、エイヤー!と勇気を出してチャレンジしてみましょう。そうして、相手に命令するのでもなく、相手に合わせるのでもなく、対等に聴き合い、伝え合える友人と出会うことによって、周囲の人との間に感じる「見えない壁」も徐々に消えていくと思います。


そうすると、これが「人づきあい」なんや!と安心できる時がきますよ。同時に、自分自身の内側にも、人との柔軟な「距離感をつかむ力」や「つながり力」がUPしてくることでしょう。


それを側面から支えてくれる詩(親の役割を教えてくれる詩)もあります。紹介させてください。


『ピンチの時のお願い』  小林育子・作


「つらい時は泣けよ」って


力強くいって下さい


無理やりいいとこさがして


ほめて下さい


「あした宇治金時食べよう」


とか


ちょっと先の


未来の話をして下さい


隣に


しみじみと話をする


かしこいおばあさんを一人


座らせて下さい


なんだってかんだって


ありのまんまそのまんま


うけてたつ


強い奴になりたいのです


勝手ながらお願いします


この詩は、詩集「一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある」水内喜久雄・編(PHP研究所)に50編載っている詩の1つです。私も手元に1冊置いてありますが、本書を直接読まれることをオススメします。


なお、この頃「LINE MUSIC」のCMを見ますが、詳しい人の話では、利用するなら「音質を高・中・低の低にする、できればWi-Fiで接続する、データ通信量をこまめにチェックする」ことが大切だそうです。理由は通信量が半端じゃないからです。例えば、docomoスマホの送受信できるデータ量は月々、Sパックで2GB、Mパックで5GB、Lパックで8GBです。「LINE MUSIC」高音質で違う曲を8時間聴くと1GB超の通信量になります。それが、低は高の5分の1で済むし、それもWi-Fiだと節約できます。それでも通信量のこまめなチェックは、自分で自分を守るために必須です。


スマホの所持率(2014年)は、リクルート進学総研やデジタルアーツなど大手企業の調査によると、中学生で50%を越え、高校生で80%を越えたと言われています。小学生で30%台とも言われています。子どもにスマホを買い与えていなくても、親のスマホで子どもがオンライン・ゲームをする(ゲーム機やスマホに「子守り」させている)・・そんな親子の姿を見かけることが珍しくなくなったと思いませんか。


こうなると、2015年になった今日、上記10項目(スマホLINEのマナー)については、小学校高学年でも指導しておく必要がある時代に突入したのでしょうか。子どものスマホ所持率以上に、親のスマホを日常的にさわっている子の割合をアンケートするなど、各小学校でご検討ください。子どもがゲーム機のインターネット機能やスマホLINEに「無防備」のまま、お気楽に使っているのは怖い・・だからこそ、気づいた時がスタートです。


中学・高校では要指導事項だと言えます。現実には「スマホ・デビュー」=「LINEデビュー」になるでしょう。親子で話し合える関係をつくる(こわさないで維持する)ことが、学校での指導が生かされる土台になります。ですから、同時進行で保護者のみなさんにも同様の啓発をしていきたいものです。


さらに、高校生や大学生・専門学校生になると、「Twitterデビュー」「instagramデビュー」する若者が多いようです。できれば、Twitterヘルプセンターなどを読みましょう。


Twitterの、非公開ツイート設定を知っていますか?


高校生や大学生がSNSをするならば、気をつけてほしいことがあります。例えば、ツイッターの場合、本名で登録する人は少数派、ハンドルネーム(プロフィールも最小限)で登録する人が多数派です(個人情報の流出を防ぐため)。


最初に登録する時、初期設定は「公開ツイート(誰でも閲覧できる)」なので、「非公開ツイート(あなたの承認した人だけがフォロワーとして閲覧できる)」の設定もできます(LINE感覚でお気軽にTwitterデビューしたら、大変なことになっても、全て自己責任です)。操作の手順は、Twitterヘルプセンターに載っています(注意点も、自分を守るために全部読みましょう)。


たとえハンドルネームでも、一度ツイート・リツイートした内容は消えない(名前を勝手に公開される危険大)と覚悟しましょう。


個人写真を不用意に載せちゃうと、その写真があちこちに転載されることも少なくありません。


自分のため(就活で不採用にならないため、人に迷惑をかけないため)にも、うっぷん(うさ)晴らし(誹謗中傷・暴言・悪口・陰口)の公開ツイートだけは絶対にしないことです。


Twitterは、トラブルや犯罪被害に遭いやすいSNSかも


総務省が発表したH27年度情報通信白書によれば、10~20代のSNS利用者のうち、何らかのトラブルの経験がある青少年が26%もいたことがわかりました(泣き寝入りした人を加えたら、その割合はもっと多いはずです)。その内容は、


自分の発言が誤解された7,4%、


冗談のつもりが人を傷つけてしまった4,7%、


ネット上でけんかになった4,4%、


自分の個人情報や写真が他人に公開(暴露)された4,2%、


匿名だったのに他人によって自分の名前を公開(特定)された2,7%、


なりすまし・炎上・アカウント乗っ取りが各1,4~1,6%でした。


さらに、H28年度上半期において、青少年が犯罪被害に遭うきっかけとなったSNSの、第1位はTwitterであったことも知っておいてください。


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by takaboo-54p125 | 2017-06-24 05:31 | 保育・教育