スマホのLINEとは、友人等との「何気ない日常会話」の延長線にありますから、それなりのマナーを守ることが、そのまま自分を守ることになります。また、暗黙のルールを知っておくと、LINEが便利なツール(道具)になり、何も知らないと、ストレスの原因(ストレッサー)になるぐらいの違いが出てきます。次の10項目がすべてではありませんが、「最低限のマナー(ルールやモラルも含む)」だと思いますので、LINEをしている中高生のみなさんも、見守る保護者の方々も、指導する先生方も参考にしていただければ幸いです。以下のマナー10項目は、そこそこ詳しい学生たちから教えてもらいました。


1つめは、LINEは「会話に近い短文のやりとり」ですから、メールのように長い文を送受信しないので、ある意味では「お手軽」です。ということは、休み時間に友だちと「しゃべっている感覚」みたいになります。ですが、相手は「目の前にいない」のですから、目の前にいない「相手の気持ち」を「思いやることを忘れない」ようにしましょう。便利(LINEみたいな使い勝手)になればなるだけ、落とし穴(人間関係をこわすリスク)の数も増えますから(主語を省略すると、誤解を生みやすい)。例えば、集まる交通手段を聞く時に、省略して「なんで来るの?」とたずねると、「どうしてあなたが来るの来てほしくないのに」という意味に誤解されて受け取られるかも)。


2つめは、目の前にいない相手は今、何か用事をしているかも知れません。そんな場合、LINEで「時間つぶしの相手をさせられる」のは、誰だってイヤなものです。ですから、ダラダラと「長時間し続けない」ほうが、お互いにとってよい関係でいられるのではないでしょうか。LINEのために仲が悪くなるケースは少なくないですよ。


3つめは、「未読」と「既読」に「こだわらない」ことは大事なポイントになります。ということは、大切な話や急いでいる話なら、LINEより違う手段(特に大事な話は、電話でも誤解が伝わる。LINEなら、なおさら。必ず出会った時に直接話すこと)を使うべきです。相手は忙しいかも知れないので、たとえ「未読」でも、相手に「既読」を「せかさない」ことです。すぐに返信がある・・なんて勝手に期待しちゃうと、自分自身の心が落ち着きません。せっかくのコミュニケーション・ツールが、「ストレッサー」になっちゃいます。


4つめは、「既読」なのに返事が来ない時は、「あなたのメッセージはちゃんと読んだからね」というサインだと受けとめておくのがよいでしょう。「既読」の相手に、しつこく「返信を要求」しないことです。要求されると、相手が困る場合(すぐには返信できない状況)もあると思いましょう。相手もイライラしちゃって、お互いに気まずくなることだってありますよ。


5つめは、グループトークをする時は、グループ「全員が楽しめる(会話に入れる)トーク」を心がけましょう。一部のメンバーだけで盛り上がる内容なら、全員ではトークを楽しめないので、別のトークルームに移動してするべきです。せっかくのグループが、くずれる「きっかけ」をつくった「張本人」(「誰のせい?あの子のせい!」)になりたくないですよね。


6つめは、グループトークをしているのに、個人的なトークをしないこともエチケットです。「1対1のトークをしたい」なら、「複数人トーク」(トークの画面から、画面右上のボタンでメンバーを選択)に切り替えればいいでしょう。グループトーク中に1対1のトークをしていると、グループのみんなが、しらけてしまいます。


7つめは、友人に「グループ参加(招待)を強制しない」ようにしましょうあなたのことが嫌いという理由ではなくて、たくさんの人からのメッセージが来るのを、しんどいと感じる人(苦手な人)もいるからです。LINEが「楽しみ」から「義務」になってしまうことで、「LINE疲れ」になっている人も少なくありません(それを言えずにガマンして黙っている人も)。


8つめは、トーク内容を、グループ以外の人に見せたり、話したりするのは、マナー違反です。トーク内容(誰がこう言っていた)をばらすのは、あなた自身が、みんなからの「信用を失ってしまう行為」だと自覚しましょう。


9つめは、スタンプは「ごく親しい友人同士で使うアイテム」だと思いましょう。「喜怒哀楽の感情表現を超簡単に伝えるアイテム」だからです。スタンプは自分の考えや気持ちを誤解されないよう「ていねいに説明するためのアイテム」ではないんだ!と意識しましょう。つまり、誰に対してもスタンプを安易に使うと、誤解されてトラブルの原因になりやすいと言いかえることもできます。また、スタンプの「連打は、相手の迷惑」になると覚えておいてください。金銭的にもプリペイドカードで「有料スタンプ」を買うのは、「ほどほど」にしましょう。


10個めは、LINEを使って、仲間はずれをしたり、イジメをしたり、絶対にしないことです。しかし、短文やスタンプばかりで「やりとり」する習慣がつくと、人づきあい(理解し合うこと)を豊かに学ぶべき中高生の時期なのに、言葉足らずな会話しか身につきません。そうなると、相手を傷つけていることにも、気づかなくなります。人にイヤなことをしたら、必ず自分もされます。いつか必ず誰かにばらされるからです。仲違いしちゃった友人が、あなたの名前をばらすのは止められません。それは、一度送信した内容は、自分で「消すことができない」からでもあります。


LINE以外・・匿名で書き込みやコメントをしているつもりでも、誰が書き込みをしたのかなんて、プロにはばれてしまいます。過去に書き込みなどで身に覚えのある若者は、就活で「ジ・エンド」(企業がプロに調査依頼して発覚)かも・・という時代です。また、小学生の頃、3DSやPSvitaなどのゲーム機インターネット機能で個人情報を「情報屋」に盗まれた可能性の大きい人は、数年たって成人する前後から、家族が詐欺のターゲットにされやすい(子ども時代の個人情報が売買される→十代後半~二十代の若者の実家:祖父母が詐欺被害にあう)ことも、頭の片隅に置いとくより、家族には正直に話しておきましょう(近い将来、自分と家族を詐欺から守るために)。


以上、今、思いつく10項目等でした。他にも、マナーはあると思います。それよりも、中高生のみなさんが、LINE以上に大事にしてほしいのは、「目の前にいる人と人とのコミュニケーション」でしょうか。「これ、どうするの?」「ここ、どう読むの?」「わからないから教えて」「いいよ」「ありがとう」「ごめんね」「気にしないで」「大丈夫」などの会話(最初のひと声)に、エイヤー!と勇気を出してチャレンジしてみましょう。そうして、相手に命令するのでもなく、相手に合わせるのでもなく、対等に聴き合い、伝え合える友人と出会うことによって、周囲の人との間に感じる「見えない壁」も徐々に消えていくと思います。そうすると、これが「人づきあい」なんや!と安心できる時がきますよ。同時に、自分自身の内側にも、人との柔軟な「距離感をつかむ力」や「つながり力」がUPしてくることでしょう。それを側面から支えてくれる詩(親の役割を教えてくれる詩)もあります。紹介させてください。


『ピンチの時のお願い』  小林育子・作


「つらい時は泣けよ」って


力強くいって下さい


無理やりいいとこさがして


ほめて下さい


「あした宇治金時食べよう」


とか


ちょっと先の


未来の話をして下さい


隣に


しみじみと話をする


かしこいおばあさんを一人


座らせて下さい


なんだってかんだって


ありのまんまそのまんま


うけてたつ


強い奴になりたいのです


勝手ながらお願いします


この詩は、詩集「一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある」水内喜久雄・編(PHP研究所)に50編載っている詩の1つです。私も手元に1冊置いてありますが、本書を直接読まれることをオススメします。


なお、この頃「LINE MUSIC」のCMを見ますが、詳しい人の話では、利用するなら「音質を高・中・低の低にする、できればWi-Fiで接続する、データ通信量をこまめにチェックする」ことが大切だそうです。理由は通信量が半端じゃないからです。例えば、docomoスマホの送受信できるデータ量は月々、Sパックで2GB、Mパックで5GB、Lパックで8GBです。「LINE MUSIC」高音質で違う曲を8時間聴くと1GB超の通信量になります。それが、低は高の5分の1で済むし、それもWi-Fiだと節約できます。それでも通信量のこまめなチェックは、自分で自分を守るために必須です。


スマホの所持率(2014年)は、リクルート進学総研やデジタルアーツなど大手企業の調査によると、中学生で50%を越え、高校生で80%を越えたと言われています。小学生で30%台とも言われています。子どもにスマホを買い与えていなくても、親のスマホで子どもがオンライン・ゲームをする(ゲーム機やスマホに「子守り」させている)・・そんな親子の姿を見かけることが珍しくなくなったと思いませんか。


こうなると、2015年になった今日、上記10項目(スマホLINEのマナー)については、小学校高学年でも指導しておく必要がある時代に突入したのでしょうか。約三分の二の小学生はスマホを所持していないことを考えますと、迷うところですので、各小学校でご検討ください。ただ、子どもがゲーム機のインターネット機能やスマホLINEに「無防備」のまま、スマホと出会わせるほうが怖い、と私は感じますが・・。


中学・高校では要指導事項だと言えます。現実には「スマホ・デビュー」=「LINE・デビュー」になるでしょう。親子で話し合える関係をつくる(こわさないで維持する)ことが、学校での指導が生かされる土台になります。ですから、同時進行で保護者のみなさんにも同様の啓発をしていきたいものです。以下は、参照ページになります。


関連ページ

子どものネット・トラブルを防ぐ【ネット・リテラシー教育】は、親子の絆を結び直す「きっかけづくり」【小学生:ゲーム機10カ条の心得(案)】参観授業+スマホLINEのマナー

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/



by takaboo-54p125 | 2015-08-22 05:10 | 保育・教育

ゲーム機「ネット・リテラシー(モラル向上)教育」小学校高学年の授業:指導の流れ(案)45分間


はじめに


平成25年9月28日から施行された「いじめ防止対策推進法」でも、(インターネットを通じて行われるいじめに対する対策の推進)について、


第19条 学校の設置者及びその設置する学校は、当該学校に在籍する児童等及びその保護者が、発信された情報の高度の流通性、発信者の匿名性その他のインターネットを通じて送信される情報の特性を踏まえて、インターネットを通じて行われるいじめを防止し、及び効果的に対処することができるよう、これらの者に対し、必要な啓発活動を行うものとする。


と、「インターネットや携帯電話を利用したいじめ(ネットいじめ)への対応」や「児童生徒に情報モラルを身に付けさせる指導の充実を図る」ことが求められています。モラルを身につけるには、正しい情報を親子へ同時に伝えることが大事になると考えます。それは、家庭で話し合える(気持ちを聴き合える、思いをわかり合える)親子であってほしいと願うからです。


高学年:指導の流れ(45分間)A~G


A.「青少年インターネット環境整備法」で18歳未満の子がインターネットを使う時にはフィルタリングが義務付けられたことにふれる(H21年からパソコンにも、ケータイにも、ゲーム機にも)。


家庭科でも、「消費生活」の学習があることを確認する(さまざまなカード、あの手この手の悪徳商法、国の国民生活センタ−・都道府県や市町村の消費生活センターに相談できること)。


B.H21年当時、ゲーム機がネットとつながることを知っている家の人や学校の先生は、少なかったことを伝える。その結果、子どもが家の人に内緒でゲームを好き放題すると、自分も家の人もたいへん困ることが増えてきたことも知らせる。


C.2014年秋からのNewニンテンドー3DSは、最初から「フィルタリング機能が有効」な状態で販売されているのは、フィルタリングの義務付けと関連していることにもふれる(2014秋までに販売された3DSには、各自がフィルタリングをかける必要があることに気づいてほしい)。授業で、このC.を扱うかどうかは、学年部の先生方で相談する。


D.「フィルタリング」「保護者による使用制限」「ネットリテラシー」の関係図(授業でネットリテラシーが学年と共に高まるにつれて、保護者による使用制限やフィルタリングの度合いを、18才に向けて徐々にゆるめていく相関図)を見せる(お金もうけをしたい会社が次々と出してくる無料オンラインゲームCM戦略には気をつけるよう喚起したい。無料でたくさん配信して、たった1つでもヒット作品が出たら、それだけで、会社がもうかる仕組みになっていることにも、気づいてほしい)。


E.クイズ「ネットとつながるゲーム機には危険がいっぱい」   


4択クイズ形式で5~10問ほどのクイズを出すことで、子どもに問いかけ、子どもが考えて判断する時間をつくる。学年やクラスの実態によって、担任がクイズ内容を決めるのが望ましい。このクイズは間違ってもよいという空気をつくりたい。いくつ挙手してもよいこと+4つめには「わからない」も入れること=安心感のある授業の雰囲気にしたい。


例①無料ゲームは無料で遊べるのでしょうか?


「無料で遊べる」「体験版は無料」「お金がいるかも」「わからない」・・・途中から、お金がいるゲームもある(最初は無料でもゲームを攻略するためのアイテムなどはお金を払って買う。課金と言う。無料体験版は、有料の正規版を買いたくなるように作られている。どこまで無料なのか疑う必要あり)


例②ネットのHP・サイトで、接続して危ないのはどれでしょう?


「IDフレンズ掲示板・友達募集掲示板」「YouTube・ニコニコ動画」「体の悩み相談」「わからない」・・・全部(下記●の危険がある「交流・相談サイト」「動画サイト」には近づかないこと→フィルタリングの必要性)


例③ネットにつながるゲーム機の使い方で、一番危険なのはどれでしょう?


「コメントや写真を送る」「つながった相手と出会う」「eショップでゲームソフトを買う」「わからない」・・・全部(写真はもちろん、悪口を書くのも、いつか必ず誰かにばらされるので、危険です。出会うのは絶対ダメ。ゲームソフトの品ぞろえが数千種類のeショップで買い始めると、プリペイドカードを買うのも平気になって金銭感覚がマヒして・・)


●子どもの個人情報を、子どもになりすまして集める「情報屋」に加えて、子どもに近づくために「不審者」自身が運営している可能性のある「友だち募集サイト」「悩み相談サイト」、さらに、うっかりと見てしまったことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)になる危険がある「動画サイト」には、決して近づいてはいけないことに気づかせたい。


F.いずれスマホを使う時のためにも、自律心(就寝時間、宿題、明日の準備、起床時間、ゲームの時間制限など、自分の生活リズムをくずさないこと)の向上を促す。


無料オンラインゲームをする人は、推定1000万人以上(その3~4倍という統計も←パズル&ドラゴン国内3300万ダウンロード+モンスターストライク国内1800万ダウンロード)。


アイテムを手に入れるため毎月課金している人は、少なくても200万人以上(パズドラやモンストの課金は、iTunes Card,Google playギフトカードなどのプリペイドカードはもちろん、ケータイ電話会社やコンビニでも支払うことができる)。スマホを持つ一部の小学生・中学生や、大部分の高校生・大学生、その保護者には要注意です。


有料アイテム課金、アンケートでは1人あたり1ヶ月平均2161円(月に1万円以上課金している人は、推定10万人以上)。


無料オンラインゲームがヒットすれば、その会社の売り上げは月100億円以上(2014年10~12月期の売り上げ高:ガンホー(パズドラ)約400億円、ミクシー(モンスト)約300億円)。その後、モンストがパズドラを売り上げ?で追い越す。それに対抗してか?、2012年12月の3DSパズドラZに続いて、2015年4月末に、3DSパズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズエディション(パズドラとマリオのコラボ?通称パズマリ)を発売開始(ゲームソフト年間売上20位以内をキープ)。これもスマホ・オンラインゲーム戦略の一環か?(モンストも2015年12月に3DSソフトを発売予定)


無料体験版ダウンロードゲームも、無料オンラインゲームも、たくさん無料配信しておいて、たった1つでいいからヒットして人気(一発打ち上げ花火)が出たら、その会社は必ずもうかる、という仕組みに気づいてほしい(ちなみに、録画予約もできてしまう深夜アニメも、よく似た仕組み)。会社にもうけさせているのは、オンラインゲームにはまっているユーザー自身であることも。


G.小学生「ゲーム機10カ条の憲法」(案)を、指導者と子ども全員で斉読する。


小学生「ゲーム機10ヵ条の心得」(案)=いずれスマホでも


(1)説明書を家の人といっしょに読みなおし、ルールを決める。(自分を危険から守るため=自分が被害者にも、加害者にもならないために)


(2)長時間、使いすぎないように気をつける。(目も、心も、頭も、体も大切にしてほしいから)


(3)これって本当に大丈夫かなと疑うことを忘れないようにする。(子どものふりをして、だまそうとする大人がねらっているかもしれないから)


(4)困ったり心配な時は、すぐ大人(家の人・学校)に相談する。(だまっていたら、心配が大きくなるから)


(5)おかしい、やばい、と思ったら、家の人に画面を見てもらう。(ほっておくと、心配が大きくなるから)


(6)メール・メッセージなどの書きこみに、自分が言われたらイヤなことは書かない。(ネットで書きこみをしたら、二度と消せないから)


(7)ゲーム機でつながった相手に、自分や家族のこと(個人情報)を教えない。(ネットに出た情報・写真は、二度と消せないから)


(8)知らない人とは、ゲーム機からネットでつながって遊ばないし、決して出会わない。(もしも、子どもになりすました不審者ならば危険だから)


(9)家の人にないしょで、ネットショップから、ゲームソフトやアイテムを買わない。(お金の使いすぎが、やめられなくなるから) 


(10)3DSを使う場合、「暗証番号」「秘密の質問」を家の人にも教える。(家で正直に話すことは、自分を守ることになる。忘れたと言って、かくしていると、あぶない時に自分を守れないから)


以上は(案)ですので、この授業を参観された保護者のみなさんには、親子で話し合うための「たたき台」にしていただければ、と思います。


以下のは、時間があれば扱って、時間がなければ、学年だより等で、保護者への啓発に活用してもらう。


3DSのアカウントネットワークIDパスワード)とは、日常生活で例えると


銀行の預金通帳口座番号キャッシュカード暗証番号)みたいに大事だから、


親友にも教えてはいけません。それよりも、小学生は、保護者に3DSの「IDとパスワード」を管理してもらいましょう。子どものうちは「IDとパスワード」を保護者に委ねるほうがよいでしょう。


18才未満の「フィルタリング」義務づけを守り、「保護者による使用制限」は、親子で相談しながら、自分の「ネットリテラシー」を高めるにつれて、徐々に解除していくのが望ましいでしょう。それを話し合える親子でいてほしいと願います(いずれ、スマホを安全に安心して使えるためにも。もちろん、パソコン、タブレット端末、音楽プレーヤーも同じ)。


2014秋までのニンテンドー3DS取扱説明書の、50ページには、子どもを有害なHPから守る「フィルタリングサービスによるアクセス制限」が書いてあり、58ページには、「保護者による使用制限」10項目(Miiverseにも追加され11項目=「ペアレンタルコントロール」とも言う)が書いてある(Newニンテンドー3DSにも書いてあるはず)→どちらも、もう一度、家の人といっしょに読み直しましょう(親子がいっしょに読む時間のある休日が望ましいでしょう)。


ただし、「自動配信」は「保護者による使用制限」ではないので、「設定」→「インターネット設定」→「いつの間に通信」→「ソフトの自動受信」→「停止」にチェックを入れることで、「無料プレゼント」などと称して自動配信されるもの(有料のものがほしくなる仕組み)を防ぐことも、自律心(自分を適切にコントロールする力)を身につけるために大切なので、親子で話し合いましょう。


以上、子どもからインターネットを遠ざけるだけでは、子どもは無防備でモラルもマナーも身につかないまま中高生になり、隙だらけの大人になってしまいます。ですから、子どもにインターネットへの理解を深めてもらい、インターネットと賢くつき合うための、1つの「ネット・リテラシー教育」参観授業(保護者にも子どもと共に歩んでほしい)例の紹介でした。


近頃は、いろいろな会社(ゲーム機の有料ソフトダウンロード、スマホのオンラインゲーム課金、音楽配信、電子書籍、LINE有料スタンプ・コイン等々)のプリペイドカードが、コンビニだけでなく、食品スーパーでも売っています。進学塾のタブレット学習用プリペイドカードもありますし、銘菓店ではタブレットを持った店員さんが応対してくれ、何かとネット予約が流行る時代です。大企業では更衣室から中へはスマホ持ち込み禁止にする工場が増えてきました。通学先や勤務先にあるコンセントからのスマホ充電も問題になりかけています。それでも、子どもたちの日常会話では、ゲーム・ネット関連の話題が飛び交っています。そんな子どもたちの、学年・クラスの実態に合わせて応用しながら、ご活用いただければ、と思います。



by takaboo-54p125 | 2015-08-15 05:02 | 保育・教育

はじめに


ファミレスなど食事のできる店で、もはや珍しくない光景・・料理が来るまでの間も、食事中も、「親も子もスマホでLINEかオンラインゲーム」or「親はスマホで子はゲーム機」・・いずれも親子の会話は「なし」です。これでは、おおよそ家での親子関係の姿も察しがつきます。言わば「家庭崩壊へのイエローカード」状態だと気づいておられません。保護者アンケートで「思いやりのある子になってほしい」が上位に入るのはいいのですが、それを学校に求める保護者が増えています。子どもが「思いやり」を最も実感できる場は、家庭であることを忘れてほしくないのですが(家庭で「人を思いやる心」が身についていない子は、残念ながら学校でも、なかなか身につかない)。


さて、子どもたちが安心して安全な夏休みを過ごせるためのポイントの1つを採り上げてみます(以前の記事のくり返しになりますが「継続は力なり」ですから)。わが家にある「ニンテンドー3DS LL取扱説明書」を読みながら【3DS親子18の約束】の例を考えた2014年冬の案を、2015年1月さらに加筆修正してみた内容に、+αしてみました。一番大事なのは、親子が互いに心を開いて「わが家の約束」を話し合ったり、安心して心配事を相談できることなので、今こそ、そんな親子関係をもう一度築き直せるチャンスだと受けとめ、お子さんと向き合ってほしいと思います。下記の(案)は押しつけるものではなく、あくまでも「きっかけ」ですので、親子で相談・納得・合意できる「わが家独自のルール」をつくってもらえれば、幸いです。


親子で話し合うポイント


まず、「パスワード」と「秘密の質問」を保護者が管理するため、子どもに納得してもらって「パスワード」変更の手続きをして、2014年秋までの旧3DSには「フィルタリング」をかけます(2014年秋以降のニュー3DSには「フィルタリング」がかかった状態で販売されています)。子どもと話し合いながら「保護者による使用制限」11項目のうち制限をかける項目を決めます。旧3DSの取扱い説明書には「年齢制限」「インターネットブラウザーの使用(ホームページを見られる)」「ニンテンドーeショップ等での商品やサービスの購入(プリペイドカードでネットショッピングできる)」「3D画像の表示」「写真や画像・音声・動画・長文テキストの送受信」「他のユーザーとのインターネット通信」「他のユーザーとのすれちがい通信」「フレンドの登録」「DSダウンロードプレイの使用」「配信動画の視聴」の10項目があります。それに加えて「ミーバース(ツイッター形式で書き込み・投稿・閲覧ができる)」も「保護者による使用制限」の対象になります。ただし、「いつの間に通信」は「保護者による使用制限」の対象ではないので、制限するなら「自動配信」をしない設定が必要になります。「設定」→「インターネット設定」→「いつの間に通信」→「ソフトの自動受信」→「停止」にチェックを入れることで、「プレゼント」と称して配信されてくるものを防げます。どれを制限するかは、親子で必ず相談・納得・合意をして決めましょう。


【小学生:3DS「親子18の約束」】(2015年1月修正案)


3DSにはインターネット機能があり、パソコンに近いゲーム機なので、家族(責任共有)の持ち物であることを、いつも忘れない(友だち同士のトラブルも、必ず親に相談する)。


まず、説明書の「保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)」のページを全部、親子で一緒に読み、相談しながら親子の合意(親子がお互いに納得した約束=わが家のルール)の上で使う。そのルールに文句を言う友達って友達なの?


3DSを使っていいのは夕方△時から△時まで(△は親子で相談して決める)。夜ふかしはダメ(ゲーム機は目がさえて眠たくならない=睡眠不足・朝寝坊になる=生活リズムがくずれます=昼夜逆転やゲーム機依存にならないか心配です)。


ゲームソフトは、対象年齢を守る(例:12才以上対象ソフトは×)。取扱説明書に「年齢制限」が表示。12才以上対象(年齢区分B)、15才以上対象(同C)、17才以上対象(同D)、18才以上のみ対象(同Z)は「保護者による制限可能」と表記。


ネットと接続したり、ニンテンドーeショップで購入しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。コンビニで【ニンテンドープリペイドカード】(千円、二千円、三千円、五千円各種)を、親に内緒で、勝手に買わない。子どものうちから、ネットショッピングする習慣をつけさせたくない(無料体験版ソフトも含めてゲームソフトの品数は膨大、数年前のソフトなら数百円で買えるものも豊富、動画を視聴できるゲームも多数、百聞は一見にしかず=びっくりします・・これに手を出すと・・金銭感覚がマヒするのでは・・)。


3D映像の表示をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(大人にも必要ない機能だ!と言う人もいます)。説明書には、6歳以下は使用制限と書いてあるけど?


【Miiverse(ミーバース)】で書き込み・投稿をしたり、フリーメールやニンテンドー画像投稿ツールを利用しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(小学生には危険地帯)。投稿等は、ネットのモラルを学んでから。


他のユーザーとのインターネット通信をしなくても、3DSは十分楽しめる(例えば、4人で集まり同じ対戦ゲームをする時、3DSのワイヤレス通信機能:本体横スイッチ:で遊べるから)。「保護者による使用制限」可能(小学生には必要ない)。他人に、個人情報(ID・パスワードと秘密の質問、家族のこと、自分のこと)を絶対に1つも教えてはいけない→保護者がIDやパスワードを管理してほしい(通帳や暗証番号と同じ扱い)。


他のユーザーとの「すれちがい通信」をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。街(店も)のWi-Fiスポットでは、子どもになりすました大人が、この機能で個人情報を集めて(個人情報を売買して)いるかも・・と、いつも忘れないこと(子どもの個人情報は高値で売買される)。


「フレンド登録」しなくても、3DSは十分楽しめる(仲のよい友だち同士ならよいと言う人もいる)。「DSダウンロードプレイ」とともに「保護者による使用制限」可能。


「いつのまに通信」でダウンロード無料ソフト・体験版ソフトが配信されなくても、3DSは十分楽しめる。「いつのまに通信」は「保護者による使用制限」がないので、「設定」「いつの間に通信」「受信しない」に設定しましょう。「自動」に設定しないことです。3DSの「無料ソフト」に慣れてしまうと、スマホのオンラインゲームの「有料:課金」部分がついてくることも平気になります(スマホで無料ゲームをする人で、アイテムを手に入れるために課金している200万人以上のユーザーが、有料アイテムに1人1ヶ月平均2千円以上支払い、有料アイテムに1ヶ月1万円以上も支払う人は8万人以上とも言われています)。また、「体験版ソフト」とは、子どもが体験したら有料ソフトを買いたくなる「お誘い」ですから。


配信動画の視聴をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(小学生にYouTubeやニコニコ動画は不必要)。不用意に見た子が、PTSDになった深刻な事案あり。


「ネットいじめ」から自分を守るため、まず、自分自身が人の悪口や意地悪なことを、3DSのMiiverse機能による書き込みや、フリーメールなどでも絶対しない。【いつの間に交換日記】サービスは停止。それほど、人を傷つける事案(ネットいじめ:スマホLINEも含む)が後を絶たない現実(書き込み・投稿したら二度と消せない)を知ること。


写真や動画を撮るより、体験そのものを大切にする。「3DSカメラ」「すれちがいMii広場」は使い方を間違うとトラブルに巻き込まれる。写真を送ったり受け取ったりしない。直接【写真交換】ができるサービスは停止。人を写真で傷つけるトラブルが多発している現実(ネットに流出した写真は二度と消せない)を知ること。⑬⑭は大学生の就活でバレますよ。


何時間も3DSを続ける(はまる)依存症にならないように気をつける。親に注意されたら、しっかり受けとめて、時間管理をできるように具体的な取り組みを親子で相談する(=3DSについて親子で話し合えることは、スマホ対策の始まりです)。


3DSなしの生活もできるように、できれば3DSを使わない日もつくり、家族・友だちとの直接のコミュニケーションを、もっと大事にする(人とのつき合い方を実感すると、壁が消えて、うれしくなるよ)。朝・昼・夕・夜の挨拶ができる家庭に。


周りの出来事にも目を向け、人の目を見て会話し、自然を五感で感じ、感動できることをいっぱい探す(きっと必ずあるよ)。幼児から9歳までの間に、五感をたっぷりと使った子は、10歳以降の抽象的思考におけるイメージ力がUPします。


約束を破ったら3DSを親に返す。親子で話し合い、一から親子で共に「学び直し」をする(親のひと言で、子の意欲を↑↓します)。


次の、親子の「学び直し」10項目は、いかがでしょうか。


★18才未満は、保護者の責任の元で使うことを、親子で再確認しましょう。プリペイドカードを親に内緒で使ってませんか?


★18才未満は、フィルタリングが義務づけられていることも、親子で再確認しましょう。スマホもゲーム機と同じですから。


★パスワードは、必ず親が再設定して、子どもには教えないことを、親子で納得・合意できるといいですね。


★「保護者使用制限」11項目を確認して、どれを制限するか、親子でていねいに相談して決めましょう。


★「いつの間に通信」は「保護者使用制限」がないので、「自動」にしないことを、納得・合意できるといいですね。


★相手の立場を想像して、思いやりのあるコミュニケーションを、親子・家族の間で普段からするように心がけましょう。


★身近な人づきあいが苦手にならないように、家事・お手伝いなどを親子で一緒にする日も、つくるように意識しましょう。


★人に対して、平気で失礼なこと(傷つけること)を絶対してはいけない理由を、親が子どもにわかりやすく教えましょう。


★3DSを安全で安心して正しく使えるための、モラルとマナーを親も子も知って、自分を守るためにも身につけましょう。


★学校・友だち・習い事・イヤだったこと・体・不安・心配事など、すぐに、何でも相談し合える、そんな安心感のある親子関係をつくっていきましょう(命令・服従関係からの脱出を)。


「暗証番号の変更」→「保護者による使用制限」の設定手順


お子さんが3DS購入時にID登録した際、子ども自ら「暗証番号」を入力している場合、親が「保護者による使用制限」を設定する手順を説明します。お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「変更する」→「暗証番号」(お子さんが設定した番号)を入力することで「制限項目の選択」「暗証番号の変更」ができるはずです。お子さんが「暗証番号」を忘れていても、お子さんが設定した「秘密の質問」に正答できたら、「保護者による使用制限」はできます。ただ、「暗証番号」か「秘密の質問」を覚えているお子さんが入力すれば「保護者による使用制限」解除もできてしまうので、お子さんが知らない新たな「暗証番号」「秘密の質問」に変更する必要があるわけです。


次に、お子さんが「暗証番号」も「秘密の質問」も忘れていた場合、お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「暗証番号を忘れた方はこちら」で「忘れた」をチェックすると→「お問い合わせ番号8桁~10桁」が画面上に出ます。その番号をメモして、ニンテンドーテクニカルサポートセンターに電話で伝えると→「マスターキー5桁」を教えてもらえます。その「マスターキー5桁」をメモします。先ほどの「お問い合わせ番号8桁~10桁」画面右下の「OK」をチェックして「マスターキー5桁」を入力すれば、「制限項目の変更」も「暗証番号の変更」もできるはずです。しかし、手順に困ったら、ニンテンドーテクニカルサポートセンター(祝日・定休日以外)のオペレーターに電話で教えてもらいながら、3DS を操作して入力していくのが確実です。ただし、問い合わせで電話する人が多く、つながりにくい状態が続くことを覚悟しておきましょう。受付開始の午前10時がつながりやすいかも・・。なお、お子さんが知らない、新たに変更した「暗証番号」「秘密の質問」は、自分が忘れないようにメモしておくことが重要だと、つけ加えておきます。


以上、どれも「身近な人との人間関係(親子関係・友だち関係)を、いびつな形にゆがませない」ことが大事です。


親子で話し合う「たたき台」として


子どもたちが、ゲーム機のインターネット機能について、安全で安心してマナーを守って使えるようになり、ネット・トラブルに巻き込まれないように、正しい理解を深めるため(いずれスマホを使うようになる時の基本線)の「ネット・リテラシー教育」45分のゲスト・ティーチャー授業をした最後に、子どもたちへ、以下の【小学生:ゲーム機10ヵ条の憲法】(案)を提案しました。すでに公開している、上記の【小学生3DS:親子18の約束】(2015年1月修正案)より、ゲーム機特有の専門用語をできるだけ減らした文言にしてありますので、親子で相談・納得・合意ができたら、ご活用ください(納得・合意なしで親が指示・命令すると、ウソをつく子に育っちゃうからです)。


小学生「ゲーム機10ヵ条の心得」(案)=いずれスマホでも


(1)説明書を家の人といっしょに読みなおし、ルールを決める。(自分を危険から守るため=自分が被害者にも、加害者にもならないために)


(2)長時間、使いすぎないように気をつける。(目も、心も、頭も、体も大切にしてほしいから)


(3)これって本当に大丈夫かなと疑うことを忘れないようにする。(子どものふりをして、だまそうとする大人がねらっているかもしれないから)


(4)困ったり心配な時は、すぐ大人(家の人・学校)に相談する。(だまっていたら、心配が大きくなるから)


(5)おかしい、やばい、と思ったら、家の人に画面を見てもらう。(ほっておくと、心配が大きくなるから)


(6)メール・メッセージなどの書きこみに、自分が言われたらイヤなことは書かない。(ネットで書きこみをしたら、二度と消せないから)


(7)ゲーム機でつながった相手に、自分や家族のこと(個人情報)を教えない。(ネットに出た情報・写真は、二度と消せないから)


(8)知らない人とは、ゲーム機からネットでつながって遊ばないし、決して出会わない。(もしも、子どもになりすました不審者ならば危険だから)


(9)家の人にないしょで、ネットショップから、ゲームソフトやアイテムを買わない。(お金の使いすぎが、やめられなくなるから) 


(10)3DSを使う場合、「暗証番号」「秘密の質問」を家の人にも教える。(家で正直に話すことは、自分を守ることになる。忘れたと言って、かくしていると、あぶない時に自分を守れないから)


以上、10項目は「しなやかな人づきあいができるようになる」ことをめざしています。荒削りの(案)ですので、各ご家庭で話し合う「たたき台」にしていただければ、と思います。


まとめ


パッと見には大丈夫そうでも(大丈夫じゃない)、すぐ近くに悪意を持った大人もこっそりと潜んでいて、あまりにも危険すぎる、「交流サイト」「募集サイト」などと呼ばれる「ID掲示板」「IDフレンズ掲示板」「友達募集掲示板」や、ネット上の「体の悩み相談」(偽物です)等には、決して近づいてほしくありません。くどいようですが、やりすぎたら、やめたくてもやめられない「依存症」になっちゃうこと(医療の助けが必要)。これって大丈夫かなと疑うのを忘れないこと困ったら、すぐ大人(親や先生)に相談すること自分や家族・友だちのことは絶対に教えないこと知らない人とネット上で遊ばないし、決して出会わないこと。この5つは、毎学期末(夏休み前・冬休み前・春休み前)には、くり返し指導し続けたい項目です。

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子どもの「ネット・トラブル」を防ぐ【ネット・リテラシー教育】は、親子の絆を結び直す「きっかけづくり」【小学生:ゲーム機10カ条の心得(案)】指導案+スマホLINEのマナー

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/




by takaboo-54p125 | 2015-08-08 05:02 | 保育・教育