小中学生のゲーム機「ニンテンドー3DS」対策を考えよう


【小学生:3DS「親子18の約束」】(2015年1月修正案)は下の方です。


子どもとメディアに関する意識調査の結果から


(日本PTA全国協議会:2012年11~12月調査小5・中2親子対象)毎年実施


メディアが子どもに与える影響(非常に良い+まあ良い)保護者回答


      2011年→2012年(前年比)保護者の支持率の動向


・テレビ  79,3%→48,4%(4割減)支持率5割届かず


・マンガ  58,6%→27,5%(5割減)支持率3割届かず


・パソコン 52,2%→30,3%(4割減)支持率3割


・ゲーム  39,7%→18,2%(5割減)支持率2割届かず


・ケータイ 21,4%→10,7%(5割減)支持率1割


ここ数年間は保護者の支持率に大きな変化はなかったようですが、2012年に激変します。メディアに対する信頼度が4~5割減と、メディアへの不安感・不信感が保護者の間で一気に高まりました。


原因としては、言葉や画像による悪質な中傷メール、無関係な人も巻き込む無責任な匿名コメント・なりすまし書き込み等が、2012年に多発したことが1つ考えられます。もう1つは、テレビの地デジ化に伴い、子どもが深夜アニメを録画予約したり、BS・CS放送で1日中、アニメ放送をするチャンネルを子どもが見続けることができるようになったことなどが考えられます。マンガについては言うまでもありません。さらに、もう1つは、パソコン・ケータイ・ゲーム機等、親世代が着いていけないほどのスピードで、日進月歩していることが考えられます。


私が気になったのはゲーム機です。ゲーム機に対する親の評価が低いのは承知していましたが、2011年までの親の支持率約4割が、2012年末には2割に届かなくなったのは、なぜだろう?と思いました。学生たちにも聞き、わが家に今ある、最も新しいゲーム機ニンテンドー3DS:LLの取扱説明書を、すみからすみまで読んでみて、ようやく理由がわかりました。納得できました。あとで、くわしく述べます。


これら、パソコン・ゲーム機・ケータイ(スマホ)に対する保護者の不安を軽減するには、子どもをインターネットから守る手立て(子どもたちの学習&保護者への啓発)を、小中学校も速やかに、毎年くり返して、実行しなければいけません(防災訓練と同じで、くり返しは力なり)。パソコン対策は、もうとっくに、スマホ対策も、もうすでにしておられることでしょうけど、ぜひ、ゲーム機対策も・・。


ニンテンドー3DSは男子にも女子にも大人気です


ゲーム機が男の子の遊びというのは以前のことで、昨今は、女の子も夢中です。今や、男女を問わず3DSは大人気で、2012年に最も多く売れたソフト「とびだせ どうぶつの森」が、2013年も1位をキープしています。2013年に入って売り出されたソフト「トモダチコレクション 新生活」も、販売ランキング上位に入り、通称「トモコレ」と呼ばれています。子どもたちの間では、これらのソフトを「持ってないと、遊び仲間に入れてもらえない」と言って、おねだりする子もいます。「みんな、持っている」のみんなって、本当は誰と誰なのでしょう(クラス全員はありえません)。


当然ながら、3DS本体にも、女の子が好みそうな機能が、あれこれついています。スマホを持たない(LINEっぽいことをしたい)小4~6女子が飛びつくわけです。必然的に、高学年から中学年へと、それらの機能で遊ぶ年代も低年齢化していると考えたほうがよさそうです。水面下では、おそらく、3DSのインターネット送受信機能を使った、友だち関係のトラブルが心配です。大人の気づかないところでは、誰にも言えず、泣いている子も少なくないと思われます。なんとか手を打たないと・・ニンテンドーも2013年11月、2つだけ手を打ってくれました。


ということで、今回はゲーム機にしぼって、対策を提案します。理由は、「とてつもないニンテンドー3DSのすごさ」の内容を知らない親や教師が多い親も教師もゲーム機3DSの取扱説明書なんか読まない人が大半だからです。かつてのゲーム機と違い、今のゲーム機はインターネット機能を備えていることに気づいてほしいからです。


「フィルタリング・・「保護者による使用制限」(手順は下の方です)


2014年秋までの3DS取扱説明書には、「保護者による使用制限」について、58ページに10項目(年齢制限、インターネットブラウザーの使用、ニンテンドーeショップ等での商品やサービスの購入、3D映像の表示、写真や画像・音声・動画・長文テキストの送受信、他のユーザーとのインターネット通信、他のユーザーとのすれちがい通信、フレンドの登録、DSダウンロードプレイの使用、配信動画の視聴)が書いています。Miiverseにも「保護者による使用制限」が追加されたので11項目になりました。


子どもを有害なHPから守るための「フィルタリングサービスによるアクセス制限」は「青少年インターネット環境整備法」で18歳未満の子がインターネットを使う時には使用を義務付けられました。2014年秋からのNewニンテンドー3DSは、最初から「フィルタリング機能が有効」な状態で販売されています。無効にするには、クレジットカード(JCB、マスターカード、VISA)の手続きがいるようです(子どもが勝手にできない仕組み)。


小学校低学年には、基本的に「保護者による使用制限」と「フィリタリングサービスによるアクセス制限」の両方をしておくことが出発点と言えるでしょう。そして、お子さんの学年が進み、インターネットを正しく学習し理解が深まるのに合わせて、小学校高学年→中学生→高校生というふうに、段階的に親子で相談しながら「保護者による使用制限」「フィルタリング」を徐々に解除していくのが望ましいでしょう。面倒でしょうが、解除をあわてず急がず、親子の相談を重ねていると、大学生になった時が、お子さんのネットリテラシー(情報ネットワークを正しく利用できる能力)を信頼し、全面解除しても大丈夫だと判断できる時期になるのでしょう。だから、18歳未満への「フィルタリング」義務付けが、「青少年インターネット環境整備法」で定められているのだと思います。ただし、操作を知らないことを理由に親が放任して、やりたい放題させていたら、当てはまりませんが・・。


ニンテンドー3DSでメールも、ネットショッピングもできる!?

わが家にある「ニンテンドー3DS LL取扱説明書」を、詳しく読んでみました。私自身、ゲーム機の説明書を読むのって、実は初めてなのです。とにかく専門用語が多いので、気になる点だけピックアップし、学生たちに教えてもらったことと合わせて、子どもへの指導(保護者への啓発)が必要だと感じた部分を紹介します。


【インターネットブラウザー】


タッチペンを使用した簡単な操作で、3DS本体からインターネットに接続でき、ホームページを見る機能。フィルタリングサービスによるアクセス制限も可能。(超危険:要制限)


【フリーメール】


無料で使える、GoogleのGmailメールなどあり。自宅に無線LANの環境があれば、可能。おもちゃ量販店・家電量販店・デパート・ファーストフード店など街中にあるWi-Fiスポットに行けば特別な設定なしで接続でき、フリーメールの送受信が可能。(超危険)


【すれちがい通信】


他の3DS本体を自動的に探して通信し、ゲームのデータを送受信する機能。3DS(ONの状態)を持つ2人がすれ違うと、自動的に送受信。ゲーム内のアイテムを交換したり、簡単なメッセージのやりとりも可能。(街・店のWi-Fiスポットでは危険)


【いつの間に通信】


3DS(ONの状態)のスリープモード時(本体を閉じた状態)に、無線LANアクセスポイントを自動的に探して通信し、いつの間にか、情報、本体更新データ、無料体験版ソフト、映像などをインターネットより受信し、SDカードに保存する機能。【すれちがい通信】と同様、【いつの間に通信】で得た情報は【おしらせリスト】で確認。(設定を「受信しない」にできる↓親子の約束⑪参照)


【3DSカメラ】


本体外側に2つのカメラを搭載しており、ステレオカメラとして立体的な写真を撮影することができ、動画撮影も可能。写真にらくがきしたり、動画の再生速度、音声の音程変更、逆再生も可能。(個人情報)


【3DSサウンド】


音楽を聴いたり音声を録音したりでき、SDカードに保存した音楽を再生することも可能。【すれちがい通信】で「すれちがい相性診断」や「すれちがいヒットチャート」も楽しめる、と表記。(要注意)


【フレンドリスト】


フレンド登録した人のリストです。離れた場所にいるフレンドとインターネットを通じて、通信プレイができます。お互いにONならば、相手がプレイしているソフトを見ることができ、相手が同じソフトをプレイしていれば、合流することも可能。(要制限)


【おしらせリスト】


データ通信できた【すれちがい通信】の情報や【いつの間に通信】で受信されたメッセージを確認できる機能。【すれちがい通信】のお知らせを停止したり、お知らせの配信そのものの停止も可能。(要制限)


【いつの間に交換日記】2013年11月にニンテンドーがサービス停止タッチペンによる手書きの日記ソフト、【いつの間に通信】や【すれちがい通信】で、フレンドとの交換日記が可能、交換した日記にコメントを相手に送れて、SDカードに入っていました。(すでにサービス停止)


【Miiスタジオ】


いろいろな顔のパーツを組み合わせて、自分や友だちの分身として、Miiというキャラクターをつくることができる機能。【3DSカメラ】で撮った写真も利用でき、Miiの登録は、最大で100人まで。(要注意)


【すれちがいMii広場】


【すれちがい通信】などで、多くのMiiを集めたり、自分の【すれちがいMii】を送ったりすることが可能。(要注意)


【顔シューティング】


自分や友だちの顔を撮影し、写真をゲームのキャラクターとして使う遊び。いろんな顔を多く集めると、遊べる内容が増える。(要注意)


【ニンテンドーeショップ】


ソフトの情報・映像を見たり、アイテム・新機能やダウンロードソフトを有料購入できるが、クレジットカードなどの手続きが必要。と安心していたら、いろんな価格帯のニンテンドープリペイドカードがコンビニで売ってあり、子どもが親に内緒でプリペイドカード(1000円~)を買って、ネットショッピングできる(1度や2度で済まない)ことが問題になっていて、これはネット依存&金銭トラブル両面で要注意(要制限)


【Miiverse(ミーバース)】


Miiを使ったTwitter形式の新しいコミュニケーションサービスで、既にWii U、PC、スマートフォンで展開しており、ゲームプレイヤー同士でSNSが可能。3DSでは2013年12月、配信されたアップデートにより、Miiverseの閲覧や書き込み・投稿ができるようになりました。2013年11月「いつの間に交換日記」「写真交換」サービスを停止した翌月から配信って、偶然だったのでしょうか?(超危険:要制限)


【ニンテンドー画像投稿ツール】


ゲームで撮影した画像にコメントやハッシュタグ(♯付きキーワード)をつけ、ツイッターやフェイスブック等へ投稿できる(小学生には不要)。


【「レコチョク」コミュニティ】


音楽配信ソフト。5日間100円か30日間300円で、10ジャンル別に分けて流される曲(好きな曲を選んで聞けない仕組み)を聞ける。Miiverseと連携。気に入った曲の購入も有料(小学生には不要)。


【ニンテンドーネットワークID】(ニンテンドーに教えてもらった話)


ニンテンドーネットワークID(店で買ったソフトをアップデートするためにも必要なID)の登録は無料です。3DS購入時に登録しているはずです。ただ、このIDを削除・消去すると、ダウンロードしたデータも消えるという、やっかいな存在でもあります。ですから、例えば、店で買ったポケモンのソフトに不具合が見つかったお知らせが来た場合、ニンテンドーeショップでの購入、インターネットブラウザーなど10項目全部「保護者による使用制限」をしていても、そのパスワード(子どもに教えないこと)を入力したら、一時的に「保護者による使用制限」が解除され、ポケモンのソフトをアップデートすることは安心してできます。しかし、そのパスワードを、ついうっかり子どもに入力させてしまったら、「保護者による使用制限」の解除を教えているような・・。


以上、ニンテンドー携帯型ゲーム機「3DSの持つ驚くべきインターネット機能」は、もはや、スマホと同じで、限りなくタブレット型パソコンに近いと言えます。もちろん、ソニーの携帯型ゲーム機PS Vitaも、据え置き型ゲーム機のニンテンドーWii U、ソニーのPlayStation 3、PS 4も同様です。また、Wi-Fiスポットは街の商業施設にあるというイメージでしたが、無線ラン環境がある個人住宅:横の歩道もWi-Fiスポットになりえます。例えば、そのお宅が2階窓際(歩道側)に無線ラン・ルーター(親機)を置いておられる場合、壁際の歩道がWi-Fiスポットになり、近所の子どもたちが3DSのインターネット機能を使えることになります。そういう場所に、3DSを持った小学生が集まっているのを、見かけたことはありませんか。


中高生に必要な「スマホの指導」の「ゲーム機バージョン」対策が、小学生にも必要な時代に、もう、とっくに突入しているという事実を、先生方は、どなたもご存じでしたでしょうか。私は、今回、取扱説明書を読むまで、全く気づいていませんでした。まさかの・・・不覚でした。


小学生にどんな指導をすればいいでしょう(保護者への啓発も)


それで、ネット教育アナリストの尾花紀子さんが翻訳された、スマホ《18の約束》を参考にすれば、小学生の3DSやPS Vita、Wii U、PlayStation 3、PS 4のゲーム機にも応用できると思いました。【中学生も高校生も最初のスマホ《親子18の約束》】(尾花紀子さん翻訳)は前回の記事【2013年3月2日で紹介したので、省略します。


このスマホ《親子18の約束》を参考にしつつ、わが家にある「ニンテンドー3DS LL取扱説明書」を読みながら【3DS親子18の約束】の例を考えてみました。修正しましたが、まだまだ荒削りの案ですので、どんどん改良してご活用ください(一番大事なのは、親子が心を開いて「わが家の約束」を相談できることなので、そんな親子関係を築き直せるチャンスだと受けとめ、お子さんと向き合ってください)。


【小学生:3DS「親子18の約束」】(2015年1月修正案)


①3DSにはインターネット機能があり、パソコンに近いゲーム機なので、家族責任共有の持ち物であることを、いつも忘れない。


②まず、説明書の「保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)」のページを全部、親子で一緒に読み、相談しながら親子の合意(親子がお互いに納得した約束わが家のルール)の上で使う。


③3DSを使っていいのは夕方△時から△時まで(△は親子で相談して決める)。夜ふかしはダメ(ゲーム機は目がさえて眠たくならない=睡眠不足・朝寝坊になる=生活リズムがくずれる)


④ゲームソフトは、対象年齢を守る(例:12才以上対象ソフトは×)。取扱説明書に「年齢制限」が表示。12才以上対象(年齢区分B)、15才以上対象(同C)、17才以上対象(同D)、18才以上のみ対象(同Z)は「保護者による制限可能」と表記。


⑤ネットと接続したり、ニンテンドーeショップで購入しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。コンビニで【ニンテンドープリペイドカード】(千円、二千円、三千円、五千円各種)を、親に内緒で、勝手に買わない。子どものうちから、ネットショッピングする習慣をつけさせたくない(無料体験版ソフトも含めてゲームソフトの品数は膨大、数年前のソフトなら数百円で買えるものも豊富、動画を視聴できるゲームも多数、百聞は一見にしかず=びっくりします・・これに手を出すと・・金銭感覚がマヒするのでは・・)。


⑥3D映像の表示をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(大人にも必要ない機能だ!と言う人もいます)。


⑦【Miiverse(ミーバース)】で書き込み・投稿をしたり、フリーメールやニンテンドー画像投稿ツールを利用しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(小学生には危険地帯)


⑧他のユーザーとのインターネット通信をしなくても、3DSは十分楽しめる(例えば、4人で集まり同じ対戦ゲームをする時、3DSのワイヤレス通信機能:本体横スイッチ:で遊べるから)。「保護者による使用制限」可能(小学生には必要ない)。他人に、個人情報(ID・パスワードと秘密の質問、家族のこと、自分のこと)を絶対に1つも教えてはいけない。→保護者がIDとパスワードを管理してほしい。


⑨他のユーザーとの「すれちがい通信」をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。街(店も)のWi-Fiスポットでは、子どもになりすました大人が、この機能で個人情報を集めて(個人情報を売買して)いるかも・・と、いつも忘れないこと。


⑩「フレンド登録」しなくても、3DSは十分楽しめる(仲のよい友だち同士ならよいと言う人もいる)。「DSダウンロードプレイ」とともに「保護者による使用制限」可能。


⑪「いつのまに通信」でダウンロード無料ソフト・体験版ソフトが配信されなくても、3DSは十分楽しめる。「いつのまに通信」は「保護者による使用制限」がないので、「設定」で「いつの間に通信」を「受信しない」に設定しましょう。「自動」に設定しないことです。3DSの「無料ソフト」に慣れてしまうと、スマホのオンラインゲームの「有料:課金」部分がついてくることも平気になります(スマホで無料ゲームをする人で、アイテムを手に入れるために課金している200万人以上のユーザーが、有料アイテムに1人1ヶ月平均2千円以上支払い、有料アイテムに1ヶ月1万円以上も支払う人は8万人以上とも言われています)。また、「体験版ソフト」とは、子どもが体験したら有料ソフトを買いたくなる「お誘い」ですから。


⑫配信動画の視聴をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。(小学生にYouTubeやニコニコ動画は不必要)


⑬「ネットいじめ」から自分を守るため、まず、自分自身が人の悪口や意地悪なことを、3DSのMiiverse機能による書き込みや、フリーメールなどでも絶対しない。【いつの間に交換日記】サービスは停止。それほど、人を傷つける事案(ネットいじめ:スマホLINEも含む)が後を絶たない現実(書き込み・投稿したら二度と消せない)を知ること。


⑭写真や動画を撮るより、体験そのものを大切にする。「3DSカメラ」「すれちがいMii広場」は使い方を間違うとトラブルに巻き込まれる。写真を送ったり受け取ったりしない。直接写真交換】ができるサービスは停止。人を写真で傷つけるトラブルが多発している現実(ネットに流出した写真は二度と消せない)を知ること。⑬⑭は大学生の就活でバレますよ。


⑮何時間も3DSを続ける(はまる)依存症にならないように気をつける。親に注意されたら、しっかり受けとめて、時間管理をできるように具体的な取り組みを親子で相談する(=スマホ対策の始まりです)


⑯3DSなしの生活もできるように、できれば3DSを使わない日もつくり、家族・友だちとの直接のコミュニケーションを、もっと大事にする(人とのつき合い方を実感すると、壁が消えて、うれしくなるよ)


⑰周りの出来事にも目を向け、人の目を見て会話し、自然を五感で感じ、感動できることをいっぱい探す(きっと必ずありますから)


約束を破ったら3DSを親に返す。親子で話し合い、一から親子で共に「学び直し」をする(親のひと言で、子の意欲を↑↓します)


「保護者による使用制限」は、できる限り、親子で相談・納得・合意することが望ましいでしょう(親の押しつけにならないこと、子どもの言いなりにならないこと)。親が意識してほしいのは、約束できた数より、親子の絆・信頼関係を深めるための話し合いだと忘れないことです。


「暗証番号の変更」→「保護者による使用制限」の設定手順


お子さんが3DS購入時にID登録した際、子ども自ら「暗証番号」を入力している場合、親が「保護者による使用制限」を設定する手順を説明します。お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「変更する」→「暗証番号」(お子さんが設定した番号)を入力することで「制限項目の選択」「暗証番号の変更」ができるはずです。お子さんが「暗証番号」を忘れていても、お子さんが設定した「秘密の質問」に正答できたら、「保護者による使用制限」はできます。ただ、「暗証番号」か「秘密の質問」を覚えているお子さんが入力すれば「保護者による使用制限」解除もできてしまうので、お子さんが知らない新たな「暗証番号」「秘密の質問」に変更する必要があるわけです。


次に、お子さんが「暗証番号」も「秘密の質問」も忘れていた場合、お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「暗証番号を忘れた方はこちら」で「忘れた」をチェックすると→「お問い合わせ番号8桁~10桁」が画面上に出ます。その番号をメモして、ニンテンドーテクニカルサポートセンターに電話で伝えると→「マスターキー5桁」を教えてもらえます。その「マスターキー5桁」をメモします。先ほどの「お問い合わせ番号8桁~10桁」画面右下の「OK」をチェックして「マスターキー5桁」を入力すれば、「制限項目の変更」も「暗証番号の変更」もできるはずです。しかし、手順に困ったら、ニンテンドーテクニカルサポートセンター(祝日・定休日以外)のオペレーターに電話で教えてもらいながら、3DS を操作して入力していくのが確実です。ただし、問い合わせで電話する人が多く、つながりにくい状態が続くことを覚悟しておきましょう。受付開始の午前10時がつながりやすいかも・・。なお、お子さんが知らない、新たに変更した「暗証番号」「秘密の質問」は、自分が忘れないようにメモしておくことが重要だと、つけ加えておきます。


まとめ(提案)「後追い指導じゃなく、先手を打つ親子の対話を(積極的な生徒指導を)」


以上をたたき台に、今からできそうなことだけでも、親子で納得できる約束をしてみてはどうでしょうか。スマホ同様、ゲーム機も、自分がされたらイヤなことは、自分も人にしてはいけない・・それこそ自分を守るためなのです。もうすでに買い与えてしまった後でも、気づいた時がスタート・・これが子育て(子どもと共に親も育つ)の基本と言えます。この親子の相談は、いずれスマホの時にも生きてきます。


もはや、ゲーム機とパソコンの境界線はありません。保護者への啓発の実施時期を「そのうちに」と、のん気に構えている「時間的猶予はもう既にない」と思いましょう。子どもたちは、とっくに3DSの通信機能を自在に操って遊んでいるのですから。


子どもたちが、このまま3DSを好き勝手にやりたい放題やっていたら、問題が起こらないはずはありません。後追い生徒指導に追われる前に、先手を打つ生徒指導~⑬⑭⑮⑯⑰~積極的な生徒指導を、学校ぐるみで早急に展開していきましょう(小学校も中学校も)。たたき台の原案は不十分な内容ですが、上記のとおりなんとか準備しました。まだ、子どもへの指導や保護者への啓発の、具体策をとっておられない学校があれば、ご検討くださり、この原案を自由に改良して、家庭との連携&生徒指導に活用していただければ幸いです。3DSのさまざまな通信機能に振り回されないで、自律できる子どもに育ててやってください。


(いじめ防止対策推進法第14条「ネットいじめ防止に必要な啓発活動」にも、ちょうどあてはまるのではないでしょうか)


追加(2013年11月2日)


2013年11月2日の新聞に「ニンテンドーが【いつの間に交換日記】と【写真交換】ができるサービスを停止したと発表・・」と書いてありました。その頃から【保護者による使用制限】のテレビCMを見るようになりました。私の知る範囲でも、この2つの機能を悪用した陰湿なネットいじめが発生していました。この2つのサービス停止の理由を想像しましょう。3DSのインターネット接続機能は要注意(ネット依存・ネットいじめ・ネット犯罪を要警戒)なのです。そういう抜け道情報のキャッチは、子どもたちの方が大人より速い気がします。YouTubeで、プリペイドカードの使用手順を未成年が教えています。子どもたちは、コンビニでニンテンドープリペイドカードを買えて、街のWi-Fiスポット(インターネット無線ラン環境のある個人宅のそばも含む)に行き、3DSでネットに接続すれば、ニンテンドーeショップでほしいソフトやアイテムなどを買えることも、やり方も知っているわけです。小学生向き雑誌の付録DVDに、紹介されている場合もあります。子どもが親に内緒でネットショッピングにのめり込まないで!と、願うばかりです。


加筆・修正3回(2014年7月、2014年12月、2015年3月)


以上、子どもになりすまして個人情報を収集する「情報屋」と呼ばれる大人や、ゲーム関連商品の売り上げを伸ばしたい大人が存在する今の社会です。ターゲットは子どもたち(業者間で取り引きされる子どもの個人情報の価値は大人の数倍)です。本記事を使いたいという連絡を、全国各地の学校からいただきました。ネット依存・ネットいじめ・ネット犯罪などから、子どもたちを守ることを最優先して、本記事を見直し、不十分ではありますが、加筆・修正してみました。各校の実情に合わせて、さらに改良して、自由にご活用ください。


2013年11月にニンテンドーが【いつの間に交換日記】と【写真交換】ができるサービスを停止した代わりかもしれない・・Miiverse(ミーバース)。3DSでは、2013年12月から、配信されたアップデートにより、Miiverse(Twitter形式でSNSができるコミュニケーションサービス)で書き込み・投稿ができるようになりました。3DSユーザー(ゲームプレイヤー)はMiiverseの機能で、文章や手描きイラストやスクリーンショット(画面写真)を使い、感想・自慢・発見を語り合ったり、共感した書き込みに、コメントや「そうだね」をつけて交流することができます(トラブル多い)。たいへん気になるところです。


気になる理由・・そういうパッと見には大丈夫そうでも(大丈夫じゃない)、すぐ近くに悪意を持った大人もこっそりと潜んでいて、あまりにも危険すぎる、「交流サイト」などと呼ばれる「ID掲示板」「IDフレンズ掲示板」「友達募集掲示板」や、心的外傷後ストレス障害PTSDを引き起こすかもしれない「動画サイト」や、「体の悩み相談」←(親身に相談に乗るふりをしながら信用させてから、露出度の大きい写真を送るよう指示する極めて悪質なサイト=不審者)等には、決して近づいてほしくないからです。


くどいようですが、やりすぎたら、やめたくてもやめられない依存症になっちゃうこと。これって大丈夫かなと疑うのを忘れないこと。困ったら、すぐ大人(親や先生)に相談すること。自分や家族のことは絶対に教えないこと。知らない人とネット上で遊ばないし、決して出会わないこと。この5つは、くり返し指導したい項目です。


以下のページ(後半部分)に、スマホの「アカウント」保護のことや、多種多様に増えた「プリペイドカード」(各社ゲーム機用はもちろん、スマホ・オンラインゲーム用、LINE用、音楽配信用、iPod・iPhone・iPad用、電子書籍用など)のことや、スマホ対策の「疑似体験アプリ」のことや、最新版「スマホ18の約束」のことや、3DS等からネットに接続できる街の「Wi-Fiスポット」対策のことなどを、まとめてのせてみました。

子どもの「ネット・トラブル」を防ぐ【ネット・リテラシー教育】は、親子の絆を結び直す「きっかけづくり」【小学生:ゲーム機10カ条の憲法(案)】指導案
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/

関連ページ
子どもの「ネット被害(加害)」を防ぐ【小学生:親子の「学び直し」10項目&ゲーム機10カ条の憲法(案)】【中高生:スマホLINEのマナー10項目&TwitterとLINEは別物】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898596/

最後になりましたが、今回、Eメールで加筆・修正のきっかけを与えてくださった、九州地方◎◎県の小学校のI先生、ありがとうございます。




by takaboo-54p125 | 2013-07-27 05:18 | 育児・子育て