<   2012年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

【やいっ、ぶっコロシテやる】
:言葉がきたなくて。「やいっ、ぶっコロシテやる」と、その意味もわからず言っているのはわかりますが、(中略)くり返します。どうしたらよいでしょうか。 (年長・女児の母より)


:『ユーモアが育つチャンス
4~5才、きたない言葉を使いたがる時期があります。その多くは一過性のものでしばらくすると忘れたようにおさまっていきます。この時期、威勢のよい言葉を使うのは、「情緒の健全な発達のあらわれ」というぐらいに受けとめてもいいと思います。どの子も、個人差はあっても、そういう時期を経て成長していくからです。


お母さんの言われるように、子どもは意味もわからず、ただその言葉の威勢のよさおもしろさを感じ、それを表現することで自己の存在感を感じているのでしょう。ですから、きたない言葉を使ったからと言って、やたら深刻に受けとめ、
そんなきたない言葉を使ってはいけません
と,高圧的に押さえ込んだりする必要はありません。そういう言葉づかいをしたら、
自分の妹によくも『ヤイッ、バカッ』って言ったな。よーし、それならお母さんも言ってやるぞ。ヤイッ、○子、バカッ』」
お母さんも調子を合わせて、じょうだんっぽく、ユーモアをまじえて、そのきたない言葉で言い返してあげるぐらいのこともあっていいと思います。すると今度は子どももお母さんの調子に合わせて、
「○子のことをバカッて言ったね。お母さんの大バカッ
子どもなりのユーモアをふくんだ感じで返ってくるようになれば楽しいです。
これは、言葉を通して「じゃれあう遊び」です。
人間、時にはわざとこんな遊びをすることも大切です。そういうきたない言葉、語勢の強い言葉遊びを通して、幼児の情緒、感情のエネルギーが発散し、心が安定していきます。また、そのやりとりの中に流れるユーモアの心も育っていきます。


そんな遊びの後で、再びお母さんが、われにもどって、
さあ、もうきたない言葉遊び、おしまいにしようね。優しい言葉にしようね
と言うと、満足した子どもは、意外と素直に、
うん
と答え、妹に対してのきたない言葉づかいも、だんだんおさまっていくことでしょう。

関連ページ
「パパママ育児④」Q&A:すねたり泣いたり怒ったり(感情を爆発)する子に【共感カメラ目線】で相手をするコツ
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898103/


by takaboo-54p125 | 2012-03-31 05:15 | 育児・子育て

子どものやる気を育てる先生の言葉とは


当番活動、係活動、給食当番、掃除など、各クラスがぼちぼち動き始めました。うまくいかないことも当然あります。となりの教室がてきぱきやっていると、自分のクラスも早く軌道に乗せたいと思うのが人情です。でも、あせりは禁物です。今は、結果を出す時期ではありません。畑仕事に例えれば、今は、水をまく時期だと、自分に言い聞かせましょう。水とは、担任が発信する『そのひと言』です。


働くことをいとわない子に、働くことが好きな子に


「だめやなぁ」「できてへんやん」「なにしてんの」「ほんまにやったんか」「こんなこともやれへんのか」「さっき言ったやろ」「どこ聞いてたんや」「去年、なにやってたんや」などの、否定的な言葉は禁句です。子どもの意欲を消し去る、これらの言葉は、やっぱり言わないのが原則だと思います。
「ちょっと力をかして」→「ありがとうな」
「ちょっと助けて」→「ようやってくれたなあ」
「ちょっと手伝って」→「うれしいわぁ」
「がんばってみぃ」→「すごいやん」
「工夫してみぃ」→「さすが○年生やな」「かしこいなぁ」
など、結果・出来映えを求めず(できて当たり前と思わず)、その仕事を通して、その子の心(やる気)を育てる言葉がけを日々したいですね。花の水やりが毎日欠かせないのと同じで、「スモールステップを子どもに与えて、取り組ませて、ほめる」のも、毎日続けることに意味があります。『心の水やり』と言ったらいいでしょうか。


「ごめんね」と言えるのが、ほんまもんの先生


先生だって人間ですから、失敗もします。時間に遅れることもあります。失言もします。言い過ぎたり、つい、決めつけてしまうこともあります。それは、たいてい忙しい時や、焦っている時や、疲れている時です。まず、そのことに、自分でハッと気づける先生でありたいものです。 そして、子どもに
「先生がわるかった。ごめんな」
「先生、言い過ぎた。すまない」
と、あやまれる先生でありたいと思います。先生が自分の失敗・失言を率直にわびることで、子どもたちはあやまることの大切さを学びます。先生への信頼感も深まります。先生があやまることのお手本を見せることで、素直にゴメンが言える子を育てていくのです。


家庭訪問は保護者の信頼を得る土台づくり


家庭訪問には、二つあります。一つは、年間行事としての家庭訪問です。1週間ほどの間に1軒あたり約10分です。もう一つは、子どもがよくない行いをして、保護者に伝える必要が生じた時の家庭訪問です。最低30分は必要です。これを訪宅とも言います。
どちらの場合も、もしお茶を(学校からはお断りの文書が出ていても)出されたら、腰を上げる(帰らしてもらう)直前に、「いただきます」ってグイッと飲み干して
「ごちそうさまでした。それでは失礼します。」とタイミングよく、さわやかに辞去するのがベターでしょう。これだって、保護者の信頼を得る土台づくりなんですよ。


全校・園一斉の家庭訪問で保護者のグチが聞けたらOK
たった10分間しかありません。あいさつをしたら、
「○○君、メッチャやんちゃやけど、この子、大好きですねん」
「○○さん、おとなしい控えめな子ですけど、この子、大好きですねん」
という切り出し方は、いかがでしょうか。つまり、いきなり家庭での状況調査みたいに機械的な質問されたら、どの保護者も硬くなり、身構えてしまうということです。
短時間ですので、チラッとでも保護者のグチが聞けたら大成功でしょう。グチをこぼせるっていうことは、保護者とうまくつながりを持てるための出発点だと思います。
また、保護者が不安を口にされたら、さらりとかわすのではなく、しっかりと受けとめる姿勢こそ、保護者が担任に心を開いてくださる第一歩になるでしょう。もちろん、その子の学校でのステキな姿(どんなささやかなことも)は、ぜひとも伝えてあげてください。


よくないことを親に伝える時は必ず足を運びます


「足を運ぶ時間を惜しんだら、その後の労力は2倍・3倍いるぞ」
「足を運べば、誠意が伝わる。電話で済ませば、誤解が伝わる」
先輩によく言われました。電話で済ませる保育士・教師が増えてきたのが気になります。
まず、ふだんから、その子の光る姿を見つけた日は、電話したり、連絡帳に書いたり、退勤途中に訪宅したりして、保護者に伝えて共に喜びを分かち合います。                                
「必ずほめたってください」と念を押して。そして、その子がよくないことをして、親に伝える必要が生じました。微妙な内容なのに電話は、お互いの顔が見えないから×です。連絡帳は、一方通行の文章がいつまでも残るから×です。足を運び、訪宅して、ひざをつき合わせてしゃべることで、親と先生が、その子について同じ悩み・課題を共有できる立場に、初めて立てるのではないでしょうか。

関連記事
子どもと向き合う5月の教室「ぼくを後回しにしない先生」
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898357/


by takaboo-54p125 | 2012-03-30 05:05 | 保育・教育

【あの子、だいっきらい】
:「わたし、○○ちゃんキライ。だってイジワルするもん」とお友だちのことを、誰がスキ、誰がキライ、とハッキリ言います。そして、キライの理由は、たいてい「イジワルする」です。(子どもの言うことだから、本当のイジワルかどうかわかりません。ケンカして負けた=イジワルということもあると思いますが)親としては、誰とでも仲よくできて、たくさんお友だちをつくってほしいと思うし、あんまりハッキリ名前を出してキライと言われるとドキッとして、「そんなこと言っちゃだめよ」ぐらいしか返答できないのですが・・。 (年少・女児の母より)


:入園してしばらくの間は、集団の中にいても並行遊び(周りに友だちがいても、人間関係を持たないで、1人遊びをしている状況)が中心です。でも、集団になれてくると、だんだん友だちを意識し始めます。その意識の仕方は、自分にとって好きな相手なのか、キライな相手なのか、というレベルで認識しています。それが、この子は、はっきりしています。はっきりしているから、お母さんは、ドキッとなさったのでしょう。


しかし、「はっきりしている」ということは、わるいことではありません。はっきり友だちを受けとめているということで、よいことだと思います。
「みんな仲よし、みんな友だち」という親の言葉は大人の言葉、3才の子どもには、よく理解できません。
ふーん、どうしてイジワルするのかな?そうだ、きっといっしょに遊びたくて、それで、イジワルみたいにしてるのかも知れないね
ふーん、キライなの。キライになるのって、いやだよね。今日はキライだったけど、明日はきっと、ちょっとだけキライじゃなくなるかも知れないね
などと言ってあげます。親がそういう返し方をしていると、そのうち、
あの子はイジワルするけど、こうしてあげたら、やさしくなるよ
あの子がイジワルするのは、こういうわけだからだよ
と、きちんと友だちをとらえていく子に、そして、その子なりに、よりよい人間関係のあり方を、
身につける子になっていくことでしょう。

関連ページ
「パパママ育児④」Q&A:すねたり泣いたり怒ったり(感情を爆発)する子に【共感カメラ目線】で相手をするコツ
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898103/


by takaboo-54p125 | 2012-03-25 05:51 | 育児・子育て

子どもが自分の先生だと実感できる瞬間


担任がただ黒板の前で語っているだけでは、「ぼく(わたし)の先生の話やで聞くぞ」と子どもたちが耳を傾けて聞こうとする関係には、なかなかたどりつけません。子どもらは聞いているふりをしているだけ(下手をしたらざわついているだけ)です。                                                               
つまり、一度も一緒に遊んでくれたことがない先生って、子どもら(とりわけ小学校の下学年)には、ただの口うるさいおじさん、おばさんにしか映らない傾向は年々強くなっています。 子ども一人ひとりと、つながりのパイプ(信頼関係の土台)をつくれるかどうかは最初が肝心です。超忙しい4月の約3週間こそ、短時間でもふれ合える時間をつくりましょう。保育士の先生は、子どもと遊ぶのが教師より上手なので、感心します。


忙しいけど、子どもたちといっしょに遊ぼう


子どもらの中に飛び込んで、子どもらといっしょに遊ぶことを、ぜひともしてみましょう。自分の忙しさや疲れと相談しながら、自分の体力相応でよいと思います。5分でも、10分でも、とにかくいっしょに遊んでくれはる保育士・教師は、子どもたちには、あっという間にステキな先生・ぼくら(わたしら)の先生になってしまうから不思議です。時間が惜しいと思わず、ちょこっとやってみてください。そんな担任の話には、子どもたちは徐々に耳を傾けるようになります。


忙しいけど、子どもたちと共に掃除をしよう


掃除の時間は遊び以上に、子どもと先生が何かをしながら言葉を交わし合えるという点で、より自然な雰囲気でコミュニケーションができる場です。
「A君、ここ、ほうきではいて」→「ありがとうな」
「Bさん、ここ、ぞうきんでふいて」→「上手やなぁ」
こうして担任もほうきではきながら、子どもらと共に机も運び、ぞうきんがけも指示します。そして、その都度、「ありがとうな」「上手やなぁ」「助かったわぁ」「うれしいな」「すごいなぁ」などを連発するのです。そうすると、はりきって掃除をする子、いっしょうけんめいする子がだんだんふえていきます。さぼりがちな子には、
「C君、この机いっしょに運んで」→「助かったわぁ」
と、わざと指名して、いっしょにやって、ほめます。掃除の時間は、こういうスモールステップ(ちょっとがんばればできること)の指示を出しまくりましょう。そして、必ずほめるのです。掃除の時間を、ほめるための時間にするか、しかるための時間にするかの、分かれ道は、先生が子どもと共に掃除をするか、しないか、なのです。

関連記事
子どもと向き合う4月の教室「子どもの意欲を育引き出す先生の言葉」
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898354/


by takaboo-54p125 | 2012-03-24 05:44 | 保育・教育

8年ほど前の取り組みのレポートですが‥


PTA同好会「子どもの幸せを考える会」とは
・本校のPTA組織の中に位置づけられている。
・今年度の年間予算は6万円である。
・本会の主旨は、子育てで困っていることがある方や、保護者の方どうしで子育てのさまざまな経験を教えてほしい方や、聞いてほしいことがある方などが集まって、日頃の子育ての悩みを交流しあったり、しゃべれる保護者どうしの輪を広げていくことにある。
・子育て支援の一環として、堅苦しくない雰囲気で、元気の出る会でありたい。
(PTAの各部ではないので、ゆるやかな会と言える)
・本校のPTA会員ならば、誰でも自由に参加できる。
(決まったメンバーで集まる会ではない)
・今年度は6月と8月に計2回開催した。
・世話役として教師(PTA運営委員)1名を充てている。
(保護者の世話役は残念ながらいない)


2.PTA同好会「子どもの幸せを考える会」の歴史と今
・かつて土曜日も毎週課業日だった頃に、数名の女の先生たちが保護者との連携を深めるために保護者に呼びかけて始まり、やがて、PTA同好会として認められ、今日まで続いている。
・当時は、月1回土曜日の午後に会議室などで開催し、参加者も多く、たいへん盛り上がったようである。保護者の中にも複数の世話役がいたことが、保護者同士の連携という意味で大きな役割を果たしていたと考えられる。
・第2・第4土曜日が休業日の時代になると、本会を立ち上げた教師たちが徐々に転勤していかれ、学校週5日制になると、土曜日に学校で気軽に開催するということが難しくなってきた。
・昨年度は、8月3日(土)の1回だけしか開催できなかった。しかし、PTAで予算をつけてもらい、一昨年度のPTA子育て講座の講師の先生を招くことができた。参加者全員を対象に、子育て座談会と子育てミニ講座を行い、その後、あらかじめ希望されていた保護者への子育て相談(個別)の時間をとることができた。
・今年度は、PTAの厳しい緊縮予算の中で、本会の意義を認めてもらって増額していただき、6月28日(土)と8月2日(土)の2回開催することができた。内容も講師(外部)も、あえて昨年同様で行った。継続的な子育て支援、継続的な子育て相談を優先した。


3.ここ2年間の取り組み(歴史は長いのですが)
 ・H14(2002).7.12 開催案内文配布
 ・H14(2002).8.3 子どもの幸せを考える会開催(参加者18名)
 ・H14(2002).9.3 ニュース1発行
 ・H14(2002).9.18  ニュース2発行
 ・H14(2002).10.1 ニュース3発行
 ・H15(2003).5.28 第1回開催案内文配布
 ・H15(2003).6.28 第1回子どもの幸せを考える会開催(参加者13名)
 ・H15(2003).7.7 第2回開催案内文配布、ニュース1発行
 ・H15(2003).8.2 第2回子どもの幸せを考える会開催(参加者20名)
 ・H15(2003).9.9 ニュース2発行


4.取り組みの成果
・本校PTAの中に位置づけられているので、全保護者に認知されており、人数は多く
はないが本会を楽しみにしておられたり、本会を頼りにして下さる保護者もいる。  
・昨年度2学期に、保護者の有志で講師(外部)の先生を囲む会が立ち上がった。人数は多くはないが、保護者同士の小さな輪ができたことの意味は大きいと考える。
・本校における継続的な子育て支援、継続的な子育て相談の一翼を担っている。
・誰でも気軽に参加できるという点で、「ちょっとのぞいてみた」「この頃、わが子のことがちょっと気になる」「敷居の高い所には相談しにくい」「相談する人がいない」といった、保護者のニーズにマッチしている。
・個別の子育て相談へ発展させることができる。
・子育て支援ニュース的な会報を、年3回発行することができ、保護者からの問い合わせも、10件以上あった。


5.今後の課題
・参加者は今回の20名程度が座談会としては適当であるが、今後、参加者が減っていけば存続の危機であるし、増えていけば会の持ち方も変更しなければならない。
・分散会だと、司会進行役も複数いるわけで、事前の打ち合わせ等が必要になってくる。
・かつてのような保護者の世話役が、現在はいないので、横の連携を広げにくいので、講師を招いて開催すること以外に、保護者同士だけで集うことができにくい。本来なら、かつての月1回開催を実現したいが、なかなか難しい。
・PTAの予算が、今後さらに縮小していくなら、予算をつけてもらうのも困難になってくるかもしれない。そうなると、講師を招くという形での開催は難しくなる。
・今後は、子育て座談会だけでなく、子育ての具体的な場面を想定してのロールプレイなど、スキル学習的な内容を取り入れることも必要な時代になるのではないか。
(もうそんな時代に突入しているかも)
・1000人近い大規模校なので、校区内の3公民館単位ぐらいでの開催が望ましいが、学校の分離があれば、その課題は少し解消されるであろう。


(2011年度も学校の枠を越えて、東近江市では継続中と聞きます・・敬服です)


by takaboo-54p125 | 2012-03-23 04:44 | 育児・子育て

4月、新しいクラスになってすぐ、教室で「となりの人と、にらめっこをしてみましょう」と言っても、サッとできる子は多くはありません。(そんなことをさせる先生もいません)。たまたま去年も同じクラスだった子同士なら、なんとかできます。(試さないでください)。でも、初対面では、「にらめっこ」のヘンな顔はできないものです。どうも「にらめっこ」という遊びには、お互いの気心が知れた関係の子ども同士が、


「この子を笑かしてやるぞ」「この子と笑い合いたいな」 


という気持ちにならないと、楽しくできないところがあるようです。ですから、3月なら、たいていのクラスでできると思います。それだけ、子どもたちの人間関係がつくれてきたしるしです。つまり、「にらめっこ」はクラスの子らの人間関係と比例して、楽しくなる遊びだと言えます。そして、「にらめっこ」をする2人の親密度で、大笑いできるかどうかが決まるとも言えるでしょう。


「くすぐりっこ」も同じです。そもそも知らない人にくすぐられて、うれしいと思う人はいません。女性なら、イヤどころか大問題になります。と言うことは、くすぐられるということは、本来的に不愉快なことかも知れません。ところが、親子とか、きょうだいとか、親友同士なら、「くすぐりっこ」が楽しくなります。どうやら、よい人間関係には不愉快なことも楽しい気分に変える不思議な力があるようです。親子で「くすぐりっこ」ができるということは、よい親子関係が築けているということです。


親子で「くすぐりっこ」をするのが、ぎこちなかったら、どうすればいいでしょうか?大笑いできるまで、毎晩、寝る前に布団の上で、親子で「くすぐりっこ」を続けてみましょう。親子の「くすぐりっこ」を好きな子になってほしいからです。


0才児か1才児あたりで、親がアレッ?と思うことですが、「抱っこ」をイヤがる子には、毎日「抱っこ」をしながら笑顔でしゃべりかけましょう。これは、親も、体力がいります。親に「抱っこ」をしてもらうのが、好きな子になってほしいからです。「目と目を合わせる」のが苦手な子には、毎日「目と目を合わせて」笑顔で語りかけましょう。これは、親も、根気がいります。「目と目を合わせる」のが、イヤじゃないよ、という子になってほしいからです。


そして、「押し合いっこ」も同様に続けてみましょう。「押し合いっこ」を喜ぶようになることで、自分の気持ちも言葉で表現できる子になってほしいからです。


このことは、このブログの中の、下記のページにのせてあります。


「パパ・ママ育児①」今すぐ始められる【子育てのポイント1~10】

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898597/


親子でやってみようと思われるパパさん・ママさんは、ご覧ください。


なんで?どうして?と思われる方は、このブログのページ


「愛着形成」①親子ではぐくむ絆づくり【ママを受け入れられる子になる愛着の感性の育て方】

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898093/


を読まれることを、おすすめします。
            


by takaboo-54p125 | 2012-03-18 05:24 | 育児・子育て

今、卒園・卒業シーズンです。今年は、わが子と、甥っ子たちとで、総勢4人が卒園・卒業します。


そんな卒園式・卒業式に、ハプニングはつきものです。私の勤務した3校や、わが子たちの卒園・卒業した7校園の計10校園でも、他校園(保幼小中高養)の聞いた話でも、いろいろなハプニングがありました。結論から言えば、日頃の教職員のチームワークが問われます。


△ワイヤレス・マイクが本番途中でダメになりました。単純に電池切れです。予備のマイクで対応しましたが、前日に電池交換しておくべきでしょう。


△雪と低温のため、体育館入り口付近のコンクリート(床面)が凍っていました。角スコップで削れるだけ削って、子どもたち・保護者・来賓が滑って転ばないように、「みざら」を運んで置きました。いつもより早く出勤して点検するしかないでしょう。凍結していたら、塩化カルシウム(公立なら市町村役場でもらえるはず)を使う方法(素手で触らない)もあります(大学入試センター試験会場でも使われます)が、管理職と要相談でしょう。


△前日のリハーサルではあった、卒業生のイスが1つ足りませんでした。すぐにイスを持って走りました。前日の夕方、壁面の飾りの修正のため、そのイスを使った教職員が、元どおりにしておかなかったからです。当日の朝、数を最終点検するか、最初から、予備として1脚増やして並べておけばいいでしょう。


△計算どおりに並べたはずの保護者のイスが大量に足りない事態が起こったこともありました。あわてて、予備のイスを運びました。理由は、1人の卒業生に保護者が2人来られたからでした。体育館のスペースと、イスの数に応じた対策が必要でしょう。


△大規模校での卒業証書授与、最初の1人目の時、来賓が拍手したのにつられて、保護者や在校生まで拍手してしまいました。呼名をしていた担任がアドリブで、
「心のこもった拍手をありがとうございます。これから次々と卒業生の名前を呼びます。卒業生の返事『はい』が拍手で聞こえなくなりますので、心の中で拍手してください。そして、最後の卒業生の時に、175名への大きな拍手をお願いします。呼名を続けます」
と、御礼とお願いを述べて、厳粛な卒業証書授与を続けることができました。呼名をしている教職員の、とっさの落ち着いた対応が大事です。


△担任が呼名する時や、校長・園長が手渡す時に、名前を読み間違えることも、たまにあります。担任の場合は、思いに浸ってしまうからで、校長の場合は、その子の名前を覚えていないからでしょう。担任は、思いに浸らず呼名だけに徹し、校長は、読み仮名の短冊をはさんでおくのがいいでしょう。式の後、卒業生と保護者に心からお詫びするのも当然でしょう。担任の呼名は、姓と名の間を一瞬あけて読むのが、それを聴く卒業生が「はい」と返事しやすいし、保護者にも印象深い呼名となるでしょう


△卒業証書を2枚重ねて渡してしまい、次の卒業生の呼名と、卒業証書の名前が合わず、あわててしまうこともあります。予備の卒業証書を用意しておき、「おめでとう」と言って手渡す時に、「さっきの子に2枚渡してしまった。ごめんな」と小声で言うしかないでしょう。会場のみんなには、励ましの声をかけているように見えるでしょう。


△かんじんの卒業証書を校長室に置き忘れたことに誰も気づかず、式が始まってしまうことも、ないとは限りません。その場合は、マイクを握っている人の「とっさの気転」による場つなぎ(卒業証書が届くまでの間)のアドリブが、会場をざわつかせるかどうかの鍵を握ると言えるでしょう。


△卒業生が貧血で倒れたり、呼びかけのセリフを緊張で言えなくなってしまうこともありましたが、周囲の卒業生が、とっさに支えてくれました。これには、ちょっと感動です。


もちろん、卒園式・卒業式で、絶対にミスってはいけない鉄則もあります。それは、卒園生・卒業生・保護者・在校生・来賓に不愉快な思いをさせてはならない、ということです。


●保護者受付で渡す紙(式次第・卒業生名・校歌・式歌)の卒業生の氏名、絶対に誤字があってはなりません。誤字の上にシールを貼って、一文字訂正するなんて、論外です。そんなことをする時間があるなら、印刷し直したら済むことです。卒業生氏名に誤字があるということは、担当者任せにして、複数の者がチェックしていない証拠です。名前の誤字チェックを、担当・担任・学年主任・教務主任・管理職が回覧している学校・園は、日常的に組織的な動きができていると言えるでしょう。                                                                  


●学校・園を普段から支えてくださっているのが、来賓のみなさんです。学校・園が招待しておいて、来賓受付での名簿もれは、絶対にあってはならない失礼極まりないことです。担当者1人のミスが、学校・園全体に対する地域の信頼を失ってしまうことになりますから、最低でも3人が目を通すチェック体制が必要不可欠でしょう。


●学校長・園長式辞ですが、これは校長・園長自らが、教頭などに、一度目を通してくれないか、と声をかけるべきです。校長たる者、代読という万一のことまで考えておく立場だと自覚してほしいし、内容に偏りがないか、教頭・教務に読ませる度量がほしいものです。卒業式の式辞とは、あくまでも卒業生全員に等しく、心から祝福と励ましを述べるものです。個人の活躍を讃えるのなら、始業式・終業式などで紹介し、全校みんなで拍手してあげたらいいでしょう。


●卒業文集には、卒業生1人ひとりのページがあります。ですから、その子が書きたいことを書けばいいのですが、卒業文集とは、全卒業生はもちろん、保護者も読みます。そして、気になる内容が書いてあれば、親同士・近所同士のうわさ話のネタになってしまいます。そんなことにならぬよう、担任にも大事な役割があります。それは、文集に書いたことで


「△△君は、こんなことを書いてやる」と、大人たちが広めるうわさ話の主人公に、卒業生全員がならないよう、守ってあげることです。具体的には、各自の書いた文章に目を通し、誤字脱字を直してあげること、読んだ大人の誤解を招いて本人の評判が落ちる内容があれば、そのことを本人に教えてやり、気づかせ、本人が納得して書き直すようにさせてあげること、この2つです。担任は、これを放棄してはなりません。卒業生自身の名誉が傷つく文章を、見過ごして印刷してはなりません。卒業生1人ひとりのページに真正面から向き合うか、背を向けて逃げるか、そこで教師としての資格が問われていると言ってもいいでしょう。(普段からの姿勢で決まるでしょうけど)


●他府県の高校の卒業式で、式歌を歌う時に管理職がしていた「せこい」ことについて、作家の赤川次郎さんが新聞に投書されていたので驚きました。


「教師の口元チェックをしながら、姿勢正しく心をこめて、歌えたはずがない・・生徒のためでのものであるはずの卒業式で、管理職が教師の口元を監視する。何と醜悪な光景だろう・・」と、一石を投じておられました。この赤川次郎さんの投書を読んで、卒業生のために模範となる姿勢で朗々と歌うお手本を、堂々たる態度で示すのが、本来、管理職のあるべき姿ではないかと、私も改めて思いました。


これらの過去の教訓は、入学式・入園式でも同様です。


入学生・入園生一覧を大きな模造紙に書いて、受付に貼り出すなら、名前の誤字は御法度です。残念ながら、私がかつて勤務した学校で1回だけありました。保護者は当然抗議されました。管理職・教務・学年主任・担任、総出で平謝りです。私たち職員全員が申し訳ない気持ちでいっぱいになった苦い教訓です。みなさん、どうか同じ轍を踏まないようにお願いします。(必ず複数の目でチェックを)

関連記事

卒業式・卒園式で、気持ちのとどく「礼」を、どの子もできるコツ

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898240/



by takaboo-54p125 | 2012-03-17 10:00 | 保育・教育

【すぐスネ夫くん・スネ子ちゃん】
:自分の思い通りにならないと、すぐすねたり、八つ当たりをすることがあり、あげくの果ては、
「バカ」「マヌケ」などと言って困らせています。こんな時どうしたらいいでしょう。(年少・男児の母より)


:3才から4才にかけて多少の個人差はあっても、どの子にもある傾向です。この頃は、
自立心や意志・意欲の心が育っていく時期です。自分の思い通りにならない時は、その相手がおもちゃであれば、おもちゃに怒ったり、自分の欲求がかなえられないと、すねたり、反発したり、へんなところに八つ当たりをしたりするわけです。そうすることで、幼児は、心のバランスをはかっているのです。


ですから、言うだけ言わせ、発散させ、心が落ち着いたところで、
よしよし、お母さんのところにおいで
と言って、ひざに抱きます。そして、例えば、明日もらえるお菓子が今日もらえるとかんちがいして、すねてしまったら、
お母さんが、さっき言ったように、ガマンしてくれたから、えらかったね。明日になったら買ってあげるから、明日までガマンしようね
と、やさしく、言ってあげます。また、反発するのが2日続いた場合、
きのうは、バカバカ・・・・って、6回も言ったのに、今日は3回しか言わなかった。えらかったね。」
と、ほめてあげます。その後、どうして思い通りにならなかったのかを、言いさとしてあげます。子どもの売り言葉に、お母さんの買い言葉は、絶対禁物です。


エネルギーを充分発散させた後、ふれあい、なぐさめ、心にひびくように、やさしく言いさとしてあげること、その積み重ね(くり返しくり返し)の中でこそ、健全な(すこやかな)情緒(心の安定感)が育っていくことでしょう。


子どものつぶやきで、SOSを出しているサインは、次のひと言です。


「どうせ、ぼくなんか・・・」「どうせ、私なんか・・・」

関連ページ
「パパママ育児④」Q&A:すねたり泣いたり怒ったり(感情を爆発)する子に【共感カメラ目線】で相手をするコツ
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898103/


by takaboo-54p125 | 2012-03-16 05:08 | 育児・子育て

「おはよう」を子どもたちの心に届けよう


ガラガラッと教室のドアを開けて、クラス担任が元気いっぱい「おはよう」と言う時は、教室中に新鮮な風が吹き抜ける瞬間です。すぐに「おはよう」と返してくれる子、つぶやくようにモゴモゴって言う子、黙っている子、反応はさまざまです。しかし、全員の心に届かせようとクラス担任が意識した「おはよう」は、きっとどの子の心にも響いているはずです。毎日、ステキな朝の出会いを意識しましょう。


そして、教壇の前に立って、朝のあいさつをする時は、まず一番後ろの両隅の子どもたちを見てから、一番前の両隅の子どもたちまで見ます。つまり、教室の子どもたち全員をサッと見渡してから、あいさつしましょう。お話をする時も同様に、教室という空間にいる全員の子どもを見渡してから、しゃべることで、教師の声の届き具合(どの子にもという意味)が違ってきます。子どもたちから視線をはずさないというか、常に子どもたちの顔を視野に入れながら語ります。そして、大事なところでは、一瞬の間(ま)を入れます。もちろん笑顔がいいですね。間延びしては逆効果ですが、一瞬の間は、子どもたちの聴く集中力を高めます。


先生はぼく(わたし)に声をかけてくれるかな


子どもたちのクラス担任への共通の願いは、担任の先生はぼく(わたし)の気持ちを受けとめてくれるかな、受けとめてほしいな、ということではないでしょうか。ぼく(わたし)に、いつ声をかけてくれはるかな、と待っている子も多いと思います。一日中、一度も声をかけてもらえない子がいたとしたら、どんなにさびしいことでしょう。と言うのは簡単ですが、クラス担任の仕事は山ほどあります。それでも、一日も早く子ども一人ひとりとの信頼関係を築きたかったら、朝の会から帰りの会までの間のどこかで、学級の子ども全員に声かけをするぞ、という心意気で臨みたいものです。


朝の健康観察で子どもの心の様子を見抜こう


朝の健康観察でクラス担任が一番大切にしなければならないことは、子ども一人ひとりと目と目を合わせて「○○さん」と呼びかけることです。子どものまなざし、表情、仕草、返事、声の状態を、毎朝どの子にも目と目を合わせて健康観察するのを続けていると、
その子が心から元気に出席しているのか、
その子がイライラした心で出席しているのか、
その子が沈んだ心で仕方なく出席しているのか、
今日の気になる状況の子はこの子とあの子というふうに、一瞬で感じるようになります。そうなれば、その日、声かけを意識的にしてやらなあかん子がカウントできます。気になる子には、そっと声をかけます。それで、家で何かあったことを背負ったまま登校してきたことがわかれば、保護者への対応が必要か職員間で相談できます。朝の登校中や朝自習の時などにあった子ども同士のトラブルを引きずっていれば、話を聞いてあげて、対処することもできます。保育士・教師は忙しい仕事ですから、後手に回るより、先手必勝です。つまり、朝の健康観察こそ、積極的な生徒指導のシンプルな実践なのです。


大事にしたいのは、担任の声の柔らかさ・温かさ・しなやかさです。1人ひとりの子どもの名前を呼ぶ時、わが子をいつくしむように優しくよびかけることです。必ず目を見てあげ呼名をしましょう。そんな担任と目を合わせられない子がいても、しからないであげてください。心が落ち着かない状態で登校してきた子だという印です。反応を見ながら、再度呼びかけて目を合わせてくれたら、「うれしいな」と言ってあげてもいいのです。それでも、目が合わせられない子もいます。そばに歩み寄って、その子と同じ視線の高さで(低学年ならひざをついて)名前を呼ぶと、案外、ちらっと目を一瞬合わせてくれるものです。ここまでしてやっているのに、なんて思ってはいけません。1人ひとりの心の状態を確かめているのですから、笑顔を忘れないようにしましょう。子どもが目を合わさないことには、必ず理由があるからです。長い目で見てあげましょう。成果が、5年、10年後に出ることだってあるのです。(実際に見たことあります)

関連記事
子どもと向き合う4月の教室「子どもが自分の先生だと実感できる瞬間」
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898352/ 
                    


by takaboo-54p125 | 2012-03-15 05:03 | 保育・教育

静岡県浜松市にある学校法人「あすなろ幼稚園」のホームページを見ると、なるほど!と思える地震・津波対策がのっています。


あすなろ幼稚園では、「地震直後、5分を目安に5階以上にのぼる」という避難訓練を、近隣の11階建て市営住宅自治会の承諾を得て、しておられます。


また、「地震の揺れによる園舎内でのケガ0人」を目標にして、園舎の耐震強化策も、なさっています。


◎窓ガラス等はすべて、飛散防止のためのフィルムを貼ってあります。


◎戸棚やロッカーを壁と一体化させて造り付けにしてあります。


◎地面の液状化に対して園舎の土台作りをしっかり行ってあります。


さらに、園児の安全確保のため、揺れに強い構造である園舎にしてあることの利点として、大きな揺れの軽減と、どの部屋からも外にすぐ避難しやすい点があげられます。


そして、地震の揺れがおさまった直後に、11階建て市営住宅に100m移動する園児の避難訓練を、年3回も実施されています。(私の知る範囲内では、地震を想定して運動場への避難訓練を、年1回する学校が大半です)


こうして、幼稚園の建物内外というハード面においても、子どもたちの避難訓練というソフト面においても、現在考えうる対策・できうる対策を網羅して、既に実施されている「あすなろ幼稚園」には、海沿いの学校・園も見習うべきところが多いと感じました。


同時に、ここまで危機管理意識を高く持ち、ハード・ソフト両面で、現在実現可能な対策を、すべて実行している幼稚園もあるのだ、ということに、とても心強く思いました。

関連ページ
幼小連携①保育園・幼稚園がめざす「理念」を、保護者も納得してから入園してもらうことの意味【園と家庭が手を結べるため】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898389/


by takaboo-54p125 | 2012-03-11 05:22 | 保育・教育