「どうする?親の出番」という「親が出るとき、出ないとき」について考えるシリーズ。                       
朝日新聞2011年10月2日(日)は「取った」「取られた」「なくなった」についてでした。


記事の後半に、表がありました。


トラブルの自衛策は?
学校の持ち物などには記名する。
子どもの持ち物は、親が働いたお金で買い与えた物なのだから、子ども同士でやりとりしたら、必ず親に報告するよう普段から言って聞かせる。                                                                   
見せびらかす、ということはどういうことなのか、親子で話し合う。                                                            
(教育雑誌の編集人で小学校教諭の岡崎勝さんによる)


もし、子どもが取ってしまったら・・・
一緒に謝りに行く親が謝る姿を子どもに見せる。                                                                
子どもが悩みを抱えているケースも少なくない。よく話を聞く。                                                                       
人格を全否定するようなしかり方逃げ場がなくなるようなしかり方をしない。                                                  
親も自分自身を責めすぎない。子どもの成長過程の1つの出来事として受けとめ、親子で話し合う。                                      
(東京都西東京市立ひばりが丘児童センター長・高橋ヨシエさんによる)』


よいアドバイスも書いてありました。


トラブル、成長のきっかけに  教師・教育雑誌編集人 岡崎勝さん


取った、取られたというトラブルに、親はどうかかわったらいいのか。                                                          
教育雑誌「おそい・はやい・ひくい・たかい」(ジャパンマシニスト社)の編集人で、小学校教諭の岡崎勝さんに聞いた。


低学年の子が物を取るのは、単純にそれが欲しいからとか、相手と友だちになりたいというケースが多い。だからたいてい見つかります。
高学年や中学生になると、うらやましさや、好きな相手の物だから、いやがらせにイジメと理由も複雑になり、見つからないケースも出てきます。


親は解決を急ぎます。かつては「管理しなかったあなたも悪い」
と子どもをさとす親も多かったのですが、最近は相手を責める傾向が強まっている。                                                 
あの子があやしいから先生から聴いてください、と言われることもある。                                                         
実際は、取った現場を先生が見たり、見た子が話してくれたり、取った本人が打ち明けたりしない限り難しい。ただ、背景にイジメがありそうな場合は、早めに学校に相談してください。


子どもの持ち物がなくなった時、親は
「お宅のお子さんが取った」
と言うのではなく、
間違って、まぎれていませんか?」
と持ちかけるのがよいのでは。


一方、自分の子が物を取っていた場合は、親に正直に事実を打ち明けてもらうことが大事です。持ち物をいっしょに点検するのもいい。                                                
いっしょに、あやまってあげるから
と安心させ、したことを見つめるよう、うながしてください。                                                                                                 
子どもが集まれば、物がなくなるのはよくあること。もし、魔が差して取ってしまっても、子どもを全否定しないでほしい。トラブルは成長のきっかけをとらえてください。』


以上です。

関連ページ
幼小連携③【どうする?親の出番、子どものもめ事、ごっこ遊び、どろんこ遊び】【子どもがやりたくなる保育の導入】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898371/


by takaboo-54p125 | 2011-10-29 05:11 | 育児・子育て

「共に、やってよかった」と思える幼小連携の実践


「幼小連携のカリキュラムづくりと実践事例」執筆:東京都中央区立有馬幼稚園・小学校、執筆監修:秋田喜代美(東京大学)小学館、を読んで、なるほど!と思ったことを抜き出して紹介します。本書を直接読まれることをオススメします。


実践に必要な「3つのD」を、秋田喜代美先生は、大事な活動とされました。                                    
◎実践をデザインすること。
◎心・記録にとどめるドキュメンティション。
◎対話し、語り合うダイアログ。


そして、連携をデザインする原則として、秋田先生は、4つあげておられます。


◎互恵性・・一方向的関係・・どうにかしたい・・向き合いの関係だけではなく、並んだり、混ざり合ったりと多様な関係が生じるように・・「思いやりが育つ、やる気がおこる」・・小学生の学びが広がり、園児の遊びが広がるようにと、「知」の部分についても‥教師が・・相手の園児や小学生にも恵みがあるように考えるという心の働きも生まれて・・


◎継続性・・互恵性と表裏一体・・多様な関係が生まれ・・意図的・・自然発生的・・日常化を図るためには継続が必要・・ある行事を一緒に行うためにはいつごろから、どのように行っていけば、子どもたち同士のためによりよくなるだろうか・・


◎名づけ合う関係性・・顔が見える関係の重視、できるだけ名前をわかりあえる交流や、共に名前をつけていく交流・・「△△くん」と「□□ちゃん」がかかわり、楽しみ合える関係・・名札・・ペア・・握手・・お礼の手紙‥親密な関係を作り出すことを学ぶ・・名づけが生まれることで共有感覚・・


◎物語り性・・思わぬハプニングや失敗・・次の展開をもたらすことも・・物語りは特定の場面だけではなく、起承転結がある・・子どもや出来事の見方には完結はなく常に進行形・・


有馬幼稚園における、各年齢ごとの基本的な考え方がのっていました。
3才児 3才児にとっては初めて親元を離れ、幼稚園という集団生活に入り、園生活の仕方を知ったり、いろいろな行事に参加したりする。このことが、「くらし」「社会」「文化」との出会いと考える。幼稚園での生活に慣れてきた2学期後半からは、行事としての出会い、4才児、5才児からの刺激が受けられる機会を計画的に入れていく。また、小学生との自然なふれあいもできるようにしていく。                        
4才児 幼稚園の生活の中で、なりたい自分のモデルとなる5才児の姿を見ることで、身近な「くらし」「社会」「文化」との出会いができるようにしていく。園外でもいろいろな行事を通して、身近な地域社会との出会いを意図的に設ける。加えて、小学生との自然なふれあいができるようにし、小学生側から生活科や総合的な学習などで学んだことの発表や、かかわる相手としてのアプローチがあった場合には、積極的に取り入れていくようにする。
5才児 年長としての生活が軌道に乗り始める2学期から、なりたい自分のモデルとなる小学生や、地域の人(特に同じ地域に暮らす保育園児)と出会う機会を設けていく。また、その場だけの交流やイベント的な活動にとどまるのではなく、1つの出会いが次の出会いへつながっていくような流れを持つプロジェクト型の活動になるように、年度の初めから段階的に出会い方や深まりや広がりが持てるようにしていく。


「幼稚園でおさえること」として、有馬小学校の教師へのアンケート調査結果を、有馬幼稚園が集約された3点。
◎人への信頼関係の基盤を培う。
(先生と遊ぶ→友だちと遊ぶ)教師への信頼を出発点にして、仲間との関係をつくる
3才児においては、教師とのつながりが重要なポイントになっています。幼児が初めて家庭の外の社会である幼稚園へ行き、そこで教師に信頼感を抱くことは、人間関係の基盤を培うことにつながります。幼児は、教師に信頼感を抱き、安心して遊び、生活を広げていきます。その中で、自分の力を発揮して自信もつけていくのです。
4,5才児の友だち関係にかかわる内容(抜粋)
4才児 いっしょに遊びたい友だちと遊ぶ中で、自分の気持ちを言葉で伝えたり、友だちの言動や動きを感じ取ったりしながら、遊ぶ楽しさを感じる。
5才児 みんなでする活動に喜んで参加し、つながりを感じながら、相手を意識したり、友だちに対応したりする動きを楽しんだりする。グループの中で1人ひとりが持ち味を発揮し、お互いの持ち味を生かしながら、遊びを進めていく楽しさを味わう。クラスの中で1人ひとりが生かされる喜びを感じるようになり、どの幼児も満足感を味わいながら自信を持って行動する。
◎基本的な生活習慣を身につける。
(あいさつ、食事、排泄、衣服の始末、かたづけ、集団で話を聞く)
◎五感をゆさぶる、体のいろいろな機能を使って発達を促す。
(視・聴・臭・味・触の感覚を総動員)身体のいろいろな機能を使う


「つなげる」ことから生まれる3方向の「つながり」として、秋田先生は、小学校の多様な学年とのつながり、保育園とのつながり、幼稚園内での年長・年中・年少のつながり、を指摘されています。


また、幼小連携のもたらすものとして、次のように示唆しておられます。                                  
「連携は、大きく仕組まれた出来事だけではありません。・・つぶやく子どもがいます。そこから小学校への期待や質問を取り上げ、かかわりが始まります。・・お礼の気持ちを届けます。他者を気遣う感受性と想像力、他者が自分に与えてくれるものを受けとめて差異を問い、対話することからつながりが生まれてくるのです。そして、その場に立ち会った人が連携の可能性に気づいていきます」
「ルイ・アラゴンの『教育とは共に希望を語ること、学ぶとは胸に誠実を刻むこと』という言葉は新たな園づくり、学校づくりを考える支えになるでしょう。それは、園や学校を拓く連携を考える人たちにとって、常に求められる姿勢です」


そして、園児にも小学生にもそれぞれ「恵み」をもたらす実践事例(幼稚園・小学校)が、いくつも紹介されていました。直接、本書をお読みくださることをおすすめします。


私は本書を読んで、幼小連携の4つの原則に、その中でも、とりわけ「互恵性」と「名づけ合う関係性」のある幼小連携の実践に、取り組む価値を強く感じました。例えば、小学生がしてあげたことを、4才児は遊びに生かし、5才児はそっくり真似をし、「ありがとう」と言われることで、小学生は、園児のためにしてあげてよかったと感じる、そんな心の交流が生まれる実践です。また、「△△くん」と「□□ちゃん」がペアで関わることで、年下の子への思いやりと、年上へのあこがれのモデルが生まれ、それが入学後、異年令の人間関係の継続性につながっていくような実践と言えばいいでしょうか。


幼稚園でも保育園でも、卒園して小学校へ入学していきます。その時の、「小1プロブレム」とも言われる段差を、いろいろな角度からスモール・ステップとして乗り越えるために、幼稚園や保育園から小学校に対して、「互恵性」と「名づけ合う関係性」のある幼小連携(保小連携)を提案(要望)されてもいいのではないでしょうか。それは、小学校にとっても恵みのある、ありがたい提案だと思うのですけどねぇ。



「保護者が園を選ぶポイント」について


2014年10月下旬頃の新聞に載っていた、東京大学大学院教授(保育学)秋田喜代美先生(日本保育学会会長)の意見の記事を切り抜いて残してありましたので、紹介させてください。「幼児教育の質 客観的に評価する仕組みを」というタイトルです。本文は、以下のとおりです。( )は私なりの補足です。


『現在、先進諸国では、幼児期の教育の重要性に注目が集まっています。研究も進み、幼児期の教育が、学力や社会人として協働する能力、就労状況にまで影響することが明らかになってきました。


学校教育といえば、授業というイメージを持つ人が多いと思います。しかし、幼児教育は、遊びを通して子どもの発達や経験を保障していくもの。生活の中で高次の思考や学びにむかう力を育てるため、子どもの主体的な活動が大事になります。


日本では、幼稚園は学校教育法上の教育(就学前教育:文部科学省管轄)、保育所は養護と教育を行う児童福祉施設(児童福祉法:厚生労働省管轄)という法的な違いはあります。が、幼児期のカリキュラムは統一され、幼稚園教育要領と保育所保育指針には、同じ内容が定められています。ただ、そのカリキュラムに沿って教育(保育教育)が行われているかを客観的に評価する仕組みがありません。


新制度では、幼児教育を行う施設が多元化されていきます。教育(保育教育)の質を平準化していくためには、自己評価のみではなく、専門的視点からの第三者による評価と助言も必要でしょう。教育(保育教育)のプロセスを適切に評価し、質向上のアドバイスができる幼児教育コーディネーターのような専門家が求められます。


保護者が施設を選ぶ基準は、主体的に遊ぶ時間がどれだけあるか、砂や土、水、自然物など可塑性(柔軟に変化する性質)の高いもので物を構成し遊ぶ経験ができているかなどに着目するといいでしょう。自由な遊びが身体的発達を促し、知的能力を伸ばします。見学をすれば、子どもが遊びに夢中になっているか、やらされているのかを見分けられると思います。』


以上、秋田先生のコメントを、聞き手の記者さんが文章にまとめられた記事です。


学力(学習意欲・イメージ力を含む)や、社会人として協働する能力(人とのコミュニケーション力)に影響を与えるのが、あくまでも乳幼児から就学前までの家庭教育を土台にしながらの、幼稚園・保育園・認定こども園における保育教育であるということ(育児・子育てと、保育教育が足並みをそろえること)は、よくわかりました。


もうひとつ、保護者が園を選ぶ基準として、園を見学する時の視点を具体的に示してくださった英断に、敬意を表したいと思います。


主体的に遊ぶ時間がどれだけあるか


砂や土、水、自然物など可塑性(柔軟に変化する性質)の高いもので物を構成し遊ぶ経験ができているか


子どもが遊びに夢中になっているか、やらされているのか


なるほど、何よりも、子どもたちの表情(生き生きしているか)や目の輝き(キラキラしているか)に注目すれば、見分けられるのですね。たしかに、保護者のみなさんには園選びの参考になりますし、園の先生方には、園の保育教育について自己評価する基準になるだろうとは思います。


ただし、就学前保育教育現場で働く保育士・幼稚園教諭の仕事量の負担だけが増えることにならない実務的な配慮が大切です。もし、その配慮がないならば、最終的なしわ寄せは、子どもたちにいくしかないでしょう。そんな心配をするのは、幼保一元化のねらいが、国の財政負担削減にあるのではないだろうか、という一抹の不安をぬぐいされないからです。


「引き継ぎ」で忘れてはならないこと(何を引き継ぐか)


年度末が近づいてきますと、卒園式・卒業式の準備であわただしくなりますが、進学先の小学校や中学校との「引き継ぎ」の準備もしなければなりません。とりわけ配慮を要する子どもに関しては、具体的にしっかりと引き継ぐ必要があります。


年度末の忙しい合間を縫っての「引き継ぎ」になりますので、後から「確かに伝えたはず」「そんなの聞いてない」の押し問答(校園種間)にならないためのポイントを挙げてみます。


まず、こちら側も、進学先も、「引き継ぎ」の会議に出席する職員が、年度末の人事異動で転任する可能性もあるので、原則として、どちらも複数人数で「引き継ぎ」会議に臨むことが大切になります。事前に相手側と日時を決める時に、複数人数の出席を申し合わせるのがよいでしょう。当日、1名しか出てこなかったら、「複数同士で引き継ぎする約束だったはずですが・・」と申し出ましょう。校園種間で確実に「引き継ぎ」を実行するためですから、強くお願いしてよいと考えます(人数が少ない場合など特例もあり)。


さらに、進学先の学校からの引き継ぎ会議出席者は、卒園児・卒業生を次年度に担任する確率は低いと心得ておく必要があるでしょう。つまり、進学先の学校内における、新入生個々に関して「配慮を要する事項」の伝達が、しっかりできるかできないかに、全てが委ねられることになるわけです。そうなると、「引き継ぎ」会議出席者は、お互いの氏名を自己紹介することが必須になるでしょう。もし、相手側が名乗らなかったら、その場で出席者の氏名を尋ねて、何月何日、誰と誰に(誰と誰から)、どんな内容を引き継いだのか、メモをしっかり残しておくことが重要になります。


肝心の引き継ぎ内容ですが、この子にはどういう課題があるのか、ということ以上に、この子にはこういう対応を心がけた、という具体的な対応(成功した対応&失敗した対応)を伝えることが、進学先の学校にとっても、何より子ども自身にとっても、プラスとして働く「引き継ぎ」になることを忘れないようにしましょう。そして、2年前には・・、1年前には・・、今年はここまでできたと、その子の具体的な成長の姿を伝えることが、子どもを大事に思う「引き継ぎ」ではないでしょうか。


そして、保幼小連携・小中連携を大事にされている校区では、新年度になって少し落ち着いてから(5~6月頃)、旧担任が進学先の学校を訪問して、新入生のクラスの授業参観をし、放課後に「保幼小連絡会・小中連絡会」をします。そこで、「引き継ぎ」事項に関わって、旧担任と新担任がお互いに意見交換をし、「引き継ぎ」内容に「ずれ」がないかを確認することになります。ここまでやって、「引き継ぎ」が無事できた、と言えます。お互いに忙しいのは承知していますが、あえて言わせてください。形だけの「引き継ぎ」で済まさない校区では、ここまで徹底しておられます。そうしておかないと、子どもにしわ寄せがいったり、保護者との連携がスムーズにいかないケースが必ず出てくるからです。要は「手間」を省かないことです。


関連ページ



幼小連携③【どうする?親の出番、子どものもめ事、ごっこ遊び、どろんこ遊び】【子どもがやりたくなる保育の導入】

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898371/




by takaboo-54p125 | 2011-10-26 18:57 | 保育・教育

「どうする?親の出番」という「親が出るとき、出ないとき」について考えるシリーズ。朝日新聞2011年9月18日(日)は「イジメに気づいたら」です。


東京学芸大学の小林正幸教授の助言に関する、記事の全文を紹介します。


『「親が出て行く前に、することがある」という。
子どもが元気のない時は、
「何があったの、イジメじゃないの」
と問いつめず、
「元気がないね」
と心配していることを伝える。泣き出したら、
「くやしかったんだね」
と気持ちに寄り添う。


イジメの被害を打ち明けられたら、
「あなたはどうしたいの?」
「親に手伝ってほしい?」

とたずねる。
子どもの気持ちを考えず親が出ていくと、親子の信頼関係はこわれてしまう。                                 
「『いざ鎌倉』の前に、子どもとのていねいなやりとりが必要です」』


以上です。
次に、教育評論家の親野智可司さんの助言に関する、記事の全文も紹介します。


『「ふだんから子どもの表情や生活態度をよく見て、変わったことがないか気を配って」と助言する。


イジメの兆候があるなら、子どもはすでに自分で解決できない事態におちいっている。
できるだけ子どもと同じ気持ちになり、口をはさまず話を聞く。
「あなたがしっかりしないから」
「イヤなことはイヤと言いなさい」
などと、たしなめるのは禁物。それができずに困っているからだ。話そうとしない時は他の友だちや母親仲間から情報を集める。


「イジメを受けているとわかったら、親はまず、子どもに守り抜くという意思を伝えてほしい」と親野さん。相手の子や親には直接言わず、第三者を通すといいと言う。互いに自分の子が正しいと信じていると、感情的にこじれやすく、解決が難しくなるからだ。


イジメが起きているのが学校なら、早めに担任に相談しよう。
「すぐに解決されることも多い。担任でだめなら校長先生との面談を求め、それでもだめなら 教育委員会へ」


学校へ行く時は、「親の本気」を見せる。正装で、夫婦や祖父母など複数で行く。話し方にも気をつけたい。「苦情」ではなく「相談する」姿勢が大切だ。その上で「いじめている子に、やめるよう指導してほしい」など、学校への要望を具体的に伝える。


解決までの時間が長引き、子どもに元気がないなら、学校を休ませる方法もある。
親野さんは
「学校で緊張しているのに、家で
『今日はちゃんと言い返したの』
などと言われるとつらい。家を子どもが安心してくつろげる場にすることも大切です」
と話す。


主なイジメの兆候
・妙に元気がない。
・ふだんに比べて変に明るい。
・体の不調を訴え、登校をしぶる。
・鉛筆など持ち物が減っている。
・お金をほしがる。
         (親野智可司さんによる)


親の対処法
・「子どもを守る」という姿勢を見せる。
・相手の親に直接言わない。
・担任・校長に相談。
・学校側に解決を約束してもらう。
・学校には正装で行く。       
(親野智可司さんによる)』


以上です。
学校へ「苦情」ではなく「相談する」姿勢で行くことが大切な理由を補足します。
感情的に「苦情」を学校側にぶつけると、学校側も解決をあせって急いでしまい、表面的な解決で終わる場合があるからです。
保護者が「相談する」姿勢で来てくださると、学校側も、子どもの心に、わだかまりの残らないような解決ができるように、複数でていねいに聞き取り・支援・指導・見守りをしてくれることと思います。

関連ページ
幼小連携③【どうする?親の出番、子どものもめ事、ごっこ遊び、どろんこ遊び】【子どもがやりたくなる保育の導入】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898371/


by takaboo-54p125 | 2011-10-22 05:59 | 育児・子育て