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おじぎで気持ちをとどけよう


卒業・卒園シーズンが近づいてきました。
卒業生・卒園生はもちろん、在校生・在園生も練習が始まります。                                    
2月20日(日)の朝日新聞32面(生活面)に「おじぎで真心つたえる」という記事がのっていました。                                       
ほとんど抜粋して紹介します。


『基本は5段階。


①相手に向かう
②相手を見てから上半身を腰から倒す
③下で止まる
④ゆっくり体を起こす
⑤もう一度相手を見る


美しい立ち姿は、おへその周りを伸ばす。


会釈は、時計の6:05の長針の角度。


礼は、6:10の長針の角度。


就活など、ていねいな「おじぎ」は6:12の長針の角度。・・』


なるほど、ですね。


しかし、こういう礼をするのは、実際にはなかなか難しいですよね。                         
礼をしている自分の姿が、自分には見えないからです。                                 
礼のコツをどのような言葉で伝えると、子どもにわかりやすいでしょうか。頭だけ下を向く子、上半身を体は礼をしても顔だけ前を向いている子、さまざまです。いろいろ試してみました。
その結果、次の言葉が、子どもたちにイメージしてもらいやすかったです。


「礼をする時、頭を下げるというより、


腰を後ろへ


スッと引くと、きれいにできるよ」


いっぺん試してみてください。

関連ページ
子どもと向き合う学級づくり⑫【3月の教室】+【3、11を前日にして】【式練習:礼のコツ、前日準備、ハプニングと御法度の違い】【高校の卒業式】【転任教員が感じた違和感】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898153/


by takaboo-54p125 | 2011-02-24 06:10 | 保育・教育

修学旅行で行ける所は、「家から連れて行ってもらったらよい」という意見を聞くことがあります。しかし、必ずしもそうとは言えないのではないでしょうか。(特にリーマン・ショック以降)その「家から連れて行って‥」というのは、失礼ながら、生活の安定している公務員ならではの発想と言えます。高給ではないし、手取りが年々減っているにしても、生活していける立場の人の発想です。私は50才前に退職したので、その反対の立場の人のことも少しだけわかるようになりました。退職してからは、生活費は当然切り詰めています。子どもを宿泊で遊びに連れて行ってやることを、毎年することが経済的に難しくなりました。クラスに40人の子どもたちがいます。そのうち何人の子どもが、「家から連れて行って‥」もらえると思われますか。「家から連れて行って‥」もらえない子どもたちが、どのクラスにも少なくないのと違いますか。自然教室の値打ちを否定するつもりはありません。でも、「家から連れて行って‥」もらえない子どもたちに、やっぱり修学旅行へ連れて行ってあげたいなと思うのは、月給のない私だけでしょうか。


先日、他府県の中学校の先生と修学旅行の話をしていて、「滋賀県の中学校は、長崎や沖縄への修学旅行が多いかなぁ」と言ったら、「それは県民の平均所得が高い滋賀県やで実現してるんちゃうか」と言われました。同じ近畿地方の中学校でも、九州・沖縄方面の経費の3分の2で行ける信州方面へ修学旅行に行く府県もあることを知りました中学校修学旅行のデータを見つけました。近畿2府4県から信州方面への11年の平均費用は1人4万6749円。最高の滋賀県で5万1426円、最低の大阪府では4万2374円‥2府4県平均の信州4万6749円は、他地域への修学旅行費と比べても安い。近畿から北海道は1人6万9962円、沖縄6万6070円、関東5万8596円、九州5万7964円、中・四国4万9702円‥。


奈良公園:班行動スタート地点と言えば


やっぱり「猿沢の池:興福寺」前でしょう!


私が6年生を7回担任したうち、1回だけ修学旅行に行けなかった年のことです。理由は自然体験教室(宿泊)が決まっていたからです。それで、6年生の校外学習(日帰り)として、奈良に行きました。175人の学年です。その年以外は、修学旅行で行ってます。


奈良に着きました。場所は興福寺前にある猿沢の池周辺です。興福寺の五重塔を背景にして、猿沢の池の前で記念撮影をしました。幅の広い石段(52段もあります)があるので、多人数の記念撮影に最適です。


さあ、いよいよ奈良公園(出発点も含む)、班行動出発の時間です。ポイントに立つ先生方が先に行きます。要所に立つ先生はトランシーバー(ケータイのない頃)を持っています。1分間隔でスタートさせたいところです。約30班あるので仕方なく30秒間隔でスタートしてもらいました。


コースは『猿沢の池発~興福寺(五重塔)~南大門~東大寺大仏殿(大仏見学と柱の穴ぬけ)~正倉院前~日本最大の鐘楼の真下~二月堂~三月堂~校倉造りの高床式倉庫の前~春日大社~若草山着』という、けっこう長いコースです。それでも、お昼は若草山です。(遅いめになりますが)。大仏殿の裏手にある正倉院あたりで迷う班が必ずあります。ポイントの先生の助言が必要な場所です。


スルーしてしまう人も多いのが、鐘楼(大仏殿と二月堂・三月堂の間)です。752年に造られた国宝です。中世以前の梵鐘としては「日本最大の鐘楼」だということを知らないまま通過するのは、もったいないと思います。


奈良公園一帯には、鹿のフンが至る所に落ちています。ふまないように気をつけなければいけません。丸いし、黒っぽいから発見しやすいです。「鹿のフン・チョコレート」もお土産に売ってあるほどです。鹿せんべい(鹿のえさとして売ってます)と違って、こちらはおいしいです。お土産に買って、味を確かめました。何でも土産物にしてしまうとは、奈良県もなかなかやります。さすがは関西です。(私らも関西の端くれです)


若草山に到着すると、ホッとします。お弁当タイム、気もゆるみます。しかし、気をつけなければいけないことが、3つあります。


1つめは、スキを見て、鹿が弁当箱に顔をつっこみます。鹿は見た目がカワイイからといって、油断したらあきません。


2つめは、人間様の弁当をねらっているのは鹿だけではなく、カラスもいるということです。  弁当から離れたらリスクは高くなります。「トンビに油揚げさらわれた」ではなく「カラスに唐揚げさらわれた」子は少なくありません。それは、人間以外の、自然界における生き物たちは食べる時、常に周囲に気をつけている訳を、直接体験できる貴重な場でもあります。


3つめは、若草山は、「登る時は走ってよし、降りる時は走ったらダメ」を徹底させることです。降りる時、少しでも走ると加速して止まれなくなり、救急車のお世話になるのを、避けるためです。若草山には引率応援も含めて十数回行きましたが、覚えているだけでも、3回は救急車が来ていました。(うちの学校ではありません)一生に1度の修学旅行。若草山から旅館ではなく病院行きの子を出さないのは、引率者の責務なのです。


余談になりますが、私は古い高床式倉庫(校倉造)の前に立っていました。ある班が通過するのに私のチェックをしてもらっている時のことです。「先生が、鐘楼は値打ちあるで、と言うたさかい、見てたら、鹿のフンをふんでしもたやんか」 「鐘楼を見ながら鹿のフンをふむと、ええことがあるんやて」(フォローのつもり)「うそやぁ~」(鋭い)「鹿のフン・チョコレートまで売ってるくらいやで」(販売は本当ですが因果関係は不明です)「ほんまかぁ、あやしい」(疑いのまなこ。信用度は限りなくゼロに近い)としゃべっていた時でした。少人数の学校の一行が、先生に引率されて私たちの横で立ち止まりました。そして、引率の先生(ベテラン)が子どもらに堂々と説明しました。(私らも聞き耳)「みなさん、これが、あの有名な正倉院です」(おいおい、これは単なる校倉造やで)その子らは、うなずいたり、メモをとったりしていました。(うちの子らが気になります)うちの子らは本物の正倉院前(大仏殿裏手)まで行ってきましたから、真相を知っています。「なあ、あの先生、間違えてはるで、教えたろか?」「やめとき、こういう時は恥をかかせたらあかん」「先生、旅の恥はかき捨てやろ?」「意味が違う。あの満足そうな雰囲気、こわしたらあかん」一行が行ってしまい、つい1人が吹き出すと、それまでガマンしていた全員で大笑いしてしまいました。私もです。悪気はないのですが、奈良に来るのだったら、ちゃんと下見をせなあかんで!と心の中でつぶやきました。うちの子どもらは、爆笑することで元気?をもらって若草山へ向かいました。あの子ら、若草山に着いたら、きっとこの話をみんなに言いふらすのやろなと思いながら、うれしそうな後ろ姿を見送りました。先ほどの一行には、正倉院の本当の場所を教えてあげたほうがよかったのでしょうか?迷うところです。(もう遅いです)


奈良公園の班行動、私も以前は南大門からスタートさせていましたが、短時間で終わってしまいました。恥ずかしながら、こんなもんかと反省もしていませんでした。でも、猿沢の池スタートを一度経験すると、やっぱり班行動をたっぷり体験させたいなら、猿沢の池スタートのほうが断然スケールがでかい!と実感しました。今は猿沢の池スタートの学校が増えているようです。先ほどの引率先頭のご一行様より、南大門スタートのほうが、まだマシですが、猿沢の池スタート未経験の学校は、ぜひ来年度に向けて、今から検討してみる価値は充分あります。ただ、引率人数が少ない小規模校は無理しないでください。中規模校以上、特に大規模校には、お奨めのコースです。


奈良・伊勢コースのよいところ:おすすめポイント


私は小6担任を7回しましたが、そのうち6回は「奈良・伊勢」への修学旅行に行きました。  小6の子どもたちに宿泊させるのは、断然、伊勢の二見浦旅館街にかぎります。最高にすばらしい体験が、いくつもできるからです。


1日目は定番の奈良です。奈良については、上記にくわしく書きました。奈良を出発して、伊勢に向かいます。今は伊勢自動車道で伊勢市まで行けますから、早く着きます。夕方、明るいうちに旅館に到着です。私が子どもの頃は「大石屋」でしたが、教員になってからは「まつしん」ばかりでした。これは、行った時に翌年の予約をするからでしょう。


早速、荷物を置いて、海岸沿いの堤防の上を散歩しながら、夫婦岩(めおといわ)まで歩きます。記念撮影をして、さらに先へ進むと、幅100mちょっとの砂浜があります。岩場もあります。子どもたちは、ここで約1時間、波打ち際で自然とふれあいます。貝拾いをする子、岩場で探検する子、波のリズムに合わせて走る子、中には打ち寄せる波で靴が濡れる子もいますが、これもよい思い出です。岩場も含めて、教員の目の届く範囲ですから安心です。


(中略のつもりでしたが、ある年、5月でも暑かった時、この浜辺で着衣泳を試みようとした不届き者たちがいて、肝を冷やしました。目を光らせてください。事情を聞くと、波で服が濡れてしまったから、つい泳ぎたくなったとのこと・・大目玉を食らわせました)


夕食後は、子どもたち「お楽しみ」の買い物タイムです。ポイントに教員を配置して、各班の男女別3人程度のグループ行動です。道が「への字」に曲がっている所の店のオッちゃんが面白いパフォーマンスをして「呼び込み」をしています。どの店かて、値段はほとんど一緒です。それでも、あっちこっちの店で品定めをするのが楽しいのです。奈良や京都との一番の違いは、土産物の値段が格安だということです。なんせ小学校の修学旅行がほとんどですから、昔から店かて考えてはります。100円ショップ顔負けです。それでも、さすがは滋賀県も関西のはしくれです。値切っている子がぎょうさんいました。事前学習の成果でもあります。


伊勢の名物「赤福餅」と比べた、江戸時代からのライバル「於福餅」の特徴の発表です。微妙に色合いが薄く、味も微妙に薄味ですが、その場で食べ比べないとわかりません。値段は「於福餅」が少し安いので、お得です。子どもらも見栄はって(三重ですから)、「赤福餅」を買う子が多かったです。(昭和のころは、親が「親戚に配る赤福の分だけ小遣いを余分に持たせたってほしい、という依頼がありました)。サイフの中身がさびしくなった子は「於福餅」です。どちらを買うかで、サイフの残金は、お見通しでしたが、最近は同額と聞きます。残金予測ができず残念です。ちなみに、どちらも保存料なしですから、賞味期限は2~3日です。  買いたい人は、ラベルをご確認ください。


別の、ある年のことです。男の子らの、あこがれの商品は「木刀」です。(昔から定番)でも、値が張るので「木刀」を買うと、お小遣いが半分以上なくなります。それでも、「木刀」の魅力・誘惑に勝てへんかった子は、どこの学校にもいるもんです。「先生、たいへんや」(そら、きた!)うちの学校の子らと、よその学校の子らがにらみ合っていました。「木刀」を持つと、横1列になり徒党を組んで歩きたいのは、昔も今も同じです。(経験者は語る)どっちも道の中央を譲りたくないだけです。(負けとうないのです)真ん中を通りたいだけです。(プライドがあります)相手に譲ってほしいだけです。(相手に譲れと無言のプレッシャーをかけます。目をそらしたほうが負けです)両校の教員がすかさず間に入って、乱闘?にはなりませんでした。どちらさんも慣れたもんです。(他府県の教員同士あいさつを交わすのがマナーでした。お小遣いの金額も)それやのに、魅力の「木刀」を禁止している学校もあるとか、ないとか・・                                                     


その夜、教員は徹夜になります。子どもらが眠れへんからです。(わざと眠らへん子もいます)今の子どもらは枕投げの連係プレーが下手になりました。私たちが小6の時は、部屋の入り口に見張りの子(じゃんけんで負けた子)がいて、部屋のみんなで枕投げをし、先生が見回りに来たら、「来た」という合図で全員寝たふりをして、先生に見破られないようにしたものです。(昔話になってしまいました) 中には、眠れなかったのを自慢したい子もいます。(それでも3~4時間は寝てるはず) しかも、二見浦に泊まったからには、夜明け前に夫婦岩の前まで引率して行かないと、せっかく来た「値打ち」が半減します。つまり、夫婦岩の所で、水平線からの「日の出」を見るのが目的なのです。ゴールデンウィーク前なら、日の出時刻は、5時台です。(起床5時) 元旦や夏至の日は、すごい人出だそうです。夏至(前後1週間)の日の出は「ゴールデン富士」(富士山の方角から4時半ごろ日が昇るから)と言われています。                                                   


ある年のこと(平成7年頃だったでしょうか)、教務主任のナイス・アイデアで、他の学校が絶対やらないことをしました。それは、日の出を見てから朝食まで、時間を持て余すのがもったいない!という発想です。日の出見学の終わった5:30頃、夫婦岩の近くへバスに来てもらいました。子どもらを乗せて15分、守衛さん以外、誰もいない神宮(宮司さんはいます)に到着。樹齢数百年~約1300年という無数の大木(形も多様で驚きます)に圧倒されながら、 新鮮な空気を吸う朝もやの中、玉砂利をふみしめて、内宮まで歩く早朝の往復40分ほどは、子どもたちと太古の森にタイム・スリップしたようでした。そして、バス乗車15分で旅館にもどったら、ちょうど朝食の時間でした。「いただきます」(5時半~7時前は、道路もガラガラなのです)


そして、2日目は、年によって、昔ながらの「真珠島」「鳥羽水族館」と「鳥羽湾めぐり・イルカ島」「伊勢・安土桃山文化村」を組み合わせました。最近は「地引き網」体験をしたり、「志摩スペイン村」という学校が多いそうです。でも、「伊勢・安土桃山文化村」は、安土城模擬天守のあるテーマパークで、歴史学習にもなります。「鳥羽水族館」は朝一番に入館すると、見学が余裕で楽ちんです。それに、すいている「真珠島」もいいですよ。ある年のこと、「あっ、落ちた」うっかりと海に落とした子の帽子は、実演中の海女(あま)さんが取ってくれはりました。 これも一生忘れられない思い出になります。(わざと落とさないでください。そして、自分も落ちないでください)


さて、滋賀県も含む近畿地方や東海地方にある小学校の先生方、京都・大阪・奈良もいいですが、奈良・伊勢コースだって、なかなかのものですよ。                                                                              奈良公園の班行動はロングコースが行けます。伊勢志摩国立公園の海岸・岩場の散策もできます。夜の買い物は関西より単価が安くてたっぷりお土産が買えます。海からの日の出見学も貴重です。太古からの巨木が無数にある神宮の森を早朝に歩けます。6年生修学旅行の奈良・伊勢コースは、「もう最高!」です。ここに行かないのは「もったいない!」

関連記事
奈良公園:小6班行動:お奨めコース(猿沢の池~興福寺~東大寺大仏殿~正倉院前~鐘楼~二月堂・三月堂~校倉造~若草山)
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898238/

子どもと信頼関係をつくる、子どもとの「信頼関係」を取り戻す

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898595/



by takaboo-54p125 | 2011-02-23 05:10 | 保育・教育

私が6年生を7回担任したうち、1回だけ修学旅行に行けなかった年のことです。理由は自然体験教室(宿泊)が決まっていたからです。それで、6年生の校外学習(日帰り)として、奈良に行きました。175人の学年です。他は、修学旅行で行ってます。


奈良に着きました。場所は興福寺前にある猿沢の池周辺です。興福寺の五重塔を背景にして、猿沢の池の前で記念撮影をしました。幅の広い石段(52段もあります)があるので、多人数の記念撮影に最適です。


さあ、いよいよ奈良公園(出発点も含む)、班行動出発の時間です。ポイントに立つ先生方が先に行きます。要所に立つ先生はトランシーバー(ケータイのない頃)を持っています。1分間隔でスタートさせたいところです。約30班あるので仕方なく30秒間隔でスタートしてもらいました。


コースは『猿沢の池発~興福寺(五重塔)~南大門~東大寺大仏殿(大仏見学と柱の穴ぬけ)~正倉院前~日本最大の鐘楼の真下~二月堂~三月堂~校倉造りの高床式倉庫の前~春日大社~若草山着』という、けっこう長いコースです。それでも、お昼は若草山で食べられます。(遅いめになりますが)。大仏殿の裏手にある正倉院あたりで迷う班が必ずあります。ポイントの先生の助言が必要な場所です。


スルーしてしまう人も多いのが、鐘楼(大仏殿と二月堂・三月堂の間)です。752年に造られた国宝です。中世以前の梵鐘としては「日本最大の鐘楼」だということを知らないまま通過するのは、もったいないと思います。


奈良公園一帯には、鹿のフンが至る所に落ちています。ふまないように気をつけなければいけません。丸いし、黒っぽいから発見しやすいです。「鹿のフン・チョコレート」もお土産に売ってあるほどです。鹿せんべい(鹿のえさとして売ってます)と違って、こちらはおいしいです。お土産に買って、味を確かめました。何でも土産物にしてしまうとは、奈良県もなかなかやります。さすがは関西です。(私らも関西の端くれです)


若草山に到着すると、ホッとします。お弁当タイム、気もゆるみます。しかし、気をつけなければいけないことが、3つあります。


1つめは、スキを見て、鹿が弁当箱に顔をつっこみます。鹿は見た目がカワイイからといって、油断したらあきません。


2つめは、人間様の弁当をねらっているのは鹿だけではなく、カラスもいるということです。弁当から離れたらリスクは高くなります。「トンビに油揚げさらわれた」ではなく「カラスに唐揚げさらわれた」子は少なくありません。それは、人間以外の、自然界における生き物たちは食べる時、常に周囲に気をつけている訳を、直接体験できる貴重な場でもあります。


3つめは、若草山は、「登る時は走ってよし、降りる時は走ったらダメ」を徹底させることです。降りる時、少しでも走ると加速して止まれなくなり、救急車のお世話になるのを、避けるためです。若草山には引率応援も含めて十数回行きましたが、覚えているだけでも、3回は救急車が来ていました。(うちの学校ではありません)。一生に1度の修学旅行。若草山から旅館ではなく病院行きの子を出さないのは、引率者の責務なのです。


余談になりますが、私は古い高床式倉庫(校倉造)の前に立っていました。ある班が通過するのに私のチェックをしてもらっている時のことです。「先生が、鐘楼は値打ちあるで、と言うたさかい、見てたら、鹿のフンをふんでしもたやんか」「鐘楼を見ながら鹿のフンをふむと、ええことがあるんやて」(フォローのつもり)「うそやぁ~」(鋭い)「鹿のフン・チョコレートまで売ってるくらいやで」(販売は本当ですが因果関係は不明です)「ほんまかぁ、あやしい」(疑いのまなこ。信用度は限りなくゼロに近い)としゃべっていた時でした。少人数の学校の一行が、先生に引率されて私たちの横で立ち止まりました。そして、引率の先生(ベテラン)が子どもらに堂々と説明しました。(私らの会話も中断)「みなさん、これが、あの有名な正倉院です」(おいおい、これは単なる校倉造やで)。その子らは、うなずいたり、メモをとったりしていました。(うちの子らが気になります)。うちの子らは本物の正倉院前まで行ってきましたから、真相を知っています。「なあ、あの先生、間違えてはるで、教えたろか?」「やめとき、こういう時は恥をかかせたらあかん」「先生、旅の恥はかき捨てやろ?」「意味が違う。あの満足そうな雰囲気、こわしたらあかん」一行が行ってしまい、つい1人が吹き出すと、それまでガマンしていた全員で大笑いしてしまいました。私もです。悪気はないのですが、奈良に来るのだったら、ちゃんと下見をせなあかんで!と心の中でつぶやきました。うちの子どもらは、爆笑することで元気?をもらって若草山へ向かいました。あの子ら、若草山に着いたら、きっとこの話をみんなに言いふらすのやろなと思いながら、うれしそうな後ろ姿を見送りました。先ほどの一行には、正倉院の本当の場所を教えてあげたほうがよかったのでしょうか?迷うところです。(もう遅いです)


奈良公園の班行動、私も以前は南大門からスタートさせていましたが、短時間で終わってしまいました。恥ずかしながら、こんなもんかと反省もしていませんでした。でも、猿沢の池スタートを一度経験すると、やっぱり班行動をたっぷり体験させたいなら、猿沢の池スタートのほうが断然スケールがでかい!と実感しました。今は猿沢の池スタートの学校が増えているようです。先ほどの引率先頭のご一行様より、南大門スタートのほうが、まだマシですが、猿沢の池スタート未経験の学校は、ぜひ来年度に向けて、今から検討してみる価値は充分あります。ただ、引率人数が少ない小規模校は無理しないでください。中規模校以上、特に大規模校には、お奨めのコースです。

関連記事
小学校修学旅行の宿泊は、二見浦旅館街(三重県伊勢市)が最高です!(前半)
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898236/



by takaboo-54p125 | 2011-02-22 04:56 | 保育・教育

その夜、教員は徹夜になります。子どもらがなかなか眠れへんからです。今の子どもらは枕投げの連係プレーが下手になりました。私たちが小6の時は、部屋の入り口に見張りの子(じゃんけんで負けた子)がいて、部屋のみんなで枕投げをし、先生が見回りに来たら、「来た」という合図で全員寝たふりをして、先生に見破られないようにしたものです。(昔話になってしまいました)。中には、眠れなかったのを自慢したい子もいます。(それでも3~4時間は寝てるはず)しかも、二見浦に泊まったからには、夜明け前に夫婦岩の前まで引率して行かないと、せっかく来た「値打ち」が半減します。つまり、夫婦岩の所で、水平線からの「日の出」を見るのが目的なのです。連休前なら、日の出時刻は、5時台です。(起床5時)元旦や夏至の日は、すごい人出だそうです。夏至(前後1週間)の日の出は「ゴールデン富士」(富士山の方角から4時半ごろ日が昇るから)と言われています。               


ある年のこと(平成7年頃だったでしょうか)、教務主任のナイス・アイデアで、他の学校が絶対やらないことをしました。それは、日の出を見てから朝食まで、時間を持て余すのがもったいない!という発想です。日の出見学の終わった5:30頃、夫婦岩の近くへバスに来てもらいました。子どもらを乗せて15分、守衛さん以外、誰もいない神宮(宮司さんはいます)に到着。樹齢数百年~約1300年という無数の大木(形も多様で驚きます)に圧倒されながら、新鮮な空気を吸う朝もやの中、玉砂利をふみしめて、内宮まで歩く早朝の往復40分ほどは、子どもたちと太古の森にタイム・スリップしたようでした。そして、バス乗車15分で旅館にもどったら、ちょうど朝食の時間でした。「いただきます」(5時半~7時前は、道路もガラガラなのです)


そして、2日目は、年によって、昔ながらの「真珠島」「鳥羽水族館」と「鳥羽湾めぐり・イルカ島」「伊勢・安土桃山文化村」を組み合わせました。最近は「地引き網」体験をしたり、「志摩スペイン村」という学校が多いそうです。でも、「伊勢・安土桃山文化村」は、安土城模擬天守のあるテーマパークで、歴史学習にもなります。「鳥羽水族館」は朝一番に入館すると、見学が余裕で楽ちんです。それに、すいている「真珠島」もいいですよ。ある年のこと、「あっ、落ちた」うっかりと海に落とした子の帽子は、実演中の海女(あま)さんが取ってくれはりました。これも一生忘れられない思い出になります。(わざと落とさないでください。そして、自分も落ちないでください)


さて、滋賀県も含む近畿地方や東海地方にある小学校の先生方、京都・大阪・奈良もいいですが、伊勢だって、なかなかのものですよ。伊勢志摩国立公園の海岸・岩場の散策もできるし、夜の買い物は関西より安くてたっぷりお土産が買えるし、海からの日の出見学も貴重ですし、太古からの神宮の深い森を早朝に歩けるし、小学校6年生修学旅行の奈良・伊勢コースは、「もう最高!」です。ここに行かないのは「もったいない!」

関連ページ
修学旅行のすすめ(体験活動もできる割安でお得な奈良・伊勢コース)
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898239/


by takaboo-54p125 | 2011-02-20 05:02 | 保育・教育

私は小6担任を7回しましたが、そのうち6回は「奈良・伊勢」への修学旅行に行きました。小6の子どもたちに宿泊させるのは、断然、伊勢の二見浦旅館街にかぎります。最高にすばらしい体験が、いくつもできるからです。


1日目は定番の奈良です。奈良については後日のブログ記事で、くわしく書きます。奈良を出発して、伊勢に向かいます。今は伊勢自動車道で伊勢市まで行けますから、早く着きます。夕方、明るいうちに旅館に到着です。私が子どもの頃は「大石屋」でしたが、教員になってからは「まつしん」が多かった記憶があります。これは、行った時に翌年の予約をするからでしょう。


早速、荷物を置いて、海岸沿いの堤防の上を散歩しながら、夫婦岩(めおといわ)まで歩きます。記念撮影をして、さらに先へ進むと、幅100mちょっとの砂浜があります。岩場もあります。子どもたちは、ここで約1時間、波打ち際で自然とふれあいます。貝拾いをする子、岩場で探検する子、波のリズムに合わせて走る子、中には打ち寄せる波で靴が濡れる子もいますが、これもよい思い出です。岩場も含めて、教員の目の届く範囲ですから安心です。


(中略のつもりでしたが、ある年、5月でも暑かった時、この浜辺で着衣泳を試みようとした不届き者たちがいて、肝を冷やしました。目を光らせてください。事情を聞くと、波で服が濡れてしまったから、つい泳ぎたくなったとのこと・・大目玉を食らわせました)


夕食後は、子どもたち「お楽しみ」の買い物タイムです。ポイントに教員を配置して、各班の男女別3人程度のグループ行動です。道が「への字」に曲がっている所辺りの店のオッちゃんが面白いパフォーマンスをして「呼び込み」をしています。どの店かて、値段はほとんど一緒です。それでも、あっちこっちの店で品定めをするのが楽しいのです。奈良や京都との一番の違いは、土産物の値段が格安だということです。なんせ小学校の修学旅行がほとんどですから、昔から店かて考えてはります。100円ショップ顔負けです。それでも、さすがは滋賀県も関西のはしくれです。値切っている子がぎょうさんいました。事前学習の成果でもあります。


伊勢の名物「赤福餅」と比べた、江戸時代からのライバル「於福餅」の特徴の発表です。微妙に色合いが薄く、味も微妙に薄味ですが、その場で食べ比べないとわかりません。値段は「於福餅」が少し安いので、お得です。子どもらも見栄はって(三重ですから)、「赤福餅」を買う子が多かったです。サイフの中身がさびしくなった子は「於福餅」です。どちらを買うかで、サイフの残金は、お見通しでしたが、最近は同額と聞きます。残金予測ができず残念です。ちなみに、どちらも保存料なしですから、賞味期限は2~3日です。買いたい人は、ラベルをご確認ください。


別の、ある年のことです。男の子らの、あこがれの商品は「木刀」です(昔から定番)。でも、値が張るので「木刀」を買うと、お小遣いが半分以上なくなります。それでも、「木刀」の魅力・誘惑に勝てへんかった子は、どこの学校にもいるもんです。「先生、たいへんや」(そら、きた!)うちの学校の子らと、よその学校の子らがにらみ合っていました。「木刀」を持つと、横1列になり徒党を組んで歩きたいのは、昔も今も同じです(私も一応経験者の端くれ)。どっちも道を譲りたくないだけです(道のまん中を譲りたくないだけなのです)。真ん中を通りたいだけです(プライドがあります)。相手に譲ってほしいだけです(まん中を譲れと無言のプレッシャーをかけ合います)。そこへ両校の教員がすかさず間に入って、乱闘?にはなりません(どこの府や、と思ったら、同じ県内同士でした・・・)。教員は、どちらさんも慣れたもんです。他府県の教員同士もあいさつを交わすのがマナーでした。ついでにお小遣いの金額の情報交換もしました。それやのに、昨今は「木刀」禁止の学校もあるとか、ないとか・・。(後半へ続く)

関連記事
小学校修学旅行の宿泊は、二見浦旅館街(三重県伊勢市)が最高です!(後半)
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898237/


by takaboo-54p125 | 2011-02-19 05:12 | 保育・教育

子どものつぶやきは宝石箱


『「ママ、あのね」子どものつぶやき』(朝日文庫)より 
思わず笑ってしまった「子どものひと言」を紹介します。《 》は私の独り言です。                                                             


母親がストッキングを脱ぐのを見て。
ママの皮だ」(1才)《こんなひと言を発する1才児は、ノーベル賞候補の神童です》


仏壇のろうそくの前で、うれしそうに、
はっぴばーすでぃ ちゅーゆー」(2才)《ろうそく=誕生日でインプットしてます》


りんごの傷防止の白い網を見て。
りんごも おむつ はいてるね」(2才)《りんごをお尻に見立てる洞察力、すごい》


母の顔をじっと見て指さしながら、
くち はな め かみ・・・・・・しみ?
耳だった。(2才)《2才児の?をなめてはいけません。耳と思ったのはママだけかも》


アーモンド入りのチョコを食べて。
このチョコのタネ おいしい」(3才)《うちの甥っ子は「柿のタネ」のとりこです》


母の顔のニキビをじっと見て。
なんか、タネが入ってるよ」(3才)《わが子の観察力を喜ぶべきか複雑な心境ですね》


普段、化粧っ気のない母。珍しいお出かけスタイルを見て、
わあ すてき お姉さまだね」(3才)《クレヨンしんちゃんにも絶対負けていません》


母の目にゴミが入り、涙と一緒にコンタクトレンズが落ちた。
ママの涙の窓が はずれちゃった」(3才)《「涙の窓」なんてエレガントな表現力!》


プールで顔を水につけられない。
いけすの魚を見て、
みんな 目開いているね」(3才)《3才児に目を閉じた魚がいないこと教わりました》


紅白歌合戦で着物の女性歌手を見て。
この子も 七五三 いくのかな」(3才)《女性歌手さん、こんなに若く見られて幸せ!》


赤ちゃんが生まれると聞き、
ママ、子猫もいっしょに うんでね」(3才)《この子は本気でママに頼んでいます》


祖母のエナメルの靴を見て。
ばあちゃんのくつ ラップしたん?」(3才)《3才児のイメージ力は、メッチャ豊か!》


父が洗い物をしていてお皿を割った。
古新聞で後始末をしていると、
見つからないようにしてるの?」(3才)《角をはやしたオニのようなママからです》


父親の携帯に電話したら、留守番電話に切り替わった。
知らないおばさんがでたよ!」(3才)《一瞬、ママの顔は引きつったのでは・・・》


母「サンタさんに何をお願いする?」
空に向かって手を合わせ、
やさしいママに なりますように」(3才)《この時のママの顔、ぜひ見てみたいです》


祖父がセミを捕まえたら、鳴かなくなった。
おじいちゃん、スイッチどこ?」(4才)《自然や虫とふれ合える機会が減ったのです》


頭にケガをしてネットをかぶった友だちを見て。
メロンになっちゃったの?」(4才)《そのユニークな発想力に拍手を贈りたいです》


NHKのど自慢で、ゲストの歌手が歌っている。
この人。なかなか、鐘がならないね」(4才)《この子は、本気で心配しているのです》


机の上のミカンを数えている。
ひとつ ふたつ みっつ よっつ ごっつ」(4才)《ごっつう、ええ感じですねぇ》


皮むきのお手伝い。
ジャガイモはすぐ白くなるけど、ニンジンはなかなか色が変わらないね
手元には、細くなったニンジンが。(4才)《ニンジンは同じ色だということを学べたね》


イライラしている母にむかって。
ハートにトゲトゲ 生えてくるよ」(4才)《ハードパンチでママ、ノックアウトです》


風船のひもを放してしまった。
空へ飛んでいくのを見ながら、
ぼくも いっしょに いきたかったのに」(4才)《風船いかないで!と逆の発想です》


セミはオスが鳴くと聞いて。
女の子は つよいから 泣かないんだね」(4才)《そう。女の子の方が強いのです》


姉の書き初めを「味があるねえ」とほめる母。
どこなめたの?」(5才)《いい質問です。ママの返事次第で、感性か味覚が育ちます》


秋田弁の祖母。
なんで、英語で話してるの」(5才)《小学校の外国語活動の無料体験になっています》


父の布団でおねしょをした。
ごめんなさい。今度から おかあさんの布団でするね」(5才)《営業の才能ありです》


親類が集まる新年の食事会。「おめでとう」と言われ、
ありがと!」(5才)《将来、アイドルとして開花する素質・スター性を感じます》


老眼の祖母。
目を細めて写真を見ていたら、
おめめ開けたほうが、よく見えるよ」(5才)《おばあちゃんと心を通わす子です》


相撲を見て。
いちばん強いおすもうさん、朝恐竜?」(5才)《ピンポーンまさに角界の恐竜でした》


母が鼻声を歌っていると、
いつもそんな声で怒ってよ 怖くないから」(5才)《とても勇敢で勇気のある子です》


幼稚園で母の似顔絵を描いた。
シワは かかなかったよ」(5才)《ママの返答は「ありがと」か「シワはないわ」か?》


七五三のスーツを買いに行くと、半べそに。
まだ はたらきたくない」(5才)《まだ幼くても、働くことの大変さを感じています》


選挙で投票箱を見た。
あれは、ごみばこなの?」(5才)《私はこの子に、清き1票を投票したい気持ちです》


母「ブロッコリーを食べると、お肌も髪もツルツルになるよ」
毛が抜けちゃうの?」(6才)《ママの言葉に耳をすまし、とても素直に反応してます》


国語のテストで回答欄に「わかりません」と書いた。
母「普通は書かないよ」
どうして 本当のことなのに」(6才)《ですよね。この子は、とても正直な子です》


しかっている母の眉間を見つめて。
ママのおでこに 火山が できてるよ」(6才)《清水の舞台から飛び降りる度胸です》


おしっこをもらしてしまった。
母「ズボンもパンツも濡れて気持ち悪かったでしょ」
ちょっとずつもらしたから平気」(6才)《これだけ堂々とおもらしするのは大物です》


パーマをかけた母の髪をまじまじと見て。
その髪の毛 いつになったら直るの?」(7才)《ママの髪型を真剣に心配しています》


母が顔に緑色のパックをしているのを見て。
お母さんが、カエルになった・・・・・・」(7才)《そうです。ママはケロン星人だったのだ》


ずぶぬれで帰ってきた。
祖母「傘は?」
友だちに貸した。自分のことより人のことって 先生が」(7才)《先生の言葉は絶大》


母が職場の白衣をかばんから取り出した。
ママも 給食当番だったの?」(7才)《成る程。ママのお仕事を知る絶好のチャンス》


父に抱かれてほほえむ弟を見て。
お父さん 赤ちゃんに笑われてるよ」(7才)《お父さんの上を行ってます。頼もしい》


いつもは図書館で借りているが、初めて本を買ってもらった。
やったぁ この本は返さなくていいんだ」(7才)《本を大事に大事にするでしょう》


以上です。本にはもっとたくさんのっていました。直接お読みになることをおすすめします。


子どもの日記はタカラモノ


オススメの本「1年1組せんせいあのね」(鹿島和夫・編:理論社)より
思わず笑って(ごめんね)しまった「あのね」を紹介します。直接お読みくださることをおすすめします。


おとうさん


おとうさん
こめややのに
あさ パンをたべる


おとうさん


おとうさんのかえりがおそかったので
おかあさんはおこって
いえじゅうのかぎを
ぜんぶしめてしまいました
それやのに
あさになったら
おとうさんはねていました


おとうさん


おとうさんがさんぱつをしてきたから
おかあさんが
「おとこまえになって」といったら
おとうさんは かがみをみていました
わたしは
「かおとちがうで あたまやで」
と いいました


おとうさん


ちよこのおみせに女の人がきた
おかあさんは その人びじんというた
おとうさんは おくでごはんたべとったのに
あわてて おみせへとんできた
せんせいといっしょ



せんせい


わたしのせんせいは
てつぼうを
10かいさせます
せんせいは
いっかいもやりません


あそびじかん


あそびじかんは
こどもは うんどうじょうであそぶ
おんなのせんせいは
しょくいんしつで おやつをたべる


じしん


さんかんびのひ
がっこうからかえったら
おかあさんに
「こたえがわかったときは じしんをもって
しっかりてをあげなさい」
といわれました
これからは
じしんをもってこたえようとおもいました
せんせい 
じしんて なんですか


へんなこと


ねるときは
もっとおきときたいのに
おきるときは
もっとねたい


おとうさんのちいさいとき


おとうさんのちいさいときは
おかねちょうだいとか
おかしこうてくれというたら
やぎごやでくくられる
もういうことききますいうたら
ごはんたべさせてくれるねんて
わたしがおとうさんに
おかねちょうだいいうたらくれる
わたしがごはんたべへんかったら
おかあさんが
かしこいこだから たべてちょうだい
という


つうちぼ


おとうさんのちいさいときのつうちぼは
こうおつへいというていた
おとうさんはあそぶのがだいすきで
べんきょうはしなかったけど
よかったというている
べんきょうしなくても
おこられなかったというている
ぼくはべんきょうしているけど
つうちぼはよくない
べんきょうしているけど
よくおこられる


おさいせん


おさいせんをいれるのは
かみさまも
おかねがすきなのです


せいるすまん


せいるすまんがきた
「あかちゃんがびょうきがですから かえってください」
と おかあさんがゆうた
「ほんならおだいじに」
と かえっていった
うちはあかちゃんなんか おれへんのに


せんきょ


まいにちせんきょのくるまがとおります
えらいひとがいっぱいふえて
どないするのやろ
わたしはうるさくて みみがいたかった
だれもきいてへんのに


おかあさんのて


おかあさんのては
あさからよるまで みずしごとをしているから
てがまっかや
そやから よるになったら
てを まっさあじ ばっかりしとう
かおは なんぼしても
いっしょやから あきらめている


りんご


りんごのあじは
あかちゃんがあそんでるときの
によいだよ


やすいけしょうひん


おかあさんが
「きょう やすいけしょうひん こうてきてん」
ゆうたら おとうさんが
「なんぼ ええけしょうひん つこうても
むだやゆうことが やっとわかってんな」
と わらいながらいうた
やすいけしょうひんは
おとうさんの へあーとにっく やった


よめさん


おかあさんがぼくに
「けっこんするんやったら ぶすとしいよ」
とゆうた
「なんでや」ゆうてきいた
「ぶすは3日したら なれるし
べっぴんは3日したら あきる」ねんて
ほんなら おとうさんは
もう なれたんや
ほんでも ぼくはべっぴんのほうが
やっぱりええわ


おっぱい


いもうとがおかあさんに
おっぱい ちいさいのに
ぶらじゃなんかせんでもいいやんか
といいました
わたしもそうおもう
そやけど そんなことようゆわん


きょうよう


おかあさんが
ふじんざっしをみとったら
おとうさんが
そんなしょうもないもん よまんと
もうちょっと きょうようが
みにつくほんを よみゆうた
もう 
きょうようはみについとうから
もうええねんゆうたら
それは きょうようじゃなくて
えいようやゆうた


けんか(この詩は笑えませんでした)


おとうさんとおかあさんが
けんかしとったから
「なんでけんかばっかりしとうのに
けっこんしたん」というた
おかあさんが「わかれよか」といって
ぼくに「どっちについてくる」ときいた
ぼくはこまった
だまっていた


「ふぁあん」「ふぁあん」宿題せんならん」(灰谷健次郎・編)理論社より「しけん」


しけん


さん数のしけんをかやしてもらった。
百点だった。
家に帰ったら、おかあさんがいない。
いい点をとったときは、いないで
悪い点の時にはいる。


学級通信で共感し合った日記から                                                               


私も教室で子どもたちの日記をのせた「学級通信」を読むのは、朝の会の時でした。どの子も1年間で、ほぼ同じ回数のせるようにしていたので、自分の日記が「学級通信」にのったら、朝の会で子どもが日記を読んで、私がコメントを読むのが、当たり前になっていました。学級通信を書くのが、夜なべ仕事で、印刷は朝一番ですから、朝の会で子どもたちに読んでほしいじゃないですか。あっきぽい私が、めずらしく15年以上は続けました。さて、その子は、おとなしい男の子でした。その子が1行読むたびに、教室は大爆笑でした。それは、決してバカにした笑いではなく、みんな涙が出そうなほど笑ってしまったのです。まさか、その子が、そんな日記を書くなんて、誰も思ってもみなかったからです。それに、A男本人も、照れくさそうにしながらも、うまいこと間を取って(爆笑が収まるのを待ちながら)、1行ずつ読んでいってくれました。B男もにこにこしていました。(A男とB男は、ええコンビです)。私が担任した子どもたちの、数ある日記の中の「最高けつ作」、クラスのみんなに受けたダントツ・ナンバーワンの日記を紹介します。(ウェブページ「6月の職員室だより」で、すでに紹介済みですが、改めて、ということで)


ウンコ(6年:A男)


給食のあと、ウンコがしたくなった。学校がおわるまで待ってよ と思った。待っていた。したかった。帰る時、「ウンコしたい」と、B君に言った。 走って帰ろと思った。B君も走ってきた。にげたら、こけた。走ったら、よけいウンコがしたくなった。こけた所もいたいし、ウンコもしたかったので、たまらなかった。家についた。やっとできると思って、便所のドアをあけた。すぐウンコのかまえをした。でも「ブリッ」と、おならの音がしたら、ウンコがしたくならないようになった。おならやったら、学校でしたらよかった。 


次の日記もウェブページ「職員室だより9月号」にのせました。再度、紹介させてください。


F君(6年:G子)


私の左にF君がいた。そして、次はおぼろ月夜の歌です。
「なのはーなばたけーに・・・」
と歌っていると、横のF君を見ると私の方を見て、私の口が動いているので、F君もうまいこと動かしているのです。だから私はF君のために前よりもいっそう大きな口で歌った。それがきいたのか、それに答えてくれたような気がした。F君もそうやって、人のを見て覚えてきたのかなあと思いました。


F君のために、いっそう大きな口を開けて歌ったG子の心、純粋に美しいと思います。特別支援の必要なF君は、その頃から、みんなと歌えるようになりました。


次の日記は、つき指をした友だちE子をそっと温かく見守るⅠ子の、さり気ない優しさが伝わってきます。ほっこりさせてくれる日記です。


つき指(6年:I子)


今日、改めてE子さんの苦労を知りました。


△△スポーツ教室の時、E子さんはできないので、本を読んでいました。


本を読み終わって、E子さんが、


「宿題しようっと」


と言って宿題をやり始めました。


日記帳をひろげて、


「何書こうかな」


とか言いながら書いていました。


えんぴつを持ちにくそうに持って、左手で一生けん命書いていました。


上のページを見ると、先生がたくさん◎をしてました。


E子さんが一生けん命書いているのを見ると、たくさん◎をした先生の気持ちもわかるような気がしました。


子どもたちは、時には、おうちの方に言いたくても言えないことを日記に書いてきます。それは、子どもの切なる願いなのです。子どもは、親にこそ認めてほしいのです。


ぼくのいいところ(5年:C男)


C男くんにはきっとお姉さんやお兄さんにはないよいところがあると先生は言った。ぼくは父や母に聞いた。「そんなもん知らん」と言った。ぼくはしょんぼりした。ぼくは本気にしたくない。父や母は本気で言ってないと思う。


C男の「本気にしたくない」という哀しい思い、せめてひとつぐらいは、ご両親も答えてあげてほしいですよね。期末懇談では、母上にC男のことを、ほめまくりました。C男にその結果を聞くのを忘れました。(しまった!)


ほめられたのに(5年:D子)


学校でほめられた。先生にもE子ちゃんにもほめられた。家へ帰って知らせてみた。お母さんは「うそやー」と言った。ほんま、うそとちゃう。国語で先生にほめられたんや。お父さんが帰って来た。「今日、学校でほめられたで」と言った。「そうか」と言った。E子ちゃんがほめてくれたんや。なんで、ほめてくれへんの。めったに、ほめられへんのに。勉強でほめられたんや。


D子のくやしい思い、せめてたまには、親にほめてほしいと願うのが人情です。「めったにほめられへんのに」の1文には、ドキッとさせられました。それは、担任の私から「めったにほめられへん」と言ってるからです。D子ごめんな。そのぶん、E子には感謝です。ありがとな。


子どもの日記を教室で読み合うことに、どの子もOKしてくれたら、どの子も安心できる教室になってきた印です。クラスだって、山あり谷ありですから、日記はクラスの潤滑油になります。ただし、子どもの日記を学級通信にのせたり、教室で読んでもらったりする時、昔と違って今は、子どもの了解(OK)をもらうのが原則です。最初は、子どもも恥ずかしがったり、警戒したりして、「いや」と言うかも知れません。でも、そのうちに、この日記は、こういうよいことが書いてあるから、みんなにも聞かせてあげたいんや・・いいか?と聞いているうちに、1人2人、 「いいで」という子が出てきます。そうすると、「読んでもええで」という子が増えてきます。これは、クラスがよい雰囲気になっていくバロメーターでもあります。だからと言って、決して、みんなの前で読むことを、あせらないでください。子どもと信頼関係を築くためですから、ぼちぼちでいいのです。勝手に読んだら、元も子もありません。(これでなくした信頼は取り戻すのがたいへん)  


びっくりしたはずや(6年:J男)


K君をびっくりさせたろうと思って、給食の時間、歯みがきカードをかける所にかくれていました。思ったとおり、K君が通ったので、「うわあっ!」と声を出したら、かたをすくめて、すごくびっくりしました。そして、急いでおどり始めました。おどりながら笑って、びっくりしたのをごまかしていたので、おもしろかったです。


J男もK男も、2人ともおとなしい子らです。いたずら心を見せたJ男と、びっくりしたのをおどってごまかすK男が、2人で笑い合っているのを、クラスのみんなは、あ然として見ていました。2人とも、おとなしい子だと、みんなは思っていたからです。その後、教室は大爆笑でした。2人は、きょとんとしていました。


阿Q正伝(6年:M子)


「阿Q正伝(あきゅうせいでん)?」                              『世界の文学』の本の中にそう書いてあるので、言うと、近くにいたS子ちゃんとL子さんがそれを聞いて笑いだしました。少しムッときて、じゃあ確かめてやろうということになりました。みんなワクワクして中を見ると、なんと「あきゅうせいでん」で合っていました。なんか、すごくうれしくなって思わずピースをしてしまいました。そして、また「水滸伝」とかやっていたけど全部正解でした。さて次にいこうとすると、「・・・・!」と言う先生のおこった声がしました。はっと考えると理科のテスト直しの時間でした。


この日記をM子に読んでもらった時も、教室は大爆笑の渦につつまれました。それは、M子への共感の笑いでした。M子も、S子も、L子も、3人とも苦笑いしていました。バカにするのじゃない「共感の笑い=潤滑油」へいざなってくれる2つの日記でした。


親の心、子知らず」とは、昔から言われています。今はそれにプラスして「子の心、親は知らず」の世の中でもあります。次の2つの日記は「親の心、子が思う」、そんな日記です。


知ったらしく言ってしまう(6年:N男)


ぼくもこのごろ、口答えをする時があります。それは、テレビとかマンガとか読んでいる時、「おい、N男、ちょっと、手伝うて」と言われて、いろいろ言ってしまいました。それとか、いっしょに遊んでいる時、負けたら、「負けたってんのよ」とかいろいろ言ったりしていました。そういうふうに言ってしまうと、後から、ああ、言わんかったらよかったな、と思いました。ねる前にそういうことを言うと、お父さんがちょっと悲しそうだったからです。言わんとこうと思っても、なんでか言ってしまいます。そういう時は、なんか、かなんです。


N男は、内心では、とてもお父さん思いだということ、親の気持ちを汲みたいと思っていることがよくわかります。「かなんです」とは、「いやです」という意味の滋賀県の方言です。


次の、T子の日記も、なんだか、ほほえましくて、いやしてくれる日記です。


散歩(6年:T子)


いつも忙しいお父さんと2人で、畑に行った。自転車で、お父さんの後ろに、私が乗って行った。行くとちゅう、V君のおばちゃんが、「落ちんときや」と言ってくれた。私はお父さんに、「よう知ってはるな」と小さな声で言った。ガタガタの道にはいる前、お父さんが、「落ちんとけよ」と言ったので、「落ちる時は、いっしょに落ちるように、ちゃんと服を持ってるわ」と話していた。少しだったけど楽しい散歩だった。


何気ない会話ですが、親子の散歩って、こんなにステキなんだと思わせてくれる日記です。自転車の2人乗り親子の「おさんぽ」も、ええもんです。お父さんも内心では、きっとうれしかったでしょうね。


親のヘアスタイルの感想(ステキ!)を、子どもに期待したらあきません。子どもは率直で、ありのまま思ったことを言います。お世辞は言いません。


おかあさん(2年:P子)


わたしはおかあさんを見た。おかあさんは手をこしにあてているので、わたしはなにかなと思った。そしてちょっとたつと、おかあさんは、「さんぱつ行ってきた」と言って、「なんか言うことない?」と言った。わたしが、「きたない」と言ったら、おかあさんは、「なんやてー」と言って、おこった。


お母さんは手を腰にあててアピールしたり、「何か言うことない?」と感想を求めたり、P子への期待感が高すぎましたね。P子はいつでも、どこでも、誰にでも、みごとに正直者なのです。


おとうさん(2年:Y男)


ぼくのおとうさんは、さる年やのに、あたまがちょびっとだけ、はげているんだよ。おふろのとき、ちょびっとはげてるのに、シャンプーをつかうんだよ。いっぱいつかうから、すぐなくなるよ。


さる年やのに、という発想がおもしろいですね。ちょびっとはげてるのに、というのもY男の率直な気持ちなのでしょう。Y男には、髪の毛が薄くなった人ほど、残り少ない髪の毛を大事にするんだよと教えました。


さんぱつ(2年:U子)


おかあさんは、さんぱつやさんへ行った。おかあさんが家にかえってきた。車の音がして外を見てみたら、おきゃくさんと思った。よく見てみたら、おかあさんだった。おかあさんのあたまは、みつあみをしたあとみたいに、ふわっと山みたいになっていて、かたまっていた。おかあさんは、じぶんのかみのけを見て、「しっぱいした」と言った。


U子がお客さんと見間違えるほどですから、最先端の斬新な髪型なんやと、うなずけます。U子の髪型の書き表し方が、自分なりの言葉で表現していて、楽しいですね。それにしても、お母さんも、まっこと正直なかたです。なかなか言えないものですよ。


さんぱつ(2年:Q子)


前、わたしはさんぱつに行きました。そして、わたしの番でした。そして、さんぱつの人に、「ぼん、どんな形がいい?」と聞かれました。わたしは女やのに、なんでやろうと思いました。でも、女と言いませんでした。だって、人がいっぱいいたからです。


いくらなんでも、Q子に対して、失礼な散髪屋さんですよね。竹を割ったように、さっぱりしたQ子が返事できなかったんですから、よっぽどです。


おとうさん(2年:R男)


ぼくは、おとうさんに、たばこやめた方がいいと思った。でも、「たばこ、やめたら」って言ったけど、まだやめなかった。「がんになるで」と言った。やめなかった。「どうなってもしらんでな」と言った。やめなかった。「500円でたばこ買ってきて」っておとうさんが言った。「200円あげるから」って言ったから、たばこは体にわるいのに、おもわず買ってしもた。なんでたばこってやめられんにゃろうかと思った。


R男はお父さんに200円で買収されてしまいました。お父さんの体を心配しているけど、お父さんに200円で口封じされてしまったので、それ以降、R男がつぶやくのは心の中だけです。


小学校2年生の生活科、教室でザリガニを飼っていました。長い間飼っていると、こまめに世話をしていても、死ぬザリガニが出てきます。その度にお墓をつくってあげました。そのうちに、子どもたちから、
「かわいそうやで、川へ逃がしたろ」
という声が出て、ザリガニを川へ返すか、返さないかで話し合いました。最後まで、ザリガニを川へ逃がすことに反対していたのは、一番熱心に世話をしていたA男とB子でした。二人は、なかなか「うん」と言いません。そこで、担任は、
「ザリガニも自分の住んでた川で、すきに泳ぎたいと思ってるんとちゃうか」
「A男もとB子も、自分の家が一番ええやろ。ザリガニかて、いっしょやで」
と二人を説得し、やっと二人が納得してくれて、川へ逃がしてやった日の日記です。


アメリカザリガニ(2年:A男)


前いえで1ぴきのメスのザリガニをとった。2しゅうかんしたらタマゴをうんでいた小さいタマゴをうんでいた。ほんで、あさ6じごろにおきていつも見ていた。うんだらどんな赤ちゃんがうまれるかなと、よるねるときも、ゆめの中でもいつも赤ちゃんのゆめを見ます。1しゅうかんたったとき、やっと赤ちゃんがうまれた。お母さんザリガニもニコニコしたように見えました。よかったと思いました。そしてB子ちゃんとザリガニとあそんだ。ぼくがつかんだとき、しっぽをパタパタとしました。水がかおにかかって2人でわらった。たのしかった。きょうザリガニをはなすとき、かなしかったからはなせなかった。とてもかなしかった。2回目バケツからとるとき、とれなかった。すごくかなしかった。なみだがでそうでも、はをくいしばって、なかなかったです。


A男は、入院生活の長かった子です。ザリガニを、本気で、とことん大事にし、心から愛しんでくれました。


ザリガニ(2年:B子)


きのうA男くんとザリガニとあそんだよ。ザリガニの水かえをA男くんとしたよ。たのしかったよ。A男くんといっしょにザリガニといっしょにあそんだよ。A男くんがザリガニのもちかたをおしえてくれたよ。A男くんとC子ちゃんでいっしょに、ひるやすみも水かえをしたんだよ。A男くんがザリガニのもちかたをおしえてくれたとき「ちっちゃいザリガニはやさしくもつんだよ」といってくれたよ。「大きいザリガニはせなかをもつんだよ」といってくれたよ。やさしくいってくれたよ。うれしかったよ。A男くんといっしょにザリガニとあそんだよ。ザリガニのおうちもかえてあげたよ。A男くんはザリガニをやさしくもってあげてたよ。A男くんは「ザリガニがすき 」といったよ。A男くんは大きいザリガニもやさしくもってあげてたよ。A男くんはすごくザリガニがすきだったんだよ。A男くんはだっぴをしてるザリガニはさわっていなかったよ。A男くんはやさしくやさしくしていたよ。たのしかったよ。いちばんたのしかったよ。A男くんはいいひとだったよ。うれしかったよ。


B子は、口数の少ない目立たない子です。A男のザリガニへの優しさを、そして、A男の友だちへの優しさも教えてくれました。

日記帳に貼ったイラスト

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関連ページ


元気印のユーモアはクラス全員の潤滑油になる笑いを(非常識な「受け」ねらいは信用をなくします)

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898222/


子どもと信頼関係をつくる、子どもとの「信頼関係」を取り戻す【子どもの心に届く担任の言葉①~⑤】
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898595/



by takaboo-54p125 | 2011-02-16 05:49 | 保育・教育

結婚式披露宴:余興・パフォーマンス


【タネうつしの儀式】台本(シナリオ)
じゅんびしておくもの・・・ウメボシ1個(コンビニで買っておく)                    小皿(パーティー会場の係の人にたのむ)


△△くん、◎◎さん、ご結婚 おめでとうございます。


みなさん、このウメボシは、「なくよ うぐいす 平安京」


1300年の 昔から、滋賀県に伝わる 「子宝にめぐまれる」と言われています


「種うつしの ウメボシ」であります。


この 儀式は たくさんの人に 見てもらわないと 御利益(ごりやく)が ありません。


写真を とりたい人は、前の方に おいでください。おふたりは ご起立ください。


新郎△△くん、このウメボシを 手を使わないで 食べてください。


手を使うと、御利益(ごりやく)が ありません。種は 飲みこんだら だめです。


(と、言って、新郎に ウメボシを 食べさせて)人生、すっぱいこともあります。


新郎△△くん、ウメボシの種を、手を使わないで 新婦◎◎さんの口に 入れてください。


口から 口に うつさないと 御利益(ごりやく)が ありません。


後ろを向いたら だめです。


たくさんの人に 見てもらわないと 御利益(ごりやく)が ありません。


私が 10 数える間 口と口がはなれたら 御利益(ごりやく)がありません。


さあ、私を信じて 始めましょう。どうぞ!


(新郎が 新婦にキスをして、種を 口うつししたら)カウントダウンです。


せ~の、10、9,8,7,6,5,4,3,2,1,0 


これで、めでたく 種うつしの 儀式が できました。


新郎新婦△△さん、◎◎さん、ご協力 ありがとうございました。おふたりに拍手を!


おふたりには、今から1ヶ月後 子宝に めぐまれることでしょう。あれっ?(礼をする)


以上、この【種うつしの儀式】は、私の元同僚(彼は天才です。ノーベル六甲おろし賞クラスと言えます)が結婚披露宴のスピーチなのに、余興をしたイチ押しの「わざ」です。メッチャ受けます。最高のシャッターチャンスも演出できます。


これは受け継がなあかんと思い、私も真似をして、友人(3回)、同僚(5回)、教え子(2回)の結婚披露宴で、合計10回させていただきました。彦根市でも、長浜市でも、東近江市でも、近江八幡市でも、大津市でも、京都府京都市でも、長野県長野市(200人規模披露宴)でもやらせてもらいました。東京都新宿区(パークハイアット)では主賓にも関わらず、勝手ながらさせていただきました。


滋賀県発の結婚式披露宴の名物として、みなさんもチャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。滋賀県民じゃない人は、自分の住む「都道府県に伝わる‥」と堂々と言うのがいいでしょう。これは、ぜひとも世界各国にも広めなければと思いました。アメリカ人のMr,◎◎◎にも、じきじきに伝授しましたが、彼は、はたしてアメリカで広めてくれているのでしょうか‥


後日談:今までの結婚披露宴で、私がこの「タネうつしの儀式」をさせていただいた(お願いはされていない)カップルは、時間はかかっても、すべてのカップルが目出度く子宝に恵まれておられることを、謹んで報告しておきます。


by takaboo-54p125 | 2011-02-13 05:55 | 日記・その他

先日、朝刊に、「連載『いま子どもたちは よそおう』に約240通の感想が寄せられた」という記事が載っていました。記事に載っていた中高生の声を紹介します。


「姫系ロリータ」について 


高3女子(関東)「つらいときにロリータに救いを求めたところが一緒。自分のことだと思って読みました。・・ 戦闘服です。自分が守られている安心感と、他人との距離を保つための大事な道具。マスクで顔を隠すのも同じだと思います」


寄せられた感想には「よろい」「防弾チョッキ」「完全武装」という表現もあったそうです。


「だてマスク」「デカ目メーク」「双子コーディネート」について


中学時代に経験した高2女子(東京)「自分、私の友だちを見ている感覚になりました。母は不思議がっていましたけど。」中学時代は人に合わせるキャラを意識していたが今は、「意見を言って嫌う友だちなら別にいいや」


高2女子(静岡)「今を生きる若者として、仲間ができた気がした。」だてマスクをしている彼氏が本当は大声で笑う人だと知ってから、自分も本当の自分を出せるようになり、「みんな同じように悩んでいるんだ」と安心したそうです。


高3男子(愛知)「自分もキャラを演じる1人ではあるけど」・・。「孤立を避けようとして孤独になっていた。今、本当の人間のつきあい方ってこんななんだな、とすごくうれしいんです最近、友人との間の心の壁が溶けてきたようだ、と書いてありました。


多くはマスクや服で自分を覆って生きる同世代からの反響だった、と書いてありました。


多くの中高生たちは、大人の予想以上に、人とのコミュニケーションを悩んでいるのですね。そんな思春期の若者たちに、私たち大人がしてあげられること。愛知県の高3男子の言葉にヒントがありそうです。その「始めの1歩」は、共感的に接してあげることなのではないでしょうか。

関連ページ
子どもが語ってくれない「思春期の本音・不安・ヘルプサイン・鎧(よろい)」ガラスの人間関係→自分の守り方+イジメを考えるテキスト教材
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898220/



by takaboo-54p125 | 2011-02-12 09:35 | 育児・子育て

私「スピーチ、何するのん?」 友人「サプライズな歌です」 私「サプライズ、ええなぁ。わしも飛び入りしとうなった」(最初からやる気まんまん!) 友人「盛り上げましょうよ」(その言葉を待ってたんや!) 私「人生、サプライズも有り、やもんなぁ」(友人たちを味方につけたい一心!) 友人「もちろんです」」(よしっ、食いついた!) 私「監督、飛び入りしてもいいでしょうか」(監督さんの「お墨付き」をもらわな!) 監督「ええで。やれやれ」(だいぶ、酔っぱらってはりましたが、監督のOKは出ました!)


そこへタイミングよく司会のお姉さんが通りました。(通らはるのを待ってたのです) 私「あの、5分でええで、サプライズな余興させてほしいんやけど。絶対もりあげるさかい」 司会「いいですよ。次の次の次に入れますので」(えらい話のわかるお姉さんやぁ) ということで、会場係の人に小皿を持って来てもらいました。ポケットから、コンビニで買ってきた「ウメボシ」を出して、おごそかに小皿に乗せました。 友人「ウメボシで何をするんですか?」(よしよし、興味津々です) 私「関西を代表する『タネうつしの儀式』や。◎◎高校OBでも広めてくれるか?」 友人「ぜひ、広めさせてください」(◎◎高校は文武両道どころか「ノリ」もええやん) 私「◎◎高校の名誉にかけて、セリフを全部覚えて帰るんやで」 友人「任せてください」(そうとう暗記は自信あるんや。やっぱり秀才軍団なんやぁ)                      


そして、教え子たち新郎新婦は、私の「タネうつしの儀式」をさせられたのであります。でも、ほんとのサプライズは、新郎新婦のキャンドル・サービスでした。こんなキャンドル・サービスは初めてです。(ヒ・ミ・ツです) 今でも大事に「キャンドル一式」は、記念に残してあります。教え子殿と母上様、飛び入りなんかしてしまい、申し訳ありませんでした。


タネうつしの儀式のシナリオは、以下の記事です。
 結婚披露宴:余興とっておきのパフォーマンス【タネうつしの儀式】シナリオ「ぜ・っ・た・い・受・け・ま・す!」
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898234/  


by takaboo-54p125 | 2011-02-09 05:27 | お出かけ・旅

昨年5月のことです。またまた、教え子の結婚披露宴に招待してもらいました。この教え子は、阪神淡路大震災の時に、クラスで「紙ブーメラン」や「紙トンボ」をいっぱい作って、神戸の志里池小学校に贈った時の子で、翌年には、この子が児童会のリーダーとして、全校で「どんぐり」を約7500個集めて、被災地に緑を取り戻す「どんぐり銀行神戸」に送ってくれた代表でした。結婚式はびわ湖のそばの教会でした。(おーっ!外国人の牧師さんやぁ!本格的やん)神式も仏式も列席した経験はありますが、教会式は初めてです。新婦の父上がバージン・ロードを新婦と足をそろえて歩かれる姿には、感動しました。最初に賛美歌です。(このメロディー聞いたことあるやん、教え子のためや、歌わな!) マジで歌ったら、クスクス笑われてしまいました。(音程ははずしていなかったはずですが?)


そして、披露宴です。教え子は長年、武道をしてきましたので、その指導者(監督)だった方がメインの恩師ですから、スピーチのない私はお気楽リラックス・モードでした。フォアグラなども、今回はしっかりと味わえました。監督さんとは、隣の席でした。監督さんが私と同じ年で、共通の知り合いもいることがわかり、意気投合し、監督さんのスピーチにも心を込めて拍手しました。(魂のこもったスピーチ、さすがは武道家や) 同じテーブルには、新郎の友人4名もいました。4人とも高校時代の友人と聞きました。 私「ひょっとして京都の◎◎高校?」 友人「はい、一応」 私「一応て、滋賀県の高校全部が束になっても、東大・京大進学者数、かなわへんやん」 友人「そういう生徒もいます」(京阪神の超難関私立高校なのです) 私「◎◎部かて、全国優勝してるやん」 友人「そういう生徒もいます」(優勝しない年も全国ベスト4の常連なのです) 私「とにかく、このテーブルは秀才の集まりやん」 友人「私らは、ぶら下がってました。数合わせです」(えらい謙虚で、ユーモアのセンスも◎) 高校時代、落ちこぼれていた私に引け目を感じさせない、さわやかな若者たちです。                    


後半へ続く
びわ湖を眺めながらの結婚披露宴では「サプライズ」飛び入りをしちゃいました(後半)
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898232/



by takaboo-54p125 | 2011-02-08 05:17 | お出かけ・旅