小学校の1~2年生が好むお話です。私も大好きなお話です。3~6年生には、朝自習の視写教材に使わせてもらいました。平仮名の文を見ながら、知っている漢字を使って書くというスタイルなら、何年生でも使える朝自習視写教材になります。5~10分ほどで、どの子も仕上げられる程度に分割して視写させたのを覚えています。学年によって、たしか12~16回分ぐらいに区切ったでしょうか。


【あめだま      にいみなんきち】


 はるの あたたかい ひのこと、わたしぶねに

ふたりの ちいさな こどもを つれた

おんなの たびびとが のりました。

 ふねが でようと すると、

「おうい、ちょっと まってくれ」

と、どての むこうから てを ふりながら

さむらいが ひとり はしってきて、

ふねに とびこみました。

 ふねは でました。

さむらいは ふねの まんなかに、

どっかと すわっていました。

ぽかぽか あたたかいので、

そのうちにいねむりを はじめました。

 くろい ひげを はやして、

つよそうな さむらいが、

こっくりこっくり するので

こどもたちは、おかしくて 

ふふふと わらいました。

おかあさんは、くちに ゆびを あてて、

「だまっておいで。」

と いいました。

さむらいが おこっては たいへん だからです。

こどもたちは だまりました。

 しばらく すると、ひとりの こどもが、

「かあちゃん、あめだま ちょうだい。」

と、てを さしだしました。

すると、もう ひとりの こどもも、

「かあちゃん、あたしにも。」

と いいました。

 おかあさんは、ふところから

かみの ふくろをとりだしました。

ところが、あめだまは もう ひとつしか

ありませんでした。

「あたしに ちょうだい。」

「あたしに ちょうだい。」

ふたりの こどもは、

りょうほうから せがみました。

あめだまは ひとつしかないので、

おかあさんはこまって しまいました。

「いいこ だから まって おいで。

むこうへ ついたら かって あげるからね。」
といってきかせても、  

こどもたちは

「ちょうだいよう」

と だだを こねました。

いねむりを していたはずの さむらいは、

ぱっちり めを あけて、

こどもたちが せがむのを みていました。

おかあさんは おどろきました。

いねむりの じゃまを されたので、

この さむらいは おこって いるのに

ちがいないと おもいました。

「おとなしく しておいで」と

おかあさんは こどもたちを なだめました。

けれど、こどもたちは ききませんでした。

すると、さむらいが、

すらりと かたなを ぬいて、

おかあさんと こどもたちの まえに

やって きました。

おかあさんは まっさおに なって、

こどもたちを かばいました。

いねむりの じゃまを した こどもたちを、

さむらいが きりころすと おもったのです。

「あめだまを だせ。」

と、さむらいは いいました。

おかあさんは、おそるおそる

あめだまを さしだしました。

 さむらいは、それを ふねの へりに のせ、

かたなでぽちんと ふたつに わりました。
そして、

「そうれ。」

と、ふたりの こどもにわけて やりました。

それから、また もとのところに かえって、

こっくりこっくり ねむりはじめました。

関連ページ

子どもは素話・読み聞かせが大好き「三びきのやぎのガラガラドン」「あめだま」「白い足あと」「三枚のおふだ」「あとかくしのゆき」「定ちゃんの手紙」「三年峠」

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898104/



by takaboo-54p125 | 2013-12-07 05:01 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

『寿限無』と聞くと、子どもたちが長い名前を覚えて、早口で言うのが流行ったのを思い出します。

落語だったと思います。


熊五郎のところに男の子が生まれ、和尚さんに命名してもらいます。

ありきたりの名前では納得しない熊五郎は

「死なない保証つきみたいな、ステキな名前をつけてやってくだせえ」

と無理を言います。

最初の「寿限無」は気に入ったものの、これ1つでは満足できない熊五郎のために、和尚さんは次々と縁起のいい言葉を言っていきます。

すると、熊五郎はどれもこれも気に入ってしまい、

「全部、名前につけちまいます」

と、とんでもなく長い名前になってしまったのです。
その子が大きくなって、友だちの金坊の頭に「こぶ」をつくってしまい、金坊は熊五郎夫婦に言いつけます。

ところが、その子の名前が長すぎるので、事情を説明するだけで時間がかかってしまいます。


おかみさん「あらまあ、金ちゃん、すまなかったねえ。

じゃあ、なにかい、うちの、寿限無寿限無、五劫のすれきれ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助が、おまえの頭にこぶをこしらえたって、まあ、とんでもない子じゃないか。

ちょいと、おまえさん、聞いたかい?

うちの、寿限無寿限無、五劫のすれきれ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助が、金ちゃんの頭へこぶをこしらえたんだとさ」


熊五郎「じゃあ、なにか、うちの、寿限無寿限無、五劫のすれきれ、海砂利水魚の水行末、雲来末、風来末、食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの長久命の長助が、金坊の頭へこぶをこしらえたっていうのか。

どれ、見せてみな、頭を・・・・・なーんだ、こぶなんざあ、ねえじゃないか」
「あんまり長い名前だから、こぶがひっこんじゃった」

この、「こぶがひっこんじゃった」というのがオチになるという、お話です。

小学校の2~3年生で、お話のプリント(読み仮名つき)を読んであげます。

すると、この、楽しいという意味でばかばかしいお話(それが落語)を、ものすごいスピードで音読する子やら、覚えてしまい暗唱する子やら、適当にメロディーをつけて歌う子やら、どの子も、自分なりに楽しめるから不思議な魅力のお話です。

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子どもは素話・読み聞かせが大好き「やぎさんふとってデンガラドンのドン」「あめだま」「あとかくしの雪」「白い足あと」「三まいのおふだ」「定ちゃんの手紙」「三年峠」

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by takaboo-54p125 | 2013-06-01 05:09 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

室内ゲーム「はなはなはな……」 シナリオ(たくさんの人数でできます)


これから「はなはなはな・・・・・・」のゲームをします。
私が「はなはなはな・・・・・・」と言っている間、
人差し指で鼻をちょんちょん・・・とさわるのを続けます。


そして、私が「・・・」(別の場所)を言った瞬間、
人差し指をその場所にサッと動かしてください。


自分の耳を信じてください。(逆に、自分の目を信じてください、でもOKです)
私の動作に、つられないでください。(逆なら、私の口にだまされないでください)
私の動作に、だまされたらダメですよ。(逆なら、私の口はウソをつきますよ)


ただし、集中力をきたえるゲームなので、目をつぶらず、私を見ていてくださいね。


では、一度やってみましょう。
「はなはなはな・・・・・・耳」(と言いながら、私[リーダー]は口をさわる)                                                          
さあ、耳をさわれましたか?口をさわった人は、私の声に集中しましょう。


「はなはなはな・・・・・・耳・目・口・鼻・頭・おでこ・まゆ毛・ほっぺた・あご・首・かた・おなか・ひじ・親指・手首・おへそ・ひざ・足首・つま先」(いろんな場所を指でさわりながら、いろんな別の場所を言う、のをくり返します)


【解説】
音速(耳で聞く)・・秒速330~340m
光速(目で見る)・・秒速30万km(地球を7周り半、地球は1周40000km)            ※地球1周の40000分の1が1kmだからです。                                                                     
音速は0,1秒で約33~34m進みます。
光速は0,1秒で3万km進みます。


音速は0,01秒で約3,3~3,4m進みます。
光速は0,01秒で3000km進みます。


つまり、光の速さは、音の速さの約88,2~90,9万倍のスピードで進みます。                                                                
ですから、目に届く速さは、耳に届く速さの、およそ90万倍のスピードで到達します。                                                           
それで、耳を信じていても、目に入る速度が圧倒的に速いので、つられてしまうのです。
そんなことを利用したゲームなのかなあ、と私は考えています。(本当かどうかは?です)


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子どもが夢中になれる【リズム遊び】(10種類)【絵書き歌】【文字書き歌】【室内ゲーム】(3種類)子どもは【かけ声】が大好き

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by takaboo-54p125 | 2010-12-29 05:03 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

室内ゲーム「おーちたおちた」シナリオ (たくさんの人数でできる)


これから「おーちたおちた」をします。立ってください。
私が「おーちたおちた」と言ったら、みんなで「なーにがおちた?」と言って、私が、                               
「くだものや野菜の名前」を言ったら、両手で受け取るまねをしてください。                                           
「カミナリ」と言ったら、おへそを両手でかくすまねをしてください。                                                
「お金や宝石の名前」を言ったら、地面に落ちているのをひろうまねをしてください。                                                
「それ以外のものの名前」を言ったら、何もせず、「気をつけ」をしていてください。


1回、みんなでやってみます。
おーちたおちた。なーにがおちた?りんご→くだものです。両手で受け取っていますか?
おーちたおちた。なーにがおちた?カミナリ→カミナリです。おへそをかくしていますか?
おーちたおちた。なーにがおちた?100円→お金です。ひろうまねをしていますか?                                                 
おーちたおちた。なーにがおちた?ねこ→その他の物です。「気をつけ」をしていますか?


では、本番です。みんなも大きな声で歌ってください。始めます。
おーちたおちた。なーにがおちた?○○→受け取ってますか?
                  →おへそですよ。
                  →ひろってますか?
                  →「気をつけ」ですよ。
(こうして、4種類の「なーにがおちた?」をランダムに、やっていきます。                                                
その他の物の名前を意外な物や、だまされそうな物にするのが、大爆笑のポイントです。)


受け取る時の例
みかん、ぶどう、いちご、レモン、メロン、すいか、もも 
きゅうり、にんじん、トマト、タマネギ、ピーマン、かぼちゃ


おへそをかくす時
カミナリだけです


ひろう時の例
1円玉、10円、1000円、1万円、100万円、1億円、3億円
1ドル、100万ドル、さつたば、ダイヤモンド、しんじゅ、エメラルド


「気をつけ」をする時の例
メロンパン、トマトジュース、レモンウォーター、ポテトチップス、スイカバー、チョコレート、ノート、消しゴム、もも太郎、パチンコ玉、ちりとり、紙くず、ガム、ハムスター、あめ玉、焼き肉、偽札、100円ショップ、ハンバーガー、野菜生活、おむすびころりん


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子どもが夢中になれる【リズム遊び】(10種類)【絵書き歌】【文字書き歌】【室内ゲーム】(3種類)子どもは【かけ声】が大好き

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by takaboo-54p125 | 2010-12-29 05:02 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

室内ゲーム「とーんだとんだ」シナリオ (たくさんの人数でできる)


これから「とーんだとんだ」をします。立ってください。
私が「とーんだとんだ」と言ったら、みんなで「なーにがとんだ?」と言って、私が、                                  
「空や宇宙を飛ぶ機械の名前」を言ったら、手をかざして空をながめてください。                             
「虫の名前」を言ったら、両手でパチンとたたいてください。いやな虫でもたたいてね。                                                     
「鳥の名前」を言ったら、両手を鳥の羽のようにパタパタしてください。                                                        
「自分の力で空を飛べない物の名前」を言ったら、何もせず「気をつけ」をしていてください。


1回、みんなでやってみます。
とーんだとんだ。なーにがとんだ?飛行機→空を飛ぶ機械です。手をかざしていますか?
とーんだとんだ。なーにがとんだ?虫の蚊→虫の仲間です。パチンとたたきましたか?
とーんだとんだ。なーにがとんだ?カラス→鳥の仲間です。パタパタしていますか?                                                 
とーんだとんだ。なーにがとんだ?机→自分の力で飛べない物です。「気をつけ」です。


では、本番です。みんなも大きな声で歌ってください。始めます。
とーんだとんだ。なーにがとんだ?○○→手をかざしていますか?
                  →パチンとたたきましたか?
                  →パタパタしていますか?
                  →「気をつけ」ですよ。
(こうして、4種類の「なーにがとんだ?」をランダムに、やっていきます。                                                        
自分の力で飛べない物の名前を、意外な物や、だまされそうな物にするのが、大爆笑のポイントです。)


手をかざす時の例「空や宇宙を飛ぶ機械の名前」
ヘリコプター、スペースシャトル、タケコプター、人工衛星、ロケット、UFO、飛行船、グライダー、ミサイル、ジャンボジェット機、(保幼では何回でも「飛行機」と言おう)


パチンとたたく時の例「虫の仲間」
ハエ、バッタ、セミ、ミツバチ、ゴキブリ、スズメバチ、蚊
(パチンとたたいてほしいのは、「ブーン、チクッ」とする蚊なので、何回でも言おう)                                                   
(バッタやセミはかわいそう、ミツバチやスズメバチは危ない、というのも補足しよう)


パタパタする時の例「鳥の仲間」
スズメ、カラス、ツバメ、トンビ、カモメ、ウグイス、ハヤブサ、ハト、キツツキ、ツル


「気をつけ」をする時の例「自分の力で空を飛べないもの」                                                            
いす、チョーク、黒板消し、ヘビ、ハエたたき、カラス貝、ハチの巣、人工芝、焼き鳥、鳥人間コンテスト、泣き虫、線香花火、ドラえもん、トランポリン、なわとび、ホームラン


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子どもが夢中になれる【リズム遊び】(10種類)【絵書き歌】【文字書き歌】【室内ゲーム】(3種類)子どもは【かけ声】が大好き

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by takaboo-54p125 | 2010-12-29 05:02 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

子どもは読み聞かせが大好き!素話(語り聞かせ)はもっと大好き!


子どもは読み聞かせが好きです。素話はもっと好きです。素話というのは、大人が覚えているお話を子どもにしてあげることです。本は手元にありません。子どもが寝る前にしてあげた方もおられるのではないでしょうか。みなさんも、「ももたろう」「花さかじいさん」「おむすびころりん」「さるかに合戦」「大きなかぶ」「三匹の子ブタ」「ブレーメンの音楽隊」などのお話なら、どれかを思い出しながら、お子さんにしてあげたことが、あるのではないですか。これらは、どのお話も2回、3回と同じパターンのくり返しがあるのが、お話の共通点です。幼児が親の素話を好むのは、このくり返しこそ、次が予想できておもしろいからなのです。ぜひ、どんな話でもいいので、寝る前、布団に並んでねころがって、素話をしてあげてほしいと思います。先生方、自分が覚えられない話は、読み聞かせでもいいと思いますよ。


次の話は、大坂の先生が素話として滋賀の子どもたちにしてくださったお話です。セリフが多いお話です。


【三びきのやぎのガラガラドン】 ノルウェーの民話


 むかしむかし、あるところに、三匹のヤギがいました。 
一番小さいヤギは、ガラガラドンという名前でした。
中くらいのヤギは、ガラガラドンという名前でした。
とっても大きいヤギは、ガラガラドンという名前でした。
三匹とも、ガラガラドンという名前だったのです。

 さてある日の事、三匹のガラガラドンは、山の向こうへ草を食べに行くことにしました。
山の向こうの草はやわらかくておいしくて、食ベたらきっと元気で丈夫(じょうぶ)になれるでしょう。
三匹のガラガラドンが歩いていくと、途中に深い谷があって橋がかかっていました。
「小さい橋だなあ。三匹いっしょには渡れないや」
そこで最初に小さいヤギのガラガラドンが、コトコト、コトコト、橋を渡りました。
橋のまん中まで来ると、深い谷底から、
「こらー! わしの橋をだまって通るのは、誰だー!」
と、いう声がして、恐ろしい怪物が出てきました。
「ぼくです。小さいヤギの、ガラガラドンです。山の向こうへ、草を食べにいくんです」
「小さいヤギの、ガラガラドンだと? だまってわしの橋を通ったからには、草なんか食ベに行かれないぞ。おれさまがお前を、食べるんだからな!」
「まっ、待ってください。ぼくはこんなに、小さいんです。後ろから、もっと大きいヤギが来ます。どうせ食べるんなら、大きいヤギの方がおいしいですよ」
小さいヤギのガラガラドンは、小さい声で言いました。
「そうか、じゃあ、次に来るやつを待つとしよう。さっさと行っちまえ」

 やがて中くらいのヤギのガラガラドンが、ゴトゴト、ゴトゴト、橋を渡って来ます。
橋のまん中まで来ると、
「こらー! だまってわしの橋を通るやつは、誰だー!」
と、怪物が出てきました。
「ぼくです。中くらいのヤギの、ガラガラドンです。山の向こうへ草を食べに行くんです」
「ざんねんだな、中くらいのヤギのガラガラドン。お前が草を食べる前に、わしがお前を食べるんだ」
怪物は、大きな口をパクッと開けました。
「待ってください。ぼくのあとから、もっと大きいヤギがきます。どうせ食ベるんなら、大きい方がおいしいですよ」
中くらいのヤギのガラガラドンが、中くらいの声で言いました。
「そうか、じゃあ、待ってるとしよう。さっさと、行っちまえ」

 やがて大きいヤギのガラガラドンが、ドシドシ、ドシドシ、橋を渡って来ました。
「こらー! だまってわしの橋を通るのは、誰だー!」
怪物が、出てきました。
「ぼくだ。大きいヤギの、ガラガラドンだ」
「ようし、食ベてやるから覚悟しろ」
怪物は大きな口を、パクッと開けました。
「ふん、食べられるもんか! ぼくは大きいヤギのガラガラドンで、立派なツノもはえてるし、強いツメも持ってるぞ。さあ来い!」
大きいヤギのガラガラドンは、怪物に向かって突き進みました。
ドシーン!
キラキラ光る二本のツノが、怪物の目をさしました。
「ウギャーーーー!」
どんなに強い怪物でも、目をつぶされてはかないません。
大きいヤギのガラガラドンは、ゆうゆうと橋を渡りました。
こうして山の向こうの草原に着いた三匹のガラガラドンは、おいしい草をたくさん食べる事が出来ました。
はい、これで山へ行って太ってきたやぎさんのお話は、おしまいです。


次のお話は、小学校の1~3年生が好む、ほのぼのとしたええお話です。


【あめだま      にいみなんきち】


はるの あたたかい ひのこと、わたしぶねに

ふたりの ちいさな こどもを つれた

おんなの たびびとが のりました。


 ふねが でようと すると、

「おうい、ちょっと まってくれ」

と、どての むこうから てを ふりながら

さむらいが ひとり はしってきて、

ふねに とびこみました。

ふねは でました。

さむらいは ふねの まんなかに、

どっかと すわっていました。

ぽかぽか あたたかいので、

そのうちにいねむりを はじめました。


 くろい ひげを はやして、

つよそうな さむらいが、

こっくりこっくり するので

こどもたちは、おかしくて 

ふふふと わらいました。

おかあさんは、くちに ゆびを あてて、

「だまっておいで。」

と いいました。

さむらいが おこっては たいへん だからです。

こどもたちは だまりました。


 しばらく すると、ひとりの こどもが、

「かあちゃん、あめだま ちょうだい。」

と、てを さしだしました。


 すると、もう ひとりの こどもも、

「かあちゃん、あたしにも。」

と いいました。


 おかあさんは、ふところから

かみの ふくろをとりだしました。

ところが、あめだまは もう ひとつしか

ありませんでした。

「あたしに ちょうだい。」

「あたしに ちょうだい。」


 ふたりの こどもは、

りょうほうから せがみました。

あめだまは ひとつしかないので、

おかあさんはこまって しまいました。

「いいこ だから まって おいで。

むこうへ ついたら かって あげるからね。」  

といってきかせても、

こどもたちは

「ちょうだいよう」

と だだを こねました。

いねむりを していたはずの さむらいは、

ぱっちり めを あけて、

こどもたちが せがむのを みていました。

おかあさんは おどろきました。

いねむりの じゃまを されたので、

この さむらいは おこって いるのに

ちがいないと おもいました。

「おとなしく しておいで」と

おかあさんは こどもたちを なだめました。

けれど、こどもたちは ききませんでした。

すると、さむらいが、

すらりと かたなを ぬいて、

おかあさんと こどもたちの まえに

やって きました。

おかあさんは まっさおに なって、

こどもたちを かばいました。

いねむりの じゃまを した こどもたちを、

さむらいが きりころすと おもったのです。

「あめだまを だせ。」

と、さむらいは いいました。

おかあさんは、おそるおそる

あめだまを さしだしました。


 さむらいは、それを ふねの へりに のせ、

かたなでぽちんと ふたつに わりました。


 そして、

「そうれ。」

と、ふたりの こどもにわけて やりました。

それから、また もとのところに かえって、

こっくりこっくり ねむりはじめました。



次のお話は、子どもたちが最初から最後まで、お医者さんと出会わぬまま、夕べ歩いたであろうその足跡を見ながら雪道を歩いていくお話で、ご高齢のお医者さんを思う2人の優しさに、なんとも心温まる物語です。


【白い足あと    神戸淳吉(こうべじゅんきち)】


ゆうべ、また雪がふりました。畑も道も雪でうずもれてしまいました。
「道だか、あざだか、わかんないや。気をつけないと、ころぶぞ。」


 年夫は、まだ、だれも通った人のない雪の道を、一歩一歩ふみこみながら、

うしろの正吉に言いました。

弟の正吉は、こんな深い雪の中を歩くのがうれしいのでしょう。

わざとまっ白になって、雪をけちらしています。


 二人はこれから、雪の積もったゆうべのままの道を、学校へ行くところでした。

「あれっ、この足あと、二郎ちゃんだな。もう学校へ行ったんか。早いなあ。」

お地蔵さまのある曲がり角まできた時、正吉は白い足あとを見つけて言いました。

わらぐつで歩いたらしい白い足あとが、二郎の家の方からついていたからです。

「こんな二郎ちゃんがあるかい。二郎ちゃんのおじさんだろ、きっと。」


 年夫はそう言いながら、足あとを見て行くうちに、急に笑い出しました。

その足あとの人が、雪に足をとられたらしく、ころんだあとがあるからです。

けれど、ころんでからも、なかなか起き上がれないらしく、

雪の上に手のあとや、おしりのあとが、いくつも 残っていました。


 正吉もそれを見て、年夫といっしょになって、笑い出しました。


 ちょうどそこへ、二郎が急いで追いかけて来ました。

そして、二人の顔を見るなり、すぐにこう言いました。

「ゆうべ、おらんちのとなりの、山田のおばあさんが、肺炎になりかかったんだ。

 そいで、おらんちのお父さんが、急いで先生を呼びに行ったりして、

 夜通し大さわぎだったんだぞ。」

「へええ・・・肺炎って、死ぬのか。あのおばあさん死んだのか。」


 年夫は、目をまるくして、聞きました。

「もう少しで死ぬ所だって。

 でも、雪の中を、先生が来てくれて助かったんだ。

 何本も注射したぞ。おら、見てた。」

二郎は、じまんそうに話しました。

「ふうん、・・・そうか・・・それでわかった。


 さっき、お地蔵さまの所でころんだ人、先生だよ。

 正吉、先生がころんだんだ。」


 年夫はふと、なぞがとけたように笑いながら言いました。

「ああ、あのしりもちは、先生んだね。」

 正吉も、そう言いながら、うなずきました。

「うん、お地蔵さまんとこの、あれだろう。先生のだよ。

 雪がやんでから、一人で帰って行ったから、とちゅうでころんだんだよ。」

 二郎も、いかにも初めから見ていたように言いました。


 その先生は、年夫たちの村の、たった一人のお医者さんでした。

戦争中、東京から、この山の中の村へうつ移り住んで

もう十七、八年、今では七十近くなっていました。


 それでも先生は、どんなにおそくても、必ず病人をみてくれました。

いつもむっつりとして、おせじを言わない先生でしたが、

この村の大人も子どもも、みんな、

先生のお世話にならない者は、いませんでした。


 年夫たちは、先生の、おこったような顔を思いうかべ、

また雪の中を歩いて行きました。

しばらく行くと、二郎がひぇーっと、すっとんきょうな声をあげました。

雪のふきだまりに、また大きく人のころんだあとがあったからです。

「先生、よくころぶなあ。」

「ころんでばかりいるな。」

二郎も年夫も正吉も、先生のころんだあとを見て、涙が出るほど笑いました。

けれど笑っているうちに、だんだん先生がかわいそうになってきました。


 深い雪の夜道を、何度もころびながら、

あのおじいさんの先生は、ちゃんと家へ帰れたでしょうか。


 年夫たちは、急にだまりこくってしまいました。

そして、先生の残していった白い足あとを、たどりたどり、

学校の方へ歩いて行きました。


私が尊敬する園長先生から紹介してもらった講師をお招きして、素話を子どもたちにしていただきました。その時の、子どもたちの輝く表情に驚かされ、その後、見よう見まねでしてみましたが、とうてい、講師の先生のレベルまでは到達できていません。それでも、私が素話をする時に、最も気に入っている(子どもたちの反応が楽しいから)昔話を紹介させてください。

【食べられたヤマンバ   松谷みよ子・作】青森県の民話「三枚のおふだ」


次は短い民話です。小学校高学年の授業にも使える、心にじんわりとしみ込むお話です。


【あとかくしの雪       木下順二・作】新潟県の民話

次は、手紙形式の物語文です。6年生の三学期に読み聞かせたいお話でしょうか。


【定ちゃんの手紙       千葉省三・作】「千葉省三童話全集」(岩崎書店)より


次は、小学3年生国語教科書(光村図書)下巻にのっていたお話です。


【三年とうげ         リ・クムオギ(李綿玉)作 韓国の民話


光村図書:小学3年国語教科書:下巻には、パク・ミニ(朴民宜)さんの、ほのぼのとした挿絵がありました。文章もリズミカルで、いい感じです。ただ、「三年とうげ」の学習が終わってから…という配慮は必要です。

次は、ドイツのグリム童話の1つで、4つのくり返しが魅力的です。

【ブレーメンの音楽隊】                ドイツのグリム童話

次は、ロシア民話の1つです。私が低学年の担任をしていた時の教科書にも載っていました。

【おおきなかぶ                   ロシア民話

以上、いつまでも語り聞かせ・読み聞かせのお話として時代を超えて残ってほしいし、子どもたちのためにも決して埋もれさせてはならないと思う、9つのステキなお話(民話・童話・児童文学)の紹介でした。もちろん、他にも「かさこじぞう」「たぬきの糸車」「スーホの白い馬」など、いいなと思うお話はたくさんありますよ。

関連ページ
「語り聞かせ(ストーリーテリング)」と「読み聞かせ」の違い(年令別:お話の紹介:27話)
https://sg2takaboo.exblog.jp/24898473/


寿限無(じゅげむ)のお話:夢中になるのは小2~小3でしょうか
http://sg2takaboo.exblog.jp/24898474/

子どもが夢中になれる【リズム遊び(11種類)】【絵書き歌ブッターマン】【文字書き歌(5種類)】【室内ゲーム(3種類)】子どもは【かけ声チクサクコール】が大好き

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898097/



by takaboo-54p125 | 2010-08-02 13:08 | お話・リズム遊び・室内ゲーム

教室が盛り上がる(どの子も夢中になれる)リズム遊び (11種類)


【大工のキツツキさん(緑の森かげに)】


(リズム遊びを踊りながら)
みどりの森かげに(手拍子チョン、左手で右ひじ→右肩、右手で左肩→左ひじ、手拍子チョン)

ひびく音は(手拍子チョン、左手で右ひじ→右肩、右手で左肩→左ひじ、手拍子チョンチョンチョン)

大工のキツツキさん(手拍子チョン、左手で右ひじ→右肩、右手で左肩→左ひじ、手拍子チョン)

せい出す音(手拍子チョン、左手で右ひじ→右肩、右手で左肩→左ひじ、手拍子チョンチョンチョン) 

ホールディーヤー(両手で両ひざを連打する)

ホールディヒヒヤ(両手で両ひざ→両肩→頭の順にさわる)

ホールディクック(両手で両ひざ→両肩をさわり、両手で木をつつく動作クックをする)

(以上3回くり返す)

ホールディヒヒヤッホー(両手で両ひざ→両肩→頭をさわり、両手で両ひざを連打する)


お話
(登場人物の名前は、場に応じてかえましょう)

森の中でキツツキ君が木を「コンコンコン」とつついていると、目の前を何かが『サッ』と通り過ぎました。(動作1つめ)


(リズム遊びを踊りながら)
みどりの森かげに ひびく音は 大工のキツツキさん せい出す音
ホールディーヤー ホールディヒヒヤ ホールディクック                                      (以上3回くり返す)
『サッ』(動作1つ)                         
ホールディヒヒ ヤッホー


お話
目の前を何かが『サッ』と通り過ぎたので、キツツキ君は『ハッ』と驚きました。(動作2つめ)


(リズム遊びを踊りながら)
みどりの森かげに ひびく音は 大工のキツツキさん せい出す音
ホールディーヤー ホールディヒヒヤ ホールディクック                                      (以上3回くり返す)
『サッ』『ハッ』(動作2つとも)                      
ホールディヒヒ ヤッホー


お話
『ハッ』と驚いたけど、大好きなキツツキ子さんだったので『ホッ』としました。(動作3つめ)


(リズム遊びを踊りながら)
みどりの森かげに ひびく音は 大工のキツツキさん せい出す音
ホールディーヤー ホールディヒヒヤ ホールディクック                                      (以上3回くり返す)
『サッ』『ハッ』『ホッ』(動作3つとも)                  
ホールディヒヒ ヤッホー


お話
『ホッ』としたけど、キツツキ子さんは『アッカンベー』をしました。(動作4つめ)


(リズム遊びを踊りながら)
みどりの森かげに ひびく音は 大工のキツツキさん せい出す音
ホールディーヤー ホールディヒヒヤ ホールディクック                                     (以上3回くり返す)
『サッ』『ハッ』『ホッ』『べー』(動作4つとも)               
ホールディヒヒ ヤッホー


以下のYouTubeで「おはなし会」の皆さんの歌と踊りが見られます。お話も動きも私たちのものとは異なりますが、所変われば品変わる、です。対象年齢に応じて自由にアレンジしましょう。

https://youtu.be/i1I1yPFLqwM


【アブラハムには7人の子】


アブラハムには7人の子

ひとりはノッポで あとはチビ

みんな なかよく くらしてる (たのしく あそんでる)

さあ おどりましょう

① 右手→右手 (リーダー → みんな)

② 左手→左手

③ 右足→右足

④ 左足→左足

⑤ あたま→あたま

⑥ おしり→おしり

⑦ まわって→まわって

おしまい(このページの最後に「アブラハムは7人の子の由来」をのせました)


次のYouTubeで「アブラハムには7人の子」の歌と踊りが見られます。私たちの手の動き(頭の上:児童向き)とは、少々ちがう動作(胸の前:幼保向き)ですけど…全体の流れは同じです(やりやすいように変えてOK)。


https://youtu.be/67FZ3HMq0DU
 

【オニのパンツ】


オニのパンツは いいパンツ つよいぞ~ つよいぞ~
トラの毛皮で できている  つよいぞ~ つよいぞ~
5年はいても やぶれない  つよいぞ~ つよいぞ~
10年はいても やぶれない つよいぞ~ つよいぞ~
はこう はこう オニのパンツ
はこう はこう オニのパンツ
あなたも わたしも あなたも わたしも~
    みんなではこう オニのパンツ


次のYoutubeで「オニのパンツ」の歌と踊りを見ることができます。私たちのしていたのがマイナー・バージョン(歌詞)だと、初めて気づきました。


https://youtu.be/OxPPF7E8sr8


【ウサギのパンツ】 (オニのパンツのうさぎバージョン)


ウサギのパンツは やわらかい  しなやか~しなやか~
3年はいても やわらかい    しなやか~しなやか~
5年はいても やわらかい    しなやか~しなやか~
10年はいても やわらかい   しなやか~しなやか~
はこう はこう ウサギのパンツ
はこう はこう ウサギのパンツ
あなたも わたしも あなたも わたしも~
    みんなではこう ウサギのパンツ


(耳の形を表現することで、犬のパンツ、ネコのパンツなど、日替わりバージョンでも使えます)


【たまげた円盤】


①リーダー「ちっちゃい円盤いくで~」(動作も小さく)

リーダー「さら型えんばん」
            → 子ども「さら型えんばん」
リーダー「たまご型えんばん」
            → 子ども「たまご型えんばん」
リーダー「ほうき型えんばん」
            → 子ども「ほうき型えんばん」
リーダー「やって来た」
            → 子ども「やって来た」 
リーダー「宇宙のかなたからやって来た」
      → 子ども「宇宙のかなたからやって来た」
リーダー「○○小の上にやって来た」
        → 子ども「○○小の上にやって来た」
リーダー「たまげた、たまげた、た~まげた」
     → 子ども「たまげた、たまげた、た~まげた」


②リーダー「中くらいの円盤いくで~」(動作も中くらい)


③リーダー「でっかい円盤いくで~」(動作もでっかく)


次のYouTubeで、よく似ている「円盤体操」を見ることができます。とても元気いっぱいで感心します。


https://youtu.be/fQVFPZ6iFvU

【まっしろけのヤマンバ】


日本昔話「三枚のおふだ(食べられたヤマンバ)」のあらすじを話してから、歌いながら踊ります。(話を省略してもいいですが、保幼や小学校低学年は話を聞くのも喜びます)
アメリカのフォスター作曲「草競馬」の替え歌です
ゆっくりするのから始めて、少しずつ速くしていき、10回やります。


1回目
 リーダー「よちよち歩きの速さでやってみよう。せぇの」
 まっしろけのヤマンバ ヤッホー ヤッホー  (前を向き、両手で顔を洗う動作3回、万歳2回)
 ヤリもって タテもって おっかけてくる ハア(前向き、右手にヤリ、左手にタテ、3歩足ぶみ)
 そら にげろ ハア             (右を向いて3歩足ぶみ、腕をしっかり振る)
 やれ にげろ ハア             (左を向いて3歩足ぶみ、腕をしっかり振る)
 とっつかまったら フライパンで あげられる (前を向き、顔の前で、両手でフライパンを形どって、持ち上げる)
 リーダー「はい、出来た人」→子どもたち「は~い」と手をあげます


2回目
 リーダー「三輪車の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

3回目
 リーダー「駆け足の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

4回目
 リーダー「自転車の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

5回目
 リーダー「自動車の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

6回目
 リーダー「電車の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

7回目
 リーダー「新幹線の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

8回目
 リーダー「飛行機の速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

9回目
 リーダー「UFOの速さでやってみよう。せぇの」
→(太字参照)→「はい、出来た人」→子ども「は~い」

10回目(ラスト)
 リーダー「最後です。光の速さでやってみよう。かまえて。せぇの」
→一瞬で「はい、出来た人」→子ども「は~い」


最後の10回目のリズムダンスを一瞬0,1秒でやっちゃうのが、オチです(途中を省略して、回数を減らすかどうかは、リーダーの判断で決めましょう)。熊本県の小学校に勤務する友人は「まっくろけのUFO」と呼んで、滋賀県の私は「まっしろけのヤマンバ」と呼んで、この同じリズム遊びをやっています。

【キャンプだホイ】
(キャンプファイヤーのセレモニー後)


キャンプだホイキャンプだホイキャンプだホイホイホーイ

キャンプだホイキャンプだホイキャンプだホイホイホーイ

(キャンプだホイ~ホイホイホーイの間に、手拍子を打ちながら、片足ずつ飛び跳ねて、握手をする人をさがして移動します。左足左足→右足右足(ぴょんぴょん)のくり返しです。握手する人どうしが向き合いましょう。)

はじめて見る山    はじめて見る川   はじめて泳ぐ海
(右手をかざして上を見る)(同様に下を見る)(平泳ぎの手2回)

今日から友だち  明日も友だち  ずうっと友だちだ
(右手をつなぐ)(左手をつなぐ) (つないだままグルーッと回す)


以上を、例えば5回くり返します。(これで、5人の人と握手ができました)


次のYouTubeでは、「キャンプだホイ」の踊りのお手本を見ることができます。私たちの踊りや歌う歌詞とは、若干ちがいます。私たちは5年生なら5回、6年生なら6回くり返しながら、ファイヤーの周りをグルグル回って踊ったものです。参加者の対象年齢(体力)に応じて、回数を決めましょう。

https://youtu.be/tNDRWp-U-DQ

【だんけつおどり】
(キャンプファイヤーのフィナーレ)


もぐらのまつりは くらやみまつり(平泳ぎの手の真似をして)

年に一度の くらやみまつり   (平泳ぎの手の真似をして)

みんないっしょに 手をとりあって(内側を向いて輪になり)

リズムにあわせて おどりだす ヘイ(みんなで手をつないで)

ハイスカズンバ ズンバ ズンバ ズンバ(左足で跳びながら手拍子)

ハイスカズンバ ズンバ ズンバ ズンバ(右足で跳びながら手拍子)

ハイスカズンバ ズンバ ズンバ ズンバ(左足で跳びながら手拍子)

ハイスカズンバ ズンバ ズンバ ズンバ(右足で跳びながら手拍子)

エイヤラヤ エイヤラヤ オーー オッ (左へ跳んで、右へ跳んで、ジャンプ)  


(「ハイスカズンバ ズンバ ズンバ ズンバ」から

「エイヤラヤ エイヤラヤ オーー オッ」までは、

5年生のフローティング・スクールなら5回くり返して、6年生のキャンプなら6回くり返しました。みんながファイヤーの火を囲んで、時計の反対回りでグルグル跳びはねながら。ねぶた祭りの「はねこ」みたいに)


次のYouTubeで、子どもたちによる後半の「ハイスカズンバ…」を見ることができます。ほぼ同じかな。


https://youtu.be/5Qy3j-MveaU

【おはスタ「デカいの体操」】


リーダー「デカいの体操、和式トイレをこわがるな~」

みんなで「ドアあけて ドアしめて
     便器またいで ねらいをさだめろ ロックオン」
リーダー「いくぞ~」

リーダー「ぬいで~」    → 子ども「ぬいで~」
リーダー「しゃがんで~」  → 子ども「しゃがんで~」
リーダー「ブリッと~」   → 子ども「ブリッと~」
リーダー「ふいて~」    → 子ども「ふいて~」 
リーダー「はく~」     → 子ども「はく~」
リーダー「しっかりながして」→子ども「しっかりながして」
リーダー「バイバイコーン」 → 子ども「バイバイコーン」

リーダー「手を洗うのも忘れるなよ」

リーダー「それじゃ いくぞ せえの」
みんなで「学校でデカいのしてわるいか~」

リーダー「よっしゃ~。みんな、学校ででかいのするの、はずかしがるな。絶対ひやかすな。もし、ひやかされたら、すぐ○○先生のとこ、言いにくるんやで~」


【野ねずみ】(子どもたちを静かにさせたい時のリズム歌)


4ひきの 野ねずみが あなぐらに あつまって
ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ おおさわぎ


6ぴき
6ぴきの 野ねずみが あなぐらに あつまって
ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ おおさわぎ


10ぴき
10ぴきの 野ねずみが あなぐらに あつまって
ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ おおさわぎ


2ひき
2ぴきの 野ねずみが あなぐらに あつまって
ヒソヒソヒソヒソ ヒソヒソヒソヒソ しずかだね~
シ~


みんな、かしこいね。
ねずみさんよりも、しずかになったから、
さあ、○○をはじめるよ。


次のYoutubeで「野ねずみ」(手遊び歌)の元歌を見ることができます。私たちのは、この歌詞の替え歌で、手の動きもオリジナル・バージョンでやっていました。ねずみの数は、ご自由にどうぞ。


https://youtu.be/2NAY_C4IA5Y


【ブタが道を行くよ】


ブタが道を行くよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

向こうからクルマが来るよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

ブタは死ぬのがイヤだから

車をよけて行くよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ


ブタが空を行くよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

向こうからヒコーキが来るよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

ブタは死ぬのがイヤだから

ヒコーキをよけて行くよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ


ブタが海を行くよ

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

向こうから潜水艦が来るよ

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ

ブタは死ぬのがイヤだから

潜水艦をよけて行くよ 

ぶんちゃっちゃ ぶんちゃっちゃ


ボーイスカウト奈良第4団のみなさんが「ブタが道を行くよ」を歌い踊っている様子を、次のYouTubeで見ることができます。私たちがしていた踊りとは、メロディーも振り付けも少し違いますが、歌詞はだいたい似ています。ボーイスカウトは伝統を引き継いでおられますから、私たちが変えてしまったのでしょうか。


https://youtu.be/15UUr1h4Cg8


次は、八日市南小学校のM君兄弟のお兄ちゃんが作り、弟君が学校で広めた絵書き歌です。

 【正義の味方ブッターマン】

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まんまるさん まんまるさん まんまーるさん てんてん
(顔と目を書く)

まんまるさん まんまるさん まんまーるさん てんてん

(鼻と鼻の穴を書く)

ぐるぐ~る うずま~き できま~した

(ほっぺたを書く)

おおき~な ふ~ね~も できま~した

(くちを書く)

さんか~く おにぎ~り みみ ふ~たつ

(耳を書く)

ろくろくさん ろくろくさん さんじゅ~ろく

(腕と、シャツのマーク36を書く。九九を習う前なら「ハートです」もあり)

ろくろくさん ろくろくさん ふじの~やま

(足とくつ、ズボンの下の部分を書く。低学年には「富士山です」と歌いました)

マント~を つけた~ら ブッターマン

(マントを書く)

つ~のを はやし~て さいきょう~だ~

(頭のてっぺんの角を書く)

しっぽグルグル~

(この部分はオマケです)


決めゼリフ

「正義の味方 ブッタ~マン ハッハッハッハッハッハッ」

以上です。

(好きなポーズで、決めます。 はずかしがらないで、 クレヨンしんちゃんみたいに堂々とやること)

歌のメロディーは、「みんなの歌」のポーランド民謡「森へ行きましょう」の

「も~りへ~いき~ましょう む~すめ~さん・・」

で始まる歌のラストの部分

「ランラララ ランラララ ランラ—ララ」の替え歌(メロディー)で

まんまるさん まんまるさん まんまーるさん てんてん

から

ろくろくさん ろくろくさん ふじの~やま

まで、7回くり返して

マント~を つけた~ら ブッターマン

つ~のを はやし~て さいきょう~だ~

は、

「ラララ ラララ ラララララン」の替え歌(メロディー)で、

2回くり返します。

(一度やったら、子どもたちは、もっとやろうとねだります。

 そして、自分のオリジナルのブッターマンを次々と書いて、

 「見て見て~」と見せに来ます。先生にほめられて、

 休み時間もはまってしまい、ひたすら書く子も出てきます。

 大人の想像をはるかに超えたブッターマンだらけです)


元歌であるポーランド民謡「森へ行きましょう」(シュワ・ジェヴェチカ)のメロディーは、次のURLで聴くことができます。初音ミクの歌声です。


https://ameblo.jp/po-randogo/entry-11880212233.html


カタカナでまちがいやすい字の文字書き歌


【カタカナ5つのおまじない】


シートのシ 「よこ よこ やまのぼり」                                 (シートは横にひくやん)

パンツのツ 「たて たて すべりだい」                                (パンツは縦にぬぐやん)

パンダのン 「ゆるいさかみち やまのぼり」                             (パンダはゆるゆる登るやん)

ソースのソ 「きゅうなさかみち すべりだい」                             (ソースはジャーッてかけるやん)

リンゴのリ 「まっさかさまの ジェットコースター」                          (リンゴが乗ってるでぇ)


この歌を「ターン、ターン、タンタンタン」のリズムで歌いながら書くと、楽しく練習できます。

そして「シ」と「ツ」のちがい、「ン」と「ソ」のちがいを、苦手な子どもも覚えてくれる、

とっておきのカタカナ『文字書き歌』なのです。


「最後(復習)は、むずかしいやつやで~」「いっせいのーでー」

シーツのシ「よこ よこ やまのぼり」

シーツのツ「たて たて すべりだい」

書写の入り授業で、これをしたところ、3年生4~5クラスは、全員マスターしてくれました。

2年生の補習でもやったら、書き方のちがいのあやふやな子もわかってくれました。

これらを、『カタカナ5つのおまじない』と呼んでいました。

1年生でやったら、楽しいかも‥。


室内ゲーム【おーちたおちた】たくさんの人数でできます)


これから「おーちたおちた」をします。立ってください。
私が「おーちたおちた」と言ったら、みんなで「なーにがおちた?」と言って、私が、
「くだものや野菜の名前」を言ったら、両手で受け取るまねをしてください。
「カミナリ」と言ったら、おへそを両手でかくすまねをしてください。
「お金や宝石の名前」を言ったら、地面に落ちているのをひろうまねをしてください。
「それ以外のものの名前」を言ったら、何もせず、「気をつけ」をしていてください。


1回、みんなでやってみます。
おーちたおちた。なーにがおちた?りんご→くだものです。両手で受け取っていますか?
おーちたおちた。なーにがおちた?カミナリ→カミナリです。おへそをかくしていますか?
おーちたおちた。なーにがおちた?100円→お金です。ひろうまねをしていますか?
おーちたおちた。なーにがおちた?ねこ→その他の物です。「気をつけ」をしていますか?


では、本番です。みんなも大きな声で歌ってください。始めます。
おーちたおちた。なーにがおちた?○○→受け取ってますか?
                →おへそですよ。
                →ひろってますか?
                →「気をつけ」ですよ。
(こうして4種類の「なーにがおちた?」をランダムにやっていきます。その他の物の名前を意外な物や、だまされそうな物にするのが、大爆笑のポイントです。)


◎受け取る時の例
みかん、ぶどう、いちご、レモン、メロン、すいか、もも 
きゅうり、にんじん、トマト、タマネギ、ピーマン、かぼちゃ


◎おへそをかくす時
カミナリだけです


◎ひろう時の例
1円玉、10円、1000円、1万円、100万円、1億円、3億円
1ドル、100万ドル、さつたば、ダイヤモンド、しんじゅ、エメラルド


◎「気をつけ」をする時の例
メロンパン、トマトジュース、、レモンウォーター、ポテトチップス、スイカバー、チョコレート、ノート、もも太郎、パチンコ玉、ガム、ちりとり、ハムスター、紙くず、消しゴム、あめ玉、焼き肉、ハンバーガー、いちご味グミ、偽札、100円ショップ、野菜生活、おむすびころりん


室内ゲーム【とーんだとんだ】(たくさんの人数でできます)


これから「とーんだとんだ」をします。立ってください。
私が「とーんだとんだ」と言ったら、みんなで「なーにがとんだ?」と言って、私が、
「空や宇宙を飛ぶ機械の名前」を言ったら、手をかざして空をながめてください。
「虫の名前」を言ったら、両手でパチンとたたいてください。いやな虫でもたたいてね。
「鳥の名前」を言ったら、両手を鳥の羽のようにパタパタしてください。
「自分の力で飛べない物の名前」を言ったら、何もせず「気をつけ」をしていてください。


1回、みんなでやってみます。
とーんだとんだ。なーにがとんだ?飛行機→空を飛ぶ機械です。手をかざしていますか?
とーんだとんだ。なーにがとんだ?虫の蚊→虫の仲間です。パチンとたたきましたか?
とーんだとんだ。なーにがとんだ?カラス→鳥の仲間です。パタパタしていますか?
とーんだとんだ。なーにがとんだ?机→自分の力で飛べない物です。「気をつけ」です。


では、本番です。みんなも大きな声で歌ってください。始めます。
とーんだとんだ。なーにがとんだ?○○→手をかざしていますか?
             →パチンとたたきましたか?
             →パタパタしていますか?
             →「気をつけ」ですよ。
(こうして4種類の「なーにがとんだ?」をランダムにやっていきます。自分の力で飛べない物の名前を、意外な物や、だまされそうな物にするのが、大爆笑のポイントです。)


◎手をかざす時の例「空や宇宙を飛ぶ機械の名前」
ヘリコプター、スペースシャトル、タケコプター、人工衛星、ロケット、UFO、飛行船、グライダー、ミサイル、ジャンボジェット機(保幼では何回でも「飛行機」と言おう)


◎パチンとたたく時の例「虫の仲間」
ハエ、バッタ、セミ、ミツバチ、ゴキブリ、スズメバチ、蚊
(パチンとたたいてほしいのは、「ブーン、チクッ」とする蚊なので、何回でも言おう)
(バッタやセミはかわいそう、ミツバチやスズメバチは危ない、というのも補足しよう)


◎パタパタする時の例「鳥の仲間」
スズメ、カラス、ツバメ、トンビ、カモメ、ウグイス、ハヤブサ、ハト、キツツキ、スズメ、ハゲタカ、インコ、フクロウ、ニワトリ、アホウドリ


◎「気をつけ」をする時の例「自分の力で飛べない物」
いす、チョーク、黒板消し、ヘビ、ハエたたき、カラス貝、ハチの巣、人工芝、焼き鳥、鳥人間コンテスト、泣き虫、線香花火、ドラえもん、トランポリン、なわとび、ホームラン、テニスボール、フリスビー


【とーんだとんだ】を保幼でする場合のポイント


幼児にとっては、その発達段階を思うと、担任の言った飛ぶものをイメージしながら自由に模倣する保育として扱うほうが望ましいと思います。ですから、飛行機も、虫も、鳥も、その真似をしながら保育室の中を飛び回る時間と言えばいいでしょうか。そう考えると、「とーんだとんだ」だけではなくて、「おーよぐおよぐ」でいろんな魚になったり、「あーるくあるく」「はーしるはしる」でいろんな動物になったり、いろいろ子どもたちがイメージをふくらませて楽しめる「模倣遊び」ができるのではないでしょうか。幼児期には、こういった想像力を豊かにはぐくむ保育も大事にしたいものです。


室内ゲーム【はなはなはな・・・】(たくさんの人数でできます)


これから「はなはなはな・・・」のゲームをします。
私が「はなはなはな・・・」と言っている間、
人差し指で鼻をちょんちょん・・・とさわるのを続けます。


そして、私が「○○」(別の場所)を言った瞬間、
人差し指をその場所にサッと動かしてください。


自分の耳を信じてください。(逆に、自分の目を信じてください)
私の動作に、つられないでください。(逆に、私の口にだまされないでください)
私の動作に、だまされたらダメですよ。(という、逆バージョンも使えますね)


ただし、集中力をきたえるゲームなので、目をつぶらず、私を見ていてくださいね。


では、一度やってみましょう。
「はなはなはな・・・・・・耳」(と言いながら、私[リーダー]は口をさわる)
さあ、耳をさわれましたか? 口をさわった人は、私の声に集中しましょう。


「はなはなはな・・・・・・耳・目・口・鼻・頭・おでこ・まゆ毛・ほっぺた・あご・首・かた・おなか・ひじ・親指・手首・おへそ・ひざ・足首・つま先」(いろんな場所を指でさわりながら、いろんな別の場所を言う、のをくり返します)



【解説】
音速(耳で聞く)・・秒速330~340m
光速(目で見る)・・秒速30万km(地球を7周り半、地球は1周40000km)
※地球1周の40000分の1が1kmです。
音速は0,1秒で約33~34m進みます。
光速は0,1秒で3万km進みます。


音速は0,01秒で約3,3~3,4m進みます。
光速は0,01秒で3000km進みます。


つまり、光の速さは、音の速さの約88,2~90,9万倍のスピードで進みます。
ですから、目に届く速さは、耳に届く速さの、およそ90万倍のスピードで到達します。
それで、耳を信じていても、目に入る速度が圧倒的に速いので、つられてしまうのです。
そんなことを利用したゲームなのかなあ、と私は考えています。(本当かどうかは?です)


講座で教えた「アブラハムには7人の子」の「アブラハム」は使わないで「太郎さん二郎さん」を使いなさいという指導を、現場の先生から受けましたと学生さんから聞きました。教えてくださって、ありがとうございます。急に「だめ」と言われて、びっくりしたでしょう。教えた私に説明責任を果たさせてください。


リズム遊び【アブラハムには7人の子】の由来


この歌は元々、外国曲として日本に伝わり、日本のレクリエーション・リーダーの方が日本語の詞(翻訳)を付けたものと書いてありました。その後、全国子ども劇場、おやこ劇場の指導員の方々の耳に入り、種々の催し物等で全国に広まり、当時、最も人気のあるレクリエーション・ソングとして親しまれたそうです。そんな話題になった作品だったので、CBS・ソニーから、子門真人さん(およげたいやき君の歌手)が歌う形で、レコード化(原作家不詳で発売)されたとも書いてありました。1970~1980年代に全国の小学校では爆発的な人気を誇るリズム遊びの一つになったとのことです。この時点で、レク・ソングとしてメジャーになったということでしょう。


私はS50年代に、埼玉県の子ども会「竹の子少年団」指導員サークル・子どもと共に歩む会で覚えました。


私の子どもが、平成15年に小学校入学時に学校で購入・配布された歌の本「みんなのうた」(光文書院)にも「アブラハムの子」というタイトルで載っています。ちなみに、「みんなのうた」の本には、「きよしこの夜」「サンタがまちにやってくる」「ジングル・ベル」「あわてんぼうのサンタクロース」「赤鼻のトナカイ」などのクリスマス・ソングも載っていました。純粋に楽しめばよいという保幼小の先生が大半で、先日も、ある幼稚園の先生が「子どもらはよく、アブラハムをやろうって言うけど、これはハンパじゃない体力がいります」とおっしゃっていました。


さて、かたい話になりますが、平成18年(2006年)に公布・施行された現行の教育基本法では、日本国憲法第20条および教育基本法第15条(旧法では第9条)で、
(1)宗教に関する寛容の態度および宗教に関する一般的な教養ならびに宗教の社会生活における地位は、教育において尊重されなければならないこと。
(2)国および地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならないこと。
と規定されています。(教育基本法は全条文を丸暗記しておきましょう:採用試験対策)


たとえば、小学校の修学旅行で奈良の大仏を前にして、教師が子どもたちに、
「見学しましょう」と言うのはOKで、
「手を合わせて拝みましょう」と言うのはダメということです。
私の子の通う県立高校では、修学旅行でマレーシアに行き、イスラム教のモスクと、キリスト教の教会を見学しました。教師の発言は大仏の時と同様ですが、その国の文化の習慣に従って見学するのが外国訪問のマナーです。ですから、その宗教の寺院内における作法・服装は見よう見まねでも、必ずしなければならないこともあります。それは、異文化体験ということです。


この教育基本法の条文を拡大解釈すると、「アブラハムは7人の子」の「アブラハム」の由来を詳しく知っておられた(尊敬!)先生が、「アブラハム」を「太郎さん二郎さん」に言いかえた方が無難だと思われたのかも知れません。


たしかに、アブラハムという名前は、キリスト教の聖書に出てくる人で、7人の子の名前も聖書に出てきます。ですから、一つの宗教の元から生まれた歌だと感じた、その先生は、その名前を使うと、特定の宗教教育になってしまうのでは、と判断されたので、日本人の名前に変えたのではないかと、私なりの推測です。


参考までに、調べてみると、詳しい人が何人もおられたので、引用させてください。


『アブラハムとは、旧約聖書(創世記)に出てくる人でした。新約聖書の最初の文章も「アブラハム・・・」から始まります。創世記には「アブラハムは、再び妻をめとった。その名はケトラといった。彼女は、アブラハムとの間にジムラン、ヨクシャン、メダン、ミディアン、イシュバク、シュアを生んだ。」                                          
と、書いてあります。アブラハムの子は、母親のちがう子が他にも3人いて、そのうちの2人、ハガルとイシュマエルは母と共に去ってしまうので、                          
アブラハムの元には息子イサクが残り、そのあとケトラとの間にできた子どもが6人。1人がのっぽ(早く生まれたから大きく育ったイサク)で、あとはちび(後から生まれた子どもの6人)となるのでしょうか。


アメリカ大統領だった、エイブラハム・リンカーンの、エイブラハムは、アブラハムから来ています。聖書から来ている名前は、ヨハネがジョン、天使ミカエルがマイケル、聖パウロがポールなど、たくさんあります。』


以上です。なるほど、納得です。


西洋の名前は、英語・フランス語・ドイツ語で、似ている名前が多いです。
国王の名前も、語源が同じ名前があるのですよ。
英語ではチャールズ=フランス語ではシャルル=ドイツ語ではカールなど。


というわけで、「アブラハムには7人の子」をそのまま歌うのは、歌詞の内容自体には深い宗教的意味は何も感じられないし、小学校の音楽の教科書に載っている「あわてんぼうのサンタクロース」とも、それほど大差はありませんし、レクソングとして広く日本中で歌われてきましたし、総合的に判断して、特に宗教教育にはならないので、教育基本法第15条第2項には抵触しないと、私は解釈します。子どもたちと歌っても大丈夫ですよ。


でも、教育基本法の解釈の仕方によって、「太郎さん二郎さん」がよいと言われる先生が教育実習の指導教官なら、その先生のおっしゃるとおりにしておく方がよいでしょう。


私は、歌っても全く問題なし、という条文解釈をしていますが、今回、宗教教育について、再度よい勉強の機会をもらえたと思っています。


私の家は浄土真宗の門徒(他の周派の呼び方は檀家)で、近くの神社(本殿と稲荷と六地蔵があります)の氏子ですし、うちには、仏壇も、神棚も、お稲荷さんも、お地蔵さんもあるもんで、私が宗教的にはお気楽なのかも知れませんが、「リズム遊び」とは、難しいことは考えず、楽しく踊るのが一番!だと思っております。


子どもはかけ声が大好き「チクサクコール」


東京オリンピックに合わせて開催された世界ユースキャンプで、ドイツ人から教えてもらった東京YMCAの人がやってみたのが始まりとか、東京オリンピックでドイツチームがやっていたのを見た東京YMCAの人が日本でも始めたとか、諸説あるようです。ですから、語源はドイツ語かも知れませんが、日本各地に「チクサクコール」というかけ声として、広まって定着したと聞いています。かつては、クラスや学年で、よくやったものです。


チクサクコール


(リーダー)チクサクコ~ル  (全員)イエーィ(orオ~)

(リーダー)チクサク チクサク (全員)ホイ ホイ ホイ

(リーダー)チクサク チクサク (全員)ホイ ホイ ホイ

(リーダー)イビー (全員)チャオ

(リーダー)イビー (全員)チャオ

(リーダー)イビー (全員)チャオ チャオ チャオ オ~


次のYouTube(スタートして50秒ほどたったところ)で「チクサクコール」を見る(聞く)ことができます。私たちのしていた手の動き(体の正面で片方の腕を前に伸ばし、グーをして親指だけ上に立てて、ホイホイホイやチャオの時、親指をパワフルに3回内側へたおす)とは、かなりちがう動きをしておられるので、日本全国いろいろな「チクサクコール」があるのだなあと、思いました。子どもたちと動作を考えるのもありかな。


https://youtu.be/MbpzY7j1pMU


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子どもは素話・読み聞かせが大好き「三びきのやぎのガラガラドン」「あめだま」「白い足あと」…「三まいのおふだ」「定ちゃんの手紙」「あとかくしの雪」「三年峠」「ブレーメンの音楽隊」「大きなかぶ」

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by takaboo-54p125 | 2010-07-30 18:29 | お話・リズム遊び・室内ゲーム