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高齢の母から聞いた昔話(昭和20年代) その5 浩宮様の衣服を真似して製作‥

94才の母の在宅介護と言っても
弟やケアマネージャーさんのサポートもあるし
訪問介護のヘルパーさんたちが入浴支援をしてくださり
デイサービスやショートステイ(散髪)にも助けてもらいながらです

先日 母が昔話をしてくれました
と言っても 日本昔話ではありません
母が独身の頃(戦後のS20年代からS33年まで)の体験談です

母は洋裁(婦人服と呼ばれていたとのこと)のデザインをする仕事をしてました
彦根市銀座商店街の百貨店に洋裁のお店があり そこの専属だったそうです
オーミケンシ 鐘紡 日清紡などの工場へも 出向いて仕事をとったみたい
そこで洋服のデザインを請け負ったお客さんが女工さんたちでした

母は結婚を機にデザインの仕事を辞め 内職を始めました
幼い私の育児をしながら 洋裁の内職を続けました
遊んでる周囲にマネキンがあったのを覚えてます
ホステスさんの衣装がなぜか印象的でした

そんな私が今 幼い頃の写真アルバムを見ると?
そんなに裕福じゃなかったのに かっこいい服を着てるではありませんか
なんでか 母に聞いてみると 雑誌に浩宮様のお写真が載っていたから‥だそうです
美智子様が浩宮様に オシャレなお洋服を着せておられたお写真を見て 真似したみたい
写真を見ただけで どんなデザインかイメージして製作したと 母が言っておりました‥ほーっ
道理で チビスケなのに かっこよすぎる上下おそろいの洋服姿~水着姿まで 写真がありました
蝶ネクタイはともかく スーツ姿には多少違和感があり 上下つなぎタイプの水着は恥ずかしかったな
どれも なつかしい思い出かな 母には感謝ですし 写真を見ただけで ほぼほぼ同じ物を製作‥リスペクトです

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by takaboo-54p125 | 2024-12-19 05:05 | 在宅介護