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心あたたまる話「機長と少年の14年間の交流を知った乗客の拍手」

今日は、インターネット検索したいことがいっぱいありました。

小平奈緒選手が引退レースのスピードスケート全日本距離別選手権女子500m37秒49で8連覇
サンフレッチェ広島(先週の天皇杯決勝延長120分PK戦で惜敗)がJリーグ杯決勝セレッソ大阪に後半ロスタイム劇的逆転優勝
日本シリーズオリックスVSヤクルト(神宮)初戦開始前のプロ野球解説者23人→優勝予想-互角オリックス11人:ヤクルト12人)

などなど‥ワクワクするニュースが満載でした。

しかしながら、私は1つのささやかな心あたたまる記事に、目がくぎづけになりました。
その概要は以下のとおりです(ミスがあったら、ご容赦ください)。

10月6日の国内便における機内アナウンスで機長さん
「‥私事で恐縮ですが‥」
と話された後、旅客機の機内は乗客の温かい拍手で包まれます。

14年前に小学6年生の少年が、将来なりたい職業の会社(3社)に
どうしたらパイロットになれますか
と手紙を出しました。

1つの会社の総務(手紙が届いた部署)からたまたま依頼を受けて、その少年に返事の手紙を書いたのが、この機長さんでした。
機長さんは、少年への手紙の最後にメールアドレスを記しました。

それから小6から中3までは手紙で、高1からはメールで、少年と機長さんとの交流が14年間も続きます。
その若者(14年前の少年)はくじけそうになった時、その都度,機長さんから届くメールが心の支えになったようです。
やがて若者は航空大学校へ進学します。

機長さんのアナウンス
「‥航空大学校を卒業しパイロットへのスタートラインに立てたことのお祝い
  後輩と先輩の間柄になれたことの喜び
  お客様と共有したいと機内アナウンスをさせていただきました‥」

若者は機長さんが操縦する旅客機とは別の航空会社への就職が決まり、14年前の少年はをかなえました。
この国内便には、一人前の若者に成長した14年前の少年が、1人の乗客として搭乗していたのです。
おそらく2人(機長さんと若者)はメールのやりとりで、お互いに同じ旅客機に乗っていることを知っていたのでしょう。

機長さんのアナウンス(乗客の拍手をコックピットで聴いた後)
「‥これから待ち受けている厳しい訓練期間中、自信をなくしたり、落ち込んだりすることが必ずあると思います。
 そんな時にこそ今回の〇〇便(〇〇は数字)で、たくさんのお客様からいただいた拍手を思い出し、
 1日も早く副操縦士(機長になる登竜門)として大空へ羽ばたいてほしいと思っています」

その国内便が目的地の滑走路へ着陸した後、初めて出会った(手紙とメールのやりとりだけの)2人はがっちりと握手したそうです。
機長さんのコメント
「‥感無量です」

コックピットからのサプライズ-アナウンス(機長さんから若者へのエール)に感動したお客さんのおひとりが
よい便に乗れた‥」
とツイートしていいねが1万4千以上も付き、機長さんへのインタビューが実現し、2週間以上たった昨日の記事となったのでしょう。
なんとも心あたたまるお話の「機内アナウンス→ツイート→記事のリレー」‥じわ~と胸に広がり‥ありがとうございます。
こういうSNSの拡散なら、わるくないなぁと思いました。


by takaboo-54p125 | 2022-10-23 05:09 | 日記・その他