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クライマックスシリーズFS阪神ヤクルト戦2022で印象に残った5つの場面

初戦-序盤のチャンスで微妙な三振判定だった原口選手(阪神)に対する白井球審のさりげない優しさ

10月12日の阪神VSヤクルト第1戦
今シーズンヤクルト戦の防御率0,86という驚異的な数字を残した西勇輝投手が阪神の先発でした(やばかった‥)。
負け投手になった西勇輝投手はFAの権利を使わず阪神残留を決めたようです‥来シーズンもYSの前に立ちはだかります‥

2回表の阪神の攻撃
4番バッター大山選手の2塁打のあと、5番バッター原口選手が0アウト2塁で三振をとられました。
ハーフスイング空振りという塁審の判定でしたが、解説者の方々も「バットを振ってない」と指摘されてました‥。
原口選手にとっては悔しかった13球目‥大事なファイナルステージ初戦の「分岐点」になったのでは‥と思います。
その後、白井球審(ロッテ佐々木投手への対応で物議をかもした審判)が声をかけ、原口選手も笑顔になり心がなごみました。

阪神ファンのゴミ拾いがヤクルトファンにも広がったこと

10月12日神宮球場における試合終了後のことです。
スタンドのゴミ拾いをされている阪神ファン(ゴミ袋持参)の姿に、ヤクルトファンが気づいたそうです。
その翌日10月13日には、試合終了後にゴミを拾って帰るヤクルトファンもおられたようです。
スタンドのゴミ拾いと言えば‥サッカー-ワールドカップの日本サポーターの代名詞‥と思ってました。
神宮球場で試合終了後にゴミ拾いをしてくださった阪神ファンの方々、ありがとうございました。

村上選手と真っ向勝負してくれた藤浪投手(阪神)の心意気

10月13日の阪神VSヤクルト第2戦
阪神の先発藤浪投手(大リーグへ行くかもしれない豪腕投手)は2回まで3四球4奪三振‥適度に荒れてました(びびった)。
3回裏のヤクルトの攻撃
2アウト1塁でバッター村上選手を迎え、四球もやむを得ない場面でした。
阪神バッテリーは申告敬遠しないで、150km/h超のスプリットも交えながら真剣勝負してくれました。
3ボール2ストライクのフルカウントから2ランホームランという結果でした。
外角低めのストレート‥決して失投ではありません‥打った村上選手をほめるべきでしょう。
藤浪投手はまさに「いさぎよい侍魂」を持ったピッチャーだなと、つくづく思いました。

6回まで無得点に抑えられていたのに‥7回にヒット1本でビッグイニングになるとは‥

10月14日の阪神VSヤクルト第3戦
阪神の先発は絶対的エースの青柳投手(今シーズンのセリーグ投手三冠)です(マジでやばかった)。
投手三冠とは、最優秀防御率、最多勝(2年連続)、最高勝率(2年連続)というエースの称号と言えます。
6回までヤクルト打線を散発3安打に抑えこんでいた青柳投手‥7回裏2アウト1-2塁で継投されました。
7回裏2アウト満塁から村上選手が投手前ボテボテのゴロで1塁にヘッドスライディング内野安打とは‥

矢野監督と高津監督が試合終了後に握手してお互いの健闘をたたえ合ったこと

第3戦が終わった後、阪神の矢野監督がヤクルトベンチへ歩み寄り、高津監督とがっちり握手しました。
お二人は同じ年で、選手として入団したのも同期という間柄でもあります。
スタンドの両チームファンによる大きな拍手に包まれながら‥ノーサイドの瞬間‥。
今季限りで退任する矢野監督にとっては、チームの指揮をとる最後の試合となりました。
矢野監督がスタンドのファンへ挨拶する姿に気づき「胴上げを待ちましょう」と高津監督に言った村上選手‥ナイスアシスト!
観客動員数日本一の阪神タイガースを4シーズン連続セリーグAクラスに導いた矢野監督、お疲れ様でした。

「勝ちに不思議の勝ちあり」
という故-野村監督の言葉をつくづく思い出す2022セリーグCSファイナルステージ3試合でした。






by takaboo-54p125 | 2022-10-15 05:58 | 文化・スポーツ