詩「教室で小中学生と音読したい詩」(126編)一覧

詩126編の題名(タイトル)一覧です。小学生や、中学生が、どのように味わってくれるかワクワクします。


【今、小学生と一緒に読んでみたい詩(108編)】

次の詩は、ACジャパンのCMにも使われました。

こだまでしょうか     金子みすゞ


以下、昭和61年度版(教員20代の頃)の小学校国語教科書に載っていた好きな詩のタイトルを並べました。
次の詩は、小学校1年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

あかるい おひさま     くどうなおこ


次の詩は、小学校1年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

ほした ふとん       てづかしょうぞう 


次の詩は、小学校1年生の教科書(学校図書)にのっていた詩です。

おちば           よだ じゅんいち


次の詩は、小学校1年生の教科書(日本書籍)にのっていた詩です。

いるか           たにかわしゅんたろう


次の詩は、小学校2年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

ガラスのかお        みつい ふたばこ


次の詩は、小学校2年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

たべもの          なかえ としお


次の詩は、小学校2年生の教科書(学校図書)にのっていた詩です。

ピーマン          くどうなおこ


次の詩は、小学校2年生の教科書(日本書籍)にのっていた詩です。

わらべうた・はないちもんめ


わらべうた・ずいずいずっころばし


次の詩は、小学校2年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

海がみんな  イギリスの わらべうた    きじま はじめ ・ やく


次の詩は、小学校3年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

夕日がせなかをおしてくる  さかた ひろお


次の詩は、小学校3年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

ことば遊び歌        谷川しゅんたろう

 ののはな

 ことこ


次の詩は、小学校3年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

すいれんのはっぱ      うら かずお


次の詩は、小学校3年生の教科書(学校図書)にのっていた詩です。

こわれたすいどう      谷川しゅんたろう


次の詩は、小学校3年生の教科書(日本書籍)にのっていた詩です。

つけものの おもし     まど みちお


次の詩は、小学校3年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

もじさがしのうた      きしだえりこ


次の詩は、小学校4年生の教科書(4年上・平成4年・大阪書籍)にのっていた詩です。

うち 知ってんねん     島田陽子


次の詩は、小学校4年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

かぼちゃのつるが      原田 直友


次の詩は、小学校4年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

石ころ           まど みちお


次の詩は、小学校4年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

かきの実         よだじゅんいち


次の詩は、小学校4年生の教科書(学校図書)にのっていた詩です。

にぎりこぶし       村野 四郎


次の詩は、小学校4年生の教科書(光村図書・学校図書・日本書籍)にのっていた詩です。今ものっていると思います。

春の歌          草野 心平
    

次の詩は、小学校5年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

われは草なり        高見 順


次の詩は、小学校5年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

雨            山田 今次


次の詩は、小学校5年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

雑草のうた        鶴岡 千代子


次の詩は、小学校5年生の教科書(学校図書)にのっていた詩です。

山頂から         小野十三郎


次の詩は、小学校5年生の教科書(日本書籍)にのっていた詩です。

雲            山村 暮鳥


次の詩は、小学校6年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です。

支度            黒田 三郎


次の詩は、小学校6年生の教科書(教育出版)にのっていた詩です。

虫けら          大関 松三郎


次の詩は、6年生の教科書(東京書籍)にのっていた詩です。

けれども大地は      新川和江


次の詩は、小学校6年生の教科書(光村図書)にのっていた詩です(今ものっているかな)。

生きる           谷川 俊太郎


次の俳句は、小6の教科書(光村図書・教育出版・東京書籍・学校図書・日本書籍)にのっていました。


菜の花や月は東に日は西に        与謝 蕪村


五月雨をあつめて早し最上川       松尾 芭蕉


赤とんぼ筑波に雲もなかりけり      正岡 子規


赤い椿白い椿と落ちにけり        河東碧梧桐


雪とけて村いっぱいの子どもかな     小林 一茶


以上、昭和61年度版の小学校国語教科書に載っていた詩・俳句です。


次の詩は、ただ音読するだけで、1人ひとりがそれぞれに味わえます。

教室はまちがうところだ  まきた・しんじ


教室はまちがうところだ
(この1行で始まる約70行という長い詩です)
(授業で黙っている子の思いを代弁をしてくれる詩だと言えます)
(黙っている子に共感しつつ、発言することを応援する詩でもあります)
(子どもたちの勇気と優しさを後押ししてくれる詩だと言えるでしょう)
(次の1行が、約70行の詩のしめくくりです)

そんな教室 つくろうやあ


同タイトルの絵本(蒔田晋治:作・子どもの未来社)は、詩と挿絵がハーモニーを奏でています。1985年まで静岡県の小中学校教員をされていたそうです。長いので、まず担任が音読する時に、子どもたちには各自の好きなところ(いくつでもOK)に印(マーカー)をつけてもらいました。それから、みんなでいっしょに音読しました。この絵本を購入して改めて思います・・・本書を直接読まれることをオススメします。

以下の詩は、小学校の教科書には載っていなかった詩です。

雑草           北川 冬彦

美しくあるく       八木 重吉

こども          山村暮鳥


絵本「いちねんせい」谷川俊太郎・詩、和田誠・絵(小学館)より

くんぽんわん       谷川俊太郎

って           谷川俊太郎

たいこ          谷川俊太郎

カロンセのうた      谷川俊太郎

この絵本「いちねんせい」には、全部で22編の谷川俊太郎さんの詩が載っています。どの詩にも、和田誠さんのとても楽しい挿絵も書いてあります。つい買ってしまいました。お子さんといっしょに本書を直接読まれることをオススメします。

次の詩は、私が小学校高学年の頃(S45~46年)に小学校で習った詩です。たしか教科書にのっていた記憶があります。今でも暗唱できます。味わい深い冬の詩です。家族の絆を味わえる詩でもあります。しみじみ読み味わってみてください。


 冬の夜道           津村信夫


冬の夜道を 一人の男が帰ってゆく

はげしい仕事をする人だ

その疲れきった足どりが そっくり それを表している

月夜であった

小砂利をふんで やがて 一軒の家の前に 立ちどまった

それから ゆっくり格子戸を開けた

「お帰りなさい」

土間に灯がもれて 女の人の声がした

すると それに続いて

どこか 部屋のすみから

一つの小さな声が言った

また一つ

また一つ別の小さな声がさけんだ

「お帰りなさい」


冬の夜道は 月が出て ずいぶんと明るかった

それにもまして

ゆきずりの私の心には

明るい一本のろうそくが 燃えていた        


かつて、小学校の高学年を担任すると、必ず「冬の夜道」を子どもたちと読み味わいました。この詩の授業を、7回はしたでしょうか。それは、子どもたちに、将来、大人になった時の自分の「家族」を豊かにイメージするきっかけにしてほしかったからです。


まず、音読をしたら、意味のわからない言葉をどうにかします。「足どり」「小砂利」「「格子戸」「土間」「灯」「ゆきずり」などを、子どもたちは言うでしょう。どうにか意味がわかったところで、音読を入れます。


最初に問いたいのは、1人の男の行動の裏側にあるものです。


「この男の人は、疲れていたから、ゆっくり開けたのかなあ?」

と聞いてみたいです。子どもたちが「はげしい仕事」「疲れきった足どり」「そっくり」「やがて」「立ちどまった」「それから ゆっくり」などから、男の人の姿・状況を思い浮かべつつ、男の人の家族への温かさにまで思いをはせてくれたらいいなあ・・と思います。ある年には、「家族に、疲れきった顔を見せると心配させるので、一度立ちどまってから、深呼吸して、ゆっくり開けた」と語る子もいました。


次に問いたいのが、男の人を迎える家族の姿です。


「この家は何人家族なのかなあ?」

と聞いてみたいです。「女の人」「1つの小さな声」「言った」「また1つ また1つ」「別の小さな声」「さけんだ」などから、迎えたのは、3人か4人か意見が分かれるでしょう。その中で、迎えた時の家の中の様子や、男の人にかけた言葉も出てくればいいなあ・・と思います。別の年には、「小さな声が言ったのは低学年ぐらいの子で、小さな声がさけんだのは、3才ぐらいの双子で、3人の子どもがお父さんの帰りがうれしくて飛びついた」と語る子もいました。


最後に問いたいのは、ゆきずりの作者の姿です。


「ゆきずりの私には、家で誰が待っているのかなあ?」

と聞いてみたいです。「それにもまして」「ゆきずり」「私の心」「明るい」「1本のろうそく」「燃えていた」などから、思い思いに、作者も男と同じような家族がいる、作者は家族のいない1人暮らし、などを語ってくれたらいいなあ・・と思います。また別の年には、「『月の明るさ』と『ろうそくの明るさ』の違い(冷たい・温かい)から、1人ぼっちの作者だから心に灯った『ぬくもり』を、北風で消したくないほど大切にしたかった」と語る子もいました。


そして、もう1度音読しながら、この温かい家族と、心を温められた作者の情景をイメージしてくれたらいいなあ・・と思います。自分も大人になったら、こんな家族をつくりたいなという、子どもたちが描けるモデルの1つに、この詩がなってくれたらなあ・・と心から願いつつ・・。


実際には、こちらの思うようには、なかなか、子どもたちは描いてくれないものですが・・。どこと、どこで、グループ学習を取り入れたらいかは、迷うところです。今の時代の、ほとんどの子どもたちは「土間」も「格子戸」も知りませんから、1校時45分でやり終える自信も、ちょっとありません。でも、ステキな詩であることは確かです。


とにかく情景を思い浮かべてほしいので「男の人はどうして立ちどまったの?」「男の人はなぜ、ゆっくり開けたの?」「この家族を見た作者の気持ちは?」「明るい1本のろうそくって、作者が言いたかったことは何?」というような問いかけは、したくありませんでした。詩という文学作品を読み味わうとは、そういうことではないと思うからです。あくまでも情景をより豊かに思い描き、イメージすることを主にした授業を展開したいものです。そうする中で子どもたちが自ら、自然体で心情にもふれてくれるのではないでしょうか。


次の歌は、岐阜県中津川市の笠木透さんの作詞で、高石友也&ザ・ナターシャー・セブンがかつてレコード(LP)の中に収録した歌です。詩を読む感じで、音読するだけでも楽しいですよ。
おすすめの笠木透さんの歌「あいうえおとも・おともだち」は、「親子で音読したい詩」で紹介しています。

なーむ なーめん なーらん     かさぎ とおる


新美南吉と言えば、小学校の教科書の「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」や「花のき村と盗人たち」「あめだま」などの、すぐれた童話を書いた児童文学作家であり、詩人でもありました。「ごんぎつね」が19才の時の作品というのも驚きですが、音読してみたい詩もいくつかあります。新美南吉は元教師でもありました。

みち                にいみ なんきち


新美南吉は、めったにとれないクジラで、小さな島の暮らしがすべて支えていたことを、12行で(6文で)表現しました。

島                 新美 南吉


熊に聞こえた「アイヌのような声」というところに、新美南吉のしなやかで豊かな感受性を感じます。

熊                 新美 南吉


私は単純に、雲を眺める「ちびまる子ちゃん」のまる子と友蔵じいさんの2人を浮かべてしまいました。

雲                 山村 暮鳥


私は単純にも、「もののけ姫」で、エボシがシシ神をねらい、それをアシタカがじゃまをする場面の、シシ神そのものを浮かべてしまいました。

鹿                 村野 四郎


次の歌も、岐阜県中津川市の笠木透さん(「フィールド・フォーク」グループのリーダーをしておられたとか)が作詞された歌です。やっぱり高石友也&ザ・ナターシャー・セブンのレコード(LP)で聞きました。上品とは言えませんが、朝の歌としてクラス全員で歌うと、メッチャ楽しい空気で1日をスタートできたのは確かです。メロディーは歌いやすい「ジングルベル」です。

へのちから             笠木 透


「おならは誰かてする。プロの選手も、アイドルも、みんなするんや。恥ずかしいないんやで」
という担任の力のこもった演説でしめくくりました。そこで、わざとおならをする子もいました(大物です。みんなで拍手です)。テニスの松岡修造さんみたいな熱血派の先生は、演説でいいでしょう。理論派の先生は、「おならは『お鳴らし』を省略した言葉です。欧米ではおならよりゲップの方が失礼なのです」と「うんちく」(学問・知識のたくわえ)を披露しましょう。でも、さわやか派の先生は、次の詩で、さわやかにしめくくってもいいと思います。「親子で音読したい詩」にのせてある詩です。

おならうた             たにかわしゅんたろう


おならはどこの国でも通じる「世界共通語」なのであります。ここまでこだわる理由、それは授業中、おならをしてしまった子を助けるためなのです。

まどみちおさんも詩の中で、そのことを言っておられます。

おならは えらい          まど みちお


次の詩は、リズム感があって、音読するのが楽しくなります。「あいうえお・・」系の詩の特長ですね。

あいうえおはようもりのあさ     もり けん


次の詩を読むと、ボールペンが書けない時に、持つ角度を変えたり、ゆっくり書いたりして、工夫するところも、赤ちゃんの育児と似ているなあと感じます。

ボールペンのボール         さくら ももこ


次の詩は、NHK教育テレビに出てくるニャッキを思い出してしまいました。

みみずのたいそう          かんざわ としこ


次の詩は、木と人間が比べられているみたいです。

                 かわさき ひろし


次の詩は、発声練習にも、母音を意識させたい時にも、使えます。

あいうえお             あらい たけこ


次の詩は、1人ひとりの花を咲かせてあげたくなります。

はながさいた            まど みちお


次の詩は、子どもたちの朝の気持ちでもあるのです。

ひみつ               たにかわ しゅんたろう


次の詩は、となりのトトロの「さんぽ」の値打ちに気づかせてくれます。
あるけあるけ            つるみ まさお


次の詩は、あなたは1人じゃないよ、と雨が言っているみたいです。

あめのうた             つるみ まさお


次の詩は、とても楽しく発声練習ができます。

ことばのけいこ           よだ じゅんいち


次の詩は、みんなで音読して、春が来たよろこびをかみしめたい詩です。

おがわのはる            あおと かいち


次の詩は、運動会シーズンの始まりに、ぜひ音読したい詩です。

びりのきもち            さかた ひろお


次の詩は、トイレの話をする時に、みんなで音読したい詩です。

うんこ               たにかわ しゅんたろう


次の詩は、敬老の日の前に、みんなで音読したい詩です。

ねたきりのおばあちゃん       はたなか けいいち


次の詩は、音読しながら、体も動かしたくなります。

ぽいぽい・たいそう         こいぬけんきち(くどうなおこ)


次の詩は、ほんまに率直な力強い詩です。

練習問題              さかた ひろお


次の詩は、花の気持ちを代弁しているのでしょうか。

のはらでさきたい          くぼた しょうぞう


次の詩を読むと、自分には関係ないとは思えなくなります。

地球のいのち            かどくら さとし


次の詩には、法則が3つも、かくされています。

年めぐり              さかた ひろお


次の詩は、ついつい、うなずいてしまいます。

大すき               こいずみ しゅうじ


次の詩には、日本語の音のおもしろさがつまっています。

それから              まど みちお


次の詩は、日本語の美しさに気づかせてくれます。

ことば               かわさき ひろし


次の詩は、やわらか頭で音読しましょう。

であるとあるで           谷川 俊太郎


次の詩は、やさしかった祖父を思い出させてくれます。

あいづち              きたはら むねかず


次の詩は、イマジネーションがメッチャ柔軟です。

わかれのことば           さかた ひろお

次の詩は、さすが天下の台所!?と思いました。

あいうえおおさか くいだおれ    しまだ ようこ


以上、「教室で読みたい詩12ヶ月」水内喜久雄・編著(民衆社)より      

この本には、たくさんの詩がのっています。3巻あります。
まさに珠玉の詩集です。ぜひとも直接読まれることをオススメします。


あいうえおうた           谷川俊太郎

いついまいかいや!         谷川俊太郎

以上、谷川俊太郎少年詩集『どきん』」詩の散歩道シリーズ(理論社)より

卓越した詩集です。本書を読まれることをオススメします。


2012年8月25日(土)朝日新聞「天声人語」に、まど・みちおさん作詞の童謡が紹介されていました。この詩を2007年に英訳されたアーサー・ビナードさんというアメリカ人の詩人がおられます。どちらが白か黒かじゃなくて、やぎさんたちが、自己主張だけでなく、傾聴できるようになり、お互いに尊重し合える間柄になってほしいと、心から願いつつ、日本語・英語の両方を紹介させてください。長年、相互が心温まる交流を地道に積み重ねてこられたのですから・・。

やぎさん ゆうびん         まど みちお


この詩「やぎさん ゆうびん」は英訳されていました。

Goat Mail             Mado Michio

「日本の名詩、英語でおどる」アーサー・ビナード編(みすず書房)より
他にも、山村暮鳥の「雲」、高村光太郎の「道程」など、40編の詩が英訳されていましたので、本書を直接読まれることをオススメします。


まど・みちおさんの詩は、童謡になっている詩が多いですね。「いのちのうた まど・みちお詩集」ハルキ文庫には、「やぎさん ゆうびん」を含めて、童謡が5つも載っていました。本書を直接読まれることをオススメします。

ぞうさん              まど・みちお

ふしぎなポケット          まど・みちお

一ねんせいになったら        まど・みちお

ドロップスのうた          まど・みちお

この「いのちのうた まど・みちお詩集」の最後に、「私のまどさんファイル」という谷川俊太郎さんのエッセイが載っていました。その中で、谷川さんがまどさんへ贈る詩を書いておられました。

百歳のお祝いに書いた詩
 まどさんね・・・・・・      谷川俊太郎

「いのちのうた まど・みちお詩集」(ハルキ文庫)には、まど・みちおさんの詩が135編も収録されているので、直接読まれることをオススメします。


なお、2014年2月28日に、まどみちおさんが104才でご逝去された時、谷川俊太郎さんの次のコメントを新聞で読みました。

「こんなにやさしい言葉で、

こんなに少ない言葉で、

こんなに深いことを書く詩人は、

世界でまどさんただ一人だ」


こども               山村暮鳥

西瓜(すいか)の詩         山村暮鳥

(以前、朝自習の視写や、音読に使った山村暮鳥の2つの詩です。出典不明で、申し訳ありません。)


はやく                      藤富保男

かく                 川崎洋

こんこんこな雪ふる朝に       三好達治

以上3編の出典は
「子どもが必ず本好きになる16の方法:実践アニマシオン」有元秀文・著(合同出版)
です。谷川俊太郎さんの詩「ハヒフペポ」、まど・みちおさんの詩「さくら」など、17編の詩が載っていました。本書を直接読まれることをオススメします。


かん字のうた           川崎洋

アンケートⅡ

おかあさんをなんとよびますか?  阪田寛夫

きのうのあしたはなんだっけ?   田辺宏明

「では」と「でも」        織田道代
むだばなし            中江俊夫

「みえる詩あそぶ詩きこえる詩」はせみつこ編(富山房)より

本書には、子どもと読みたい61編のいろんな詩人の詩が集められています。とてもステキな詩集です。本書を直接読まれることをオススメします。


きまりことば           阪田寛夫

へんなまち            島田陽子

言葉ふざけ            川崎 洋

日本語のおけいこ         谷川俊太郎

がぎぐげごの うた        まど・みちお

かんがえごと           こねずみしゅん  工藤直子

そうだ村の村長さん        阪田寛夫

「しゃべる詩あそぶ詩きこえる詩」はせみつこ編(富山房)より

本書には、子どもと読みたい57編のいろんな詩人の詩が集められています。なんともステキな詩集です。本書を直接読まれることをオススメします。


根         まどみちお

「まど・みちお少年詩集 いいけしき 詩の散歩道」(理論社)より

この詩集には約70編の詩が載っているので、直接読まれることをオススメします。


金子みすゞの詩と言えば、「私と小鳥と鈴と」が最も多くの人に知られているのでしょうか。金子みすゞの詩集を読んでみました。「金子みすゞ童謡集」ハルキ文庫(ハルキ文庫には、まど・みちお詩集や谷川俊太郎詩集もあります。角川春樹事務所発行)です。100編の詩が収められていて、本書を直接読まれることをオススメします。私は、金子みすゞの詩から、自然を見つめる眼差しの優しさが、リズム感あふれる1行1行ににじみ出ていると感じました。5編だけ紹介させてください。わが子を1人残し、26才という若さでこの世を去った「童謡詩人の巨星」からの、心温まるメッセージを味わってみましょう。

「私と小鳥と鈴と」        金子みすゞ

「土」              金子みすゞ

「不思議」            金子みすゞ

「星とたんぽぽ」         金子みすゞ

「お日さん、雨さん」       金子みすゞ

以上、5編だけ紹介させてもらいました。「私と小鳥と鈴と」があまりにも有名ですが、それと同じぐらい私が心ひかれるのは「星とたんぽぽ」です。金子みすゞというたぐいまれな感性の輝きを放つ詩人の人柄にふれるには、本書の100編をひととおり直接読まれることをオススメします。


【今、中学生と一緒に読んでみたい詩(18編)】


いま始まる新しいいま       川崎 洋

上の詩は、小学6年生の国語教科書(東京書籍・6年上)に載っていた詩ですが、13~15才になった今は、どんな風に感じるか、中学生にも読み返してほしい詩です。きっと小6の頃とは、ちがった受けとめ方をしてくれるような気がします。


二度とない人生だから       坂村真民

今の中学生たちに読み味わってほしい詩を思い浮かべた時、ふと、上の詩を思い出しました。肩の力を抜いて、自然体で読み味わってほしい詩です。以下は、オススメしたい詩のタイトル・作者・出典などを並べてみました。

名乗るほどの者ではない      伊藤芳博

うそ               谷川俊太郎

上記の2編は「いま中学生と読みたい101の詩」木坂涼&水内喜久雄・編(民衆社)より

素晴らしい詩集です。本書を直接読まれることをオススメします。


昨日はどこにもありません     三好達治

「日本語を味わう名詩入門10」(あすなろ書房)より

昨日までの過ぎ去った総てのことを、今日を生きる自分にとってポジティブに生かそうと受けとめてほしいなと願いつつ、上の詩も扱ってみてはいかがでしょうか。揺れ動く思春期ですから・・。本書を直接読まれることをオススメします。


風                石川逸子

「詩のこころを読む」(岩波ジュニア新書)より

生徒たちが、ハッとさせられる連が、上の詩の中には、きっとあるような気がします。ハッとしたこと、そのものが、何物にも代え難い「人生の羅針盤」になるかも知れません。本書を直接読まれることをオススメします。


ウソ               川崎洋

「日本の詩3」(小峰書店)より

ウソがいいとか、わるいとかじゃなくて、ウソの裏側にある、さまざまな気持ちに、思いをはせてほしいなあ、と思いつつ、本書を直接読まれることをオススメします。


激動するもの           高村光太郎

「日本の詩歌10」(中公文庫)より

これぞ、思春期の生徒たちの思いを代弁している詩ではないでしょうか。本書を直接読まれることをオススメします。


僕はまるでちがって        黒田三郎

「詩のこころを読む」(岩波ジュニア新書)より

自分なんか「どうせ」ではなくて、自分にも可能性が「きっと」あると、どの生徒にも思ってほしくて・・。本書を直接読まれることをオススメします。


一個の人間            武者小路実篤

(「武者小路実篤詩集」の詩で、中学2年生の教科書に掲載されたことあり)
「教科書でおぼえた名詩」ネスコ編(文芸春秋)より


もう すんだとすれば       まど・みちお

がいらいごじてん         まど・みちお

へんてこりん           まど・みちお

どうしてだろうと         まど・みちお

「いのちのうた」まど・みちお詩集(ハルキ文庫:角川春樹事務所)より

生徒たちは、まどみちおさんの、この4つの詩の中で、どの詩を気に入ってくれるでしょか。聞いてみたい気がします。本書を直接読まれることをオススメします。 


次の詩は、「子どもと悪」河合隼雄・著(岩波書店)の裏表紙に載っている谷川俊太郎さんの詩です。

 (無題)            谷川俊太郎

河合隼雄さんの本書のカバーのために、わざわざ谷川俊太郎さんから寄せられた詩なのです。上の詩の題名を、生徒たちに考えさせたいなあ、と思いつつ・・。


次の詩は、かつて中学校:国語のワークにのっていた詩です。四連のうち一連だけでも暗唱してみましょう。私は中学生の頃、四連全部を(勉強のためではなく、片思いの子を想って)暗唱し、今でも、いつでもどこでもスラスラ言えます。中学時代に暗唱してしまった詩は、40年たっても覚えていられるのですね。それなら中学・高校時代に、もっと李白とか杜甫などの漢詩や、徒然草とか方丈記とか平家物語などの古文を、暗唱しておけばよかった…時すでに遅し、です。枕草子も「春はあけぼの」の、春・夏・秋・冬の冒頭しか思い出せません…。


初恋                島崎藤村


まだあげ初めし(あげそめし) 前がみの

りんごのもとに 見えしとき

前にさしたる 花ぐしの

花ある君と 思ひけり(おもいけり)

 

やさしく白き 手をのべて

りんごをわれに あたへしは(あたえしは)

うすくれないの 秋の実に

人こひ初めし(こいそめし) はじめなり


わがこころなき ためいきの

そのかみの毛に かかるとき

たのしき恋の さかずきを

君が情(なさけ)に くみしかな


りんごばたけの 樹(こ)の下に

おのづからなる 細道は

誰(た)がふみそめし かたみぞと

問ひたまふ(といたもう)こそ こひしけれ(こいしけれ)


おばあちゃん           谷川俊太郎

ほこりの中            室生犀星

(いずれも以前、視写や音読に使った詩です。出典がわからず申し訳ありません)
以上、敬称略。


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by takaboo-54p125 | 2017-02-11 01:20 | 子どもと詩