気配りの危機管理(教室でプリントを配る時の「ひと声」)+全国学力調査・アンケート結果より(小中学生のゲーム機・スマホ)

小学校の帰りの会では、さまざまなプリントを配ります。配り係の子どもたちが、自分の班の1人ひとりの机上に置いていく方法を採り入れているクラスもあります。おそらく多いのは、担任が各列の一番前に座っている子へ、その列の人数分のプリントを配り、受け取った子どもが、後ろの座席の子へ順番に渡していく方法でしょうか。


以前、そのやり方で、子どもが後ろを見ないで、プリントの束をサッと渡そうとして、すぐ後ろの座席の子の目に、プリントの角がかすったケースがありました。すぐ目の痛みを訴えたので、担任が保健室に連れて行き、養護教諭の判断で、すぐに眼科で受診ということになりました。異常なしで、ホッとしました。私もプリントの角で自分の指をシュッとやってしまい、傷テープを貼った経験があります。たかが紙とは言え、シュッとやれば切れますから、これが目に当たれば、たいへん危険であると言えます。


それ以来、そのクラスの担任はもちろん、どの学年・クラスでも、プリントを配布する時には、次のような声かけをするようになりました。生徒指導でだった私も、担任不在で、帰りの会を代わりにする時は、その都度、必ず以下の「ひと言」をかけました。


プリントは、必ず後ろの人の手に渡します。だから、手渡すときは、後ろの人の顔を見ましょう。プリントが目に当たったら、危ないからですよ


以上、学校ぐるみ(毎日)の、何気ない、ちょっとした気配りの危機管理の事例でした。とっくに実行しておられる学校もあるとは思います。釈迦に説法ですが・・。


【全国学力調査・アンケート結果より・・ゲーム機・スマホ】


8月に発表された全国学力調査・アンケート結果の、ゲーム機・スマホの利用時間・所持率に注目してみましょう。


テレビやDVDなどを視聴する時間は、児童・生徒ともにやや減る傾向ですが、その代わりに、ゲーム機やスマホでゲームをする時間は増えていて、平日に2時間以上する子は、2008年度は小6が23,7%、中3が20,9%だったのが、2015年度は小6が30,0%中3が35,9%でした。4時間以上している子は、小6・中3ともに10%前後で、心配です。小6で、10人に3人が平日2時間以上、10人に1人が平日4時間以上、大丈夫でしょうか。


2014年度と2015年度を比べて、ケータイ・スマホを平日に1時間以上さわっている子は、小6が15,1%→16,9%中3が47%で横ばいですが、ケータイ・スマホを持っている子は、小6が54%→58,2%中3が76,9%→78,9%と増えています。ガラケーの頃は、中学生の所持率は50%前後で推移していたのが、スマホの登場で、子どもに持たせる家庭が一気に増えました。しかし、LINEのマナーを親子共に学ばないまま「無防備」状態でスマホを持たせていることが、とても気になります。


8月22日の記事で「高学年で教えるべきか」と書きましたが、今回2015年の調査結果を見る限り、「ゲーム機10カ条の憲法(案)」や「スマホLINEマナー10項目」などを教えるネット・リテラシー教育は、小学校高学年でしておくべきでしょうね(親子共に)。中学・高校でも、発達段階に応じた指導を、くり返し積み重ねることが大切なのはもちろんです。(以下は参考資料)


関連ページ

子どもの「ネット・トラブル」を防ぐ【ネット・リテラシー教育】は、親子の絆を結び直す「きっかけづくり」【小学生:ゲーム機10カ条の憲法(案)】指導案+スマホLINEのマナー

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/



by takaboo-54p125 | 2015-09-05 05:11 | 健康