中高生が身につけてほしいスマホLINE「マナー10項目」は、小学校高学年でも教えるべきか・・+親の役割がわかる詩

スマホのLINEとは、友人等との「何気ない日常会話」の延長線にありますから、それなりのマナーを守ることが、そのまま自分を守ることになります。また、暗黙のルールを知っておくと、LINEが便利なツール(道具)になり、何も知らないと、ストレスの原因(ストレッサー)になるぐらいの違いが出てきます。次の10項目がすべてではありませんが、「最低限のマナー(ルールやモラルも含む)」だと思いますので、LINEをしている中高生のみなさんも、見守る保護者の方々も、指導する先生方も参考にしていただければ幸いです。以下のマナー10項目は、そこそこ詳しい学生たちから教えてもらいました。


1つめは、LINEは「会話に近い短文のやりとり」ですから、メールのように長い文を送受信しないので、ある意味では「お手軽」です。ということは、休み時間に友だちと「しゃべっている感覚」みたいになります。ですが、相手は「目の前にいない」のですから、目の前にいない「相手の気持ち」を「思いやることを忘れない」ようにしましょう。便利(LINEみたいな使い勝手)になればなるだけ、落とし穴(人間関係をこわすリスク)の数も増えますから(主語を省略すると、誤解を生みやすい)。例えば、集まる交通手段を聞く時に、省略して「なんで来るの?」とたずねると、「どうしてあなたが来るの来てほしくないのに」という意味に誤解されて受け取られるかも)。


2つめは、目の前にいない相手は今、何か用事をしているかも知れません。そんな場合、LINEで「時間つぶしの相手をさせられる」のは、誰だってイヤなものです。ですから、ダラダラと「長時間し続けない」ほうが、お互いにとってよい関係でいられるのではないでしょうか。LINEのために仲が悪くなるケースは少なくないですよ。


3つめは、「未読」と「既読」に「こだわらない」ことは大事なポイントになります。ということは、大切な話や急いでいる話なら、LINEより違う手段(特に大事な話は、電話でも誤解が伝わる。LINEなら、なおさら。必ず出会った時に直接話すこと)を使うべきです。相手は忙しいかも知れないので、たとえ「未読」でも、相手に「既読」を「せかさない」ことです。すぐに返信がある・・なんて勝手に期待しちゃうと、自分自身の心が落ち着きません。せっかくのコミュニケーション・ツールが、「ストレッサー」になっちゃいます。


4つめは、「既読」なのに返事が来ない時は、「あなたのメッセージはちゃんと読んだからね」というサインだと受けとめておくのがよいでしょう。「既読」の相手に、しつこく「返信を要求」しないことです。要求されると、相手が困る場合(すぐには返信できない状況)もあると思いましょう。相手もイライラしちゃって、お互いに気まずくなることだってありますよ。


5つめは、グループトークをする時は、グループ「全員が楽しめる(会話に入れる)トーク」を心がけましょう。一部のメンバーだけで盛り上がる内容なら、全員ではトークを楽しめないので、別のトークルームに移動してするべきです。せっかくのグループが、くずれる「きっかけ」をつくった「張本人」(「誰のせい?あの子のせい!」)になりたくないですよね。


6つめは、グループトークをしているのに、個人的なトークをしないこともエチケットです。「1対1のトークをしたい」なら、「複数人トーク」(トークの画面から、画面右上のボタンでメンバーを選択)に切り替えればいいでしょう。グループトーク中に1対1のトークをしていると、グループのみんなが、しらけてしまいます。


7つめは、友人に「グループ参加(招待)を強制しない」ようにしましょうあなたのことが嫌いという理由ではなくて、たくさんの人からのメッセージが来るのを、しんどいと感じる人(苦手な人)もいるからです。LINEが「楽しみ」から「義務」になってしまうことで、「LINE疲れ」になっている人も少なくありません(それを言えずにガマンして黙っている人も)。


8つめは、トーク内容を、グループ以外の人に見せたり、話したりするのは、マナー違反です。トーク内容(誰がこう言っていた)をばらすのは、あなた自身が、みんなからの「信用を失ってしまう行為」だと自覚しましょう。


9つめは、スタンプは「ごく親しい友人同士で使うアイテム」だと思いましょう。「喜怒哀楽の感情表現を超簡単に伝えるアイテム」だからです。スタンプは自分の考えや気持ちを誤解されないよう「ていねいに説明するためのアイテム」ではないんだ!と意識しましょう。つまり、誰に対してもスタンプを安易に使うと、誤解されてトラブルの原因になりやすいと言いかえることもできます。また、スタンプの「連打は、相手の迷惑」になると覚えておいてください。金銭的にもプリペイドカードで「有料スタンプ」を買うのは、「ほどほど」にしましょう。


10個めは、LINEを使って、仲間はずれをしたり、イジメをしたり、絶対にしないことです。しかし、短文やスタンプばかりで「やりとり」する習慣がつくと、人づきあい(理解し合うこと)を豊かに学ぶべき中高生の時期なのに、言葉足らずな会話しか身につきません。そうなると、相手を傷つけていることにも、気づかなくなります。人にイヤなことをしたら、必ず自分もされます。いつか必ず誰かにばらされるからです。仲違いしちゃった友人が、あなたの名前をばらすのは止められません。それは、一度送信した内容は、自分で「消すことができない」からでもあります。


LINE以外・・匿名で書き込みやコメントをしているつもりでも、誰が書き込みをしたのかなんて、プロにはばれてしまいます。過去に書き込みなどで身に覚えのある若者は、就活で「ジ・エンド」(企業がプロに調査依頼して発覚)かも・・という時代です。また、小学生の頃、3DSやPSvitaなどのゲーム機インターネット機能で個人情報を「情報屋」に盗まれた可能性の大きい人は、数年たって成人する前後から、家族が詐欺のターゲットにされやすい(子ども時代の個人情報が売買される→十代後半~二十代の若者の実家:祖父母が詐欺被害にあう)ことも、頭の片隅に置いとくより、家族には正直に話しておきましょう(近い将来、自分と家族を詐欺から守るために)。


以上、今、思いつく10項目等でした。他にも、マナーはあると思います。それよりも、中高生のみなさんが、LINE以上に大事にしてほしいのは、「目の前にいる人と人とのコミュニケーション」でしょうか。「これ、どうするの?」「ここ、どう読むの?」「わからないから教えて」「いいよ」「ありがとう」「ごめんね」「気にしないで」「大丈夫」などの会話(最初のひと声)に、エイヤー!と勇気を出してチャレンジしてみましょう。そうして、相手に命令するのでもなく、相手に合わせるのでもなく、対等に聴き合い、伝え合える友人と出会うことによって、周囲の人との間に感じる「見えない壁」も徐々に消えていくと思います。そうすると、これが「人づきあい」なんや!と安心できる時がきますよ。同時に、自分自身の内側にも、人との柔軟な「距離感をつかむ力」や「つながり力」がUPしてくることでしょう。それを側面から支えてくれる詩(親の役割を教えてくれる詩)もあります。紹介させてください。


『ピンチの時のお願い』  小林育子・作


「つらい時は泣けよ」って


力強くいって下さい


無理やりいいとこさがして


ほめて下さい


「あした宇治金時食べよう」


とか


ちょっと先の


未来の話をして下さい


隣に


しみじみと話をする


かしこいおばあさんを一人


座らせて下さい


なんだってかんだって


ありのまんまそのまんま


うけてたつ


強い奴になりたいのです


勝手ながらお願いします


この詩は、詩集「一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある」水内喜久雄・編(PHP研究所)に50編載っている詩の1つです。私も手元に1冊置いてありますが、本書を直接読まれることをオススメします。


なお、この頃「LINE MUSIC」のCMを見ますが、詳しい人の話では、利用するなら「音質を高・中・低の低にする、できればWi-Fiで接続する、データ通信量をこまめにチェックする」ことが大切だそうです。理由は通信量が半端じゃないからです。例えば、docomoスマホの送受信できるデータ量は月々、Sパックで2GB、Mパックで5GB、Lパックで8GBです。「LINE MUSIC」高音質で違う曲を8時間聴くと1GB超の通信量になります。それが、低は高の5分の1で済むし、それもWi-Fiだと節約できます。それでも通信量のこまめなチェックは、自分で自分を守るために必須です。


スマホの所持率(2014年)は、リクルート進学総研やデジタルアーツなど大手企業の調査によると、中学生で50%を越え、高校生で80%を越えたと言われています。小学生で30%台とも言われています。子どもにスマホを買い与えていなくても、親のスマホで子どもがオンライン・ゲームをする(ゲーム機やスマホに「子守り」させている)・・そんな親子の姿を見かけることが珍しくなくなったと思いませんか。


こうなると、2015年になった今日、上記10項目(スマホLINEのマナー)については、小学校高学年でも指導しておく必要がある時代に突入したのでしょうか。約三分の二の小学生はスマホを所持していないことを考えますと、迷うところですので、各小学校でご検討ください。ただ、子どもがゲーム機のインターネット機能やスマホLINEに「無防備」のまま、スマホと出会わせるほうが怖い、と私は感じますが・・。


中学・高校では要指導事項だと言えます。現実には「スマホ・デビュー」=「LINE・デビュー」になるでしょう。親子で話し合える関係をつくる(こわさないで維持する)ことが、学校での指導が生かされる土台になります。ですから、同時進行で保護者のみなさんにも同様の啓発をしていきたいものです。以下は、参照ページになります。


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http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/



by takaboo-54p125 | 2015-08-22 05:10 | 保育・教育