3DS[小学生親子18の約束(修正案)]話し合える親子であり続けるための[小学生:ゲーム機10ヵ条の憲法(案)]

はじめに


ファミレスなど食事のできる店で、もはや珍しくない光景・・料理が来るまでの間も、食事中も、「親も子もスマホでLINEかオンラインゲーム」or「親はスマホで子はゲーム機」・・いずれも親子の会話は「なし」です。これでは、おおよそ家での親子関係の姿も察しがつきます。言わば「家庭崩壊へのイエローカード」状態だと気づいておられません。保護者アンケートで「思いやりのある子になってほしい」が上位に入るのはいいのですが、それを学校に求める保護者が増えています。子どもが「思いやり」を最も実感できる場は、家庭であることを忘れてほしくないのですが(家庭で「人を思いやる心」が身についていない子は、残念ながら学校でも、なかなか身につかない)。


さて、子どもたちが安心して安全な夏休みを過ごせるためのポイントの1つを採り上げてみます(以前の記事のくり返しになりますが「継続は力なり」ですから)。わが家にある「ニンテンドー3DS LL取扱説明書」を読みながら【3DS親子18の約束】の例を考えた2014年冬の案を、2015年1月さらに加筆修正してみた内容に、+αしてみました。一番大事なのは、親子が互いに心を開いて「わが家の約束」を話し合ったり、安心して心配事を相談できることなので、今こそ、そんな親子関係をもう一度築き直せるチャンスだと受けとめ、お子さんと向き合ってほしいと思います。下記の(案)は押しつけるものではなく、あくまでも「きっかけ」ですので、親子で相談・納得・合意できる「わが家独自のルール」をつくってもらえれば、幸いです。


親子で話し合うポイント


まず、「パスワード」と「秘密の質問」を保護者が管理するため、子どもに納得してもらって「パスワード」変更の手続きをして、2014年秋までの旧3DSには「フィルタリング」をかけます(2014年秋以降のニュー3DSには「フィルタリング」がかかった状態で販売されています)。子どもと話し合いながら「保護者による使用制限」11項目のうち制限をかける項目を決めます。旧3DSの取扱い説明書には「年齢制限」「インターネットブラウザーの使用(ホームページを見られる)」「ニンテンドーeショップ等での商品やサービスの購入(プリペイドカードでネットショッピングできる)」「3D画像の表示」「写真や画像・音声・動画・長文テキストの送受信」「他のユーザーとのインターネット通信」「他のユーザーとのすれちがい通信」「フレンドの登録」「DSダウンロードプレイの使用」「配信動画の視聴」の10項目があります。それに加えて「ミーバース(ツイッター形式で書き込み・投稿・閲覧ができる)」も「保護者による使用制限」の対象になります。ただし、「いつの間に通信」は「保護者による使用制限」の対象ではないので、制限するなら「自動配信」をしない設定が必要になります。「設定」→「インターネット設定」→「いつの間に通信」→「ソフトの自動受信」→「停止」にチェックを入れることで、「プレゼント」と称して配信されてくるものを防げます。どれを制限するかは、親子で必ず相談・納得・合意をして決めましょう。


【小学生:3DS「親子18の約束」】(2015年1月修正案)


3DSにはインターネット機能があり、パソコンに近いゲーム機なので、家族(責任共有)の持ち物であることを、いつも忘れない(友だち同士のトラブルも、必ず親に相談する)。


まず、説明書の「保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)」のページを全部、親子で一緒に読み、相談しながら親子の合意(親子がお互いに納得した約束=わが家のルール)の上で使う。そのルールに文句を言う友達って友達なの?


3DSを使っていいのは夕方△時から△時まで(△は親子で相談して決める)。夜ふかしはダメ(ゲーム機は目がさえて眠たくならない=睡眠不足・朝寝坊になる=生活リズムがくずれます=昼夜逆転やゲーム機依存にならないか心配です)。


ゲームソフトは、対象年齢を守る(例:12才以上対象ソフトは×)。取扱説明書に「年齢制限」が表示。12才以上対象(年齢区分B)、15才以上対象(同C)、17才以上対象(同D)、18才以上のみ対象(同Z)は「保護者による制限可能」と表記。


ネットと接続したり、ニンテンドーeショップで購入しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。コンビニで【ニンテンドープリペイドカード】(千円、二千円、三千円、五千円各種)を、親に内緒で、勝手に買わない。子どものうちから、ネットショッピングする習慣をつけさせたくない(無料体験版ソフトも含めてゲームソフトの品数は膨大、数年前のソフトなら数百円で買えるものも豊富、動画を視聴できるゲームも多数、百聞は一見にしかず=びっくりします・・これに手を出すと・・金銭感覚がマヒするのでは・・)。


3D映像の表示をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(大人にも必要ない機能だ!と言う人もいます)。説明書には、6歳以下は使用制限と書いてあるけど?


【Miiverse(ミーバース)】で書き込み・投稿をしたり、フリーメールやニンテンドー画像投稿ツールを利用しなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(小学生には危険地帯)。投稿等は、ネットのモラルを学んでから。


他のユーザーとのインターネット通信をしなくても、3DSは十分楽しめる(例えば、4人で集まり同じ対戦ゲームをする時、3DSのワイヤレス通信機能:本体横スイッチ:で遊べるから)。「保護者による使用制限」可能(小学生には必要ない)。他人に、個人情報(ID・パスワードと秘密の質問、家族のこと、自分のこと)を絶対に1つも教えてはいけない→保護者がIDやパスワードを管理してほしい(通帳や暗証番号と同じ扱い)。


他のユーザーとの「すれちがい通信」をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能。街(店も)のWi-Fiスポットでは、子どもになりすました大人が、この機能で個人情報を集めて(個人情報を売買して)いるかも・・と、いつも忘れないこと(子どもの個人情報は高値で売買される)。


「フレンド登録」しなくても、3DSは十分楽しめる(仲のよい友だち同士ならよいと言う人もいる)。「DSダウンロードプレイ」とともに「保護者による使用制限」可能。


「いつのまに通信」でダウンロード無料ソフト・体験版ソフトが配信されなくても、3DSは十分楽しめる。「いつのまに通信」は「保護者による使用制限」がないので、「設定」「いつの間に通信」「受信しない」に設定しましょう。「自動」に設定しないことです。3DSの「無料ソフト」に慣れてしまうと、スマホのオンラインゲームの「有料:課金」部分がついてくることも平気になります(スマホで無料ゲームをする人で、アイテムを手に入れるために課金している200万人以上のユーザーが、有料アイテムに1人1ヶ月平均2千円以上支払い、有料アイテムに1ヶ月1万円以上も支払う人は8万人以上とも言われています)。また、「体験版ソフト」とは、子どもが体験したら有料ソフトを買いたくなる「お誘い」ですから。


配信動画の視聴をしなくても、3DSは十分楽しめる。「保護者による使用制限」可能(小学生にYouTubeやニコニコ動画は不必要)。不用意に見た子が、PTSDになった深刻な事案あり。


「ネットいじめ」から自分を守るため、まず、自分自身が人の悪口や意地悪なことを、3DSのMiiverse機能による書き込みや、フリーメールなどでも絶対しない。【いつの間に交換日記】サービスは停止。それほど、人を傷つける事案(ネットいじめ:スマホLINEも含む)が後を絶たない現実(書き込み・投稿したら二度と消せない)を知ること。


写真や動画を撮るより、体験そのものを大切にする。「3DSカメラ」「すれちがいMii広場」は使い方を間違うとトラブルに巻き込まれる。写真を送ったり受け取ったりしない。直接【写真交換】ができるサービスは停止。人を写真で傷つけるトラブルが多発している現実(ネットに流出した写真は二度と消せない)を知ること。⑬⑭は大学生の就活でバレますよ。


何時間も3DSを続ける(はまる)依存症にならないように気をつける。親に注意されたら、しっかり受けとめて、時間管理をできるように具体的な取り組みを親子で相談する(=3DSについて親子で話し合えることは、スマホ対策の始まりです)。


3DSなしの生活もできるように、できれば3DSを使わない日もつくり、家族・友だちとの直接のコミュニケーションを、もっと大事にする(人とのつき合い方を実感すると、壁が消えて、うれしくなるよ)。朝・昼・夕・夜の挨拶ができる家庭に。


周りの出来事にも目を向け、人の目を見て会話し、自然を五感で感じ、感動できることをいっぱい探す(きっと必ずあるよ)。幼児から9歳までの間に、五感をたっぷりと使った子は、10歳以降の抽象的思考におけるイメージ力がUPします。


約束を破ったら3DSを親に返す。親子で話し合い、一から親子で共に「学び直し」をする(親のひと言で、子の意欲を↑↓します)。


次の、親子の「学び直し」10項目は、いかがでしょうか。


★18才未満は、保護者の責任の元で使うことを、親子で再確認しましょう。プリペイドカードを親に内緒で使ってませんか?


★18才未満は、フィルタリングが義務づけられていることも、親子で再確認しましょう。スマホもゲーム機と同じですから。


★パスワードは、必ず親が再設定して、子どもには教えないことを、親子で納得・合意できるといいですね。


★「保護者使用制限」11項目を確認して、どれを制限するか、親子でていねいに相談して決めましょう。


★「いつの間に通信」は「保護者使用制限」がないので、「自動」にしないことを、納得・合意できるといいですね。


★相手の立場を想像して、思いやりのあるコミュニケーションを、親子・家族の間で普段からするように心がけましょう。


★身近な人づきあいが苦手にならないように、家事・お手伝いなどを親子で一緒にする日も、つくるように意識しましょう。


★人に対して、平気で失礼なこと(傷つけること)を絶対してはいけない理由を、親が子どもにわかりやすく教えましょう。


★3DSを安全で安心して正しく使えるための、モラルとマナーを親も子も知って、自分を守るためにも身につけましょう。


★学校・友だち・習い事・イヤだったこと・体・不安・心配事など、すぐに、何でも相談し合える、そんな安心感のある親子関係をつくっていきましょう(命令・服従関係からの脱出を)。


「暗証番号の変更」→「保護者による使用制限」の設定手順


お子さんが3DS購入時にID登録した際、子ども自ら「暗証番号」を入力している場合、親が「保護者による使用制限」を設定する手順を説明します。お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「変更する」→「暗証番号」(お子さんが設定した番号)を入力することで「制限項目の選択」「暗証番号の変更」ができるはずです。お子さんが「暗証番号」を忘れていても、お子さんが設定した「秘密の質問」に正答できたら、「保護者による使用制限」はできます。ただ、「暗証番号」か「秘密の質問」を覚えているお子さんが入力すれば「保護者による使用制限」解除もできてしまうので、お子さんが知らない新たな「暗証番号」「秘密の質問」に変更する必要があるわけです。


次に、お子さんが「暗証番号」も「秘密の質問」も忘れていた場合、お子さんと相談・納得・合意した上で、「HOMEメニュー」→「本体設定」→「保護者による使用制限」→「暗証番号を忘れた方はこちら」で「忘れた」をチェックすると→「お問い合わせ番号8桁~10桁」が画面上に出ます。その番号をメモして、ニンテンドーテクニカルサポートセンターに電話で伝えると→「マスターキー5桁」を教えてもらえます。その「マスターキー5桁」をメモします。先ほどの「お問い合わせ番号8桁~10桁」画面右下の「OK」をチェックして「マスターキー5桁」を入力すれば、「制限項目の変更」も「暗証番号の変更」もできるはずです。しかし、手順に困ったら、ニンテンドーテクニカルサポートセンター(祝日・定休日以外)のオペレーターに電話で教えてもらいながら、3DS を操作して入力していくのが確実です。ただし、問い合わせで電話する人が多く、つながりにくい状態が続くことを覚悟しておきましょう。受付開始の午前10時がつながりやすいかも・・。なお、お子さんが知らない、新たに変更した「暗証番号」「秘密の質問」は、自分が忘れないようにメモしておくことが重要だと、つけ加えておきます。


以上、どれも「身近な人との人間関係(親子関係・友だち関係)を、いびつな形にゆがませない」ことが大事です。


親子で話し合う「たたき台」として


子どもたちが、ゲーム機のインターネット機能について、安全で安心してマナーを守って使えるようになり、ネット・トラブルに巻き込まれないように、正しい理解を深めるため(いずれスマホを使うようになる時の基本線)の「ネット・リテラシー教育」45分のゲスト・ティーチャー授業をした最後に、子どもたちへ、以下の【小学生:ゲーム機10ヵ条の憲法】(案)を提案しました。すでに公開している、上記の【小学生3DS:親子18の約束】(2015年1月修正案)より、ゲーム機特有の専門用語をできるだけ減らした文言にしてありますので、親子で相談・納得・合意ができたら、ご活用ください(納得・合意なしで親が指示・命令すると、ウソをつく子に育っちゃうからです)。


小学生「ゲーム機10ヵ条の憲法」(案)=いずれスマホでも


(1)説明書を家の人といっしょに読みなおし、ルールを決める。(自分を危険から守るため=自分が被害者にも、加害者にもならないために)


(2)長時間、使いすぎないように気をつける。(目も、心も、頭も、体も大切にしてほしいから)


(3)これって本当に大丈夫かなと疑うことを忘れないようにする。(子どものふりをして、だまそうとする大人がねらっているかもしれないから)


(4)困ったり心配な時は、すぐ大人(家の人・学校)に相談する。(だまっていたら、心配が大きくなるから)


(5)おかしい、やばい、と思ったら、家の人に画面を見てもらう。(ほっておくと、心配が大きくなるから)


(6)メール・メッセージなどの書きこみに、自分が言われたらイヤなことは書かない。(ネットで書きこみをしたら、二度と消せないから)


(7)ゲーム機でつながった相手に、自分や家族のこと(個人情報)を教えない。(ネットに出た情報・写真は、二度と消せないから)


(8)知らない人とは、ゲーム機からネットでつながって遊ばないし、決して出会わない。(もしも、子どもになりすました不審者ならば危険だから)


(9)家の人にないしょで、ネットショップから、ゲームソフトやアイテムを買わない。(お金の使いすぎが、やめられなくなるから) 


(10)3DSを使う場合、「暗証番号」「秘密の質問」を家の人にも教える。(家で正直に話すことは、自分を守ることになる。忘れたと言って、かくしていると、あぶない時に自分を守れないから)


以上、10項目は「しなやかな人づきあいができるようになる」ことをめざしています。荒削りの(案)ですので、各ご家庭で話し合う「たたき台」にしていただければ、と思います。


まとめ


パッと見には大丈夫そうでも(大丈夫じゃない)、すぐ近くに悪意を持った大人もこっそりと潜んでいて、あまりにも危険すぎる、「交流サイト」「募集サイト」などと呼ばれる「ID掲示板」「IDフレンズ掲示板」「友達募集掲示板」や、ネット上の「体の悩み相談」(偽物です)等には、決して近づいてほしくありません。くどいようですが、やりすぎたら、やめたくてもやめられない「依存症」になっちゃうこと(医療の助けが必要)。これって大丈夫かなと疑うのを忘れないこと困ったら、すぐ大人(親や先生)に相談すること自分や家族・友だちのことは絶対に教えないこと知らない人とネット上で遊ばないし、決して出会わないこと。この5つは、毎学期末(夏休み前・冬休み前・春休み前)には、くり返し指導し続けたい項目です。

関連ページ


子どもの「ネット・トラブル」を防ぐ【ネット・リテラシー教育】は、親子の絆を結び直す「きっかけづくり」【小学生:ゲーム機10カ条の憲法(案)】指導案+スマホLINEのマナー

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898533/




by takaboo-54p125 | 2015-08-08 05:02 | 保育・教育