滋賀県の図書館で沖縄県のみなさんのことにハッとさせられました

図書館:県民1人当たりの貸し出し冊数が日本一!


滋賀県と言えば、琵琶湖ですが、国宝・重要文化財の数でも、東京・京都・奈良に次いで多い滋賀県(4位)でもあります。実は名勝・旧跡が多いのです。


他にはないかなと思っていたら、47都道府県別のいろいろな特徴が載っていました。滋賀県の特徴はあるかなあと思い、見てみました。


そうしたら、2005年の比較ですが、日本で最も図書館が充実しているのが、滋賀県だとわかりました。県民1人当たりの貸し出し冊数が8,93冊で、2位の東京都が6,72冊と、ダントツの1位だったからです。県民1人当たりの蔵書数も1位で、県民の図書館利用回数は2位でした。たしかに、私の住む周辺でも、合併前の旧市町村ごとに図書館があります。しかも、その図書館にない本は、県立図書館など他の図書館から取り寄せてもらえます。そういう図書館どうしのネットワークがあるのは、ありがたいことです。


また、2008年の比較で、人口当たりの小学生数2位、子育て世帯数2位でした。そのことと、小児科医師比率2位(2006年)、パソコン普及率1位(2009年)、携帯電話普及率1位(2009年)とは、関係があるのでしょうか。人口の増えている滋賀県であるとは言え、いずれにしても、どの数字も、ちょっと驚きです。これも、関係あるのか、ないのか、人口当たりのマクドナルド店舗数も1位(2011年)でした。わが家はちがうのでホント???と思ったのは、ドラム式洗濯機普及率1位(2009年)です。
子どもの数が多いことと関係があるのかなと思ったのは、1人当たりのパン消費量2位(2008年)、マヨネーズ・ドレッシング消費量2位(2008年)、牛乳消費量3位(2008年)、ビデオカメラ普及率6位(2009年)、アイスクリーム・シャーベット消費量7位(2008年)、ジャム消費量8位(2008年)、自転車保有台数9位(2008年)、空気清浄機普及率9位(2009年)、パスタ・スパゲティ消費量9位(2008年)、チョコレート消費量10位(2008年)などでした。ちょっとうれしかったのは、小学生・お手伝い率3位(2006年)とボランティア活動・参加率7位(2006年)で、悲しかったのは児童虐待相談対応件数5位(2010年)でした。


よく見かけるので納得したのは、外国車普及率2位(2009年)、在日ブラジル人数4位(2008年)でした。BMW、ワーゲン、アウディ、ベンツといったドイツ車などは、よくすれ違います。でも、乗ったことはありません。テレビで洋画「トランスポーター」を観てから、アウディ・クアトロにあこがれています。
気になったのは、野菜摂取量(女性)26位・(男性)37位(2010年)、男性育児参加率26位(2006年)睡眠時間39位(2006年)、味噌消費量43位(2008年)、乳酸菌飲料消費量46位(2009年)、介護老人保健施設定員46位(2008年)、産科・産婦人科医師数47位(2006年)でした。
私も以前から自覚しているのは、ガソリン価格44位(2012年)ですが、意外だったのは、美容室数43位(2007年)、ユニクロ店舗数45位(2009年)、美容師数46位(2007年)、ゲームセンター専業店舗数47位(2007年)でした。たしかにユニクロは、車で片道1時間以内に2箇所しかありません。


そんな全国的には目立たぬ滋賀県ですが、私には愛着のある「ふるさと」です。


その次に、滋賀県と人口規模も人口増加率も似ている沖縄県の欄を見てみました。滋賀県と同様に、子どもの数も、子育て世帯数も多い県だからです。高校野球(夏)の沖縄県代表:浦添商業高校:応援席に「チバリヨー」という横断幕が張ってありました。「がんばれよー」という意味で、滋賀県では「きばりやー」「きばれよー」と言います。ちょっとだけ似ています。


さて、目立たない滋賀県と違い、沖縄県は郷土愛1位(2010年)、ふるさと自慢1位(2010年)、男性育児参加率2位(2006年)、100才以上高齢者数1位(2009年)、女性平均寿命1位(2005年)、魅力3位(2010年)で、沖縄県民は沖縄をこよなく愛しておられることが感じられます。


また、人口当たりのケンタッキーフライドチキン店舗数1位(2009年)、モスバーガー店舗数3位(2009年)、ミスタードーナツ店舗数4位(2009年)、スーパーマーケット店舗数4位(2010年)、介護老人保健施設定員4位(2008年)、産科・産婦人科医師数4位(2006年)、教職員数5位(2009年)、スポーツ活動率7位(2006年)、睡眠時間10位(2006年)というのも、滋賀県とは全く違います。


ふと目にとまったのは、在住アメリカ人1位(2008年)約2200人(民間人)です。滋賀県の5倍以上です。沖縄の米軍基地関係(家族も含む)のアメリカ人は約4万5千人と言われていますから、沖縄県に実質居住している外国人は5万人を越えるのでしょうか。滋賀県の外国籍人口は約3万1千人です。在日米軍基地の70%以上が沖縄に集中している理由を、知らなかった自分自身に気づきました。一部の地方へ集中している原発と同様、米軍基地も、安全保障上、必要とする都道府県が、応分に負担する腹をくくる必要があるのではないでしょうか。各周辺国との間で、領土問題の意見の食い違いによる軋轢があるのも気になりますが・・。


わが子たちは、中学2年生で平和学習を学び、それを文化祭では劇で表現し、エイサーも習い、中学3年生で沖縄へ修学旅行に行き、民泊して、生活体験もさせてもらいました。ありがとうございました。私は、まだ沖縄へは行ったことがありませんが、図書館で沖縄に関係する本をいろいろ読んで、沖縄米軍基地の国内応分負担を早期に実現した後、一度でも行けたら・・と思います。沖縄のみなさんにとって、まだ戦後は終わっていないのに、テレビで「戦後は終わった」と発言する人がいます。なおさら、かつて政権が安定していた時に有効な手を打たなかった政府の責任も重い、しかし、その与党を動かせなかった私たち国民も同様です。


福島県の人々が背負わされている原発の重さだけでも不条理と憤りを覚えます。この頃、図書館でさまざまな本を手にとって、沖縄県民のみなさんが私たちの分も背負うことを、有無を言わさず押しつけられてきた重さの一端をわずかながら垣間見ることができました。そして、沖縄のみなさんの長い苦難の上で、のほほんと安全保障を享受してきた自分に気づき、そんなぼんやりしていた自分自身を、恥ずかしく、申し訳なく思いました。



by takaboo-54p125 | 2013-08-10 05:11 | くらし