子どもと向き合う1月の教室(学校の組織力の見分け方)

組織力◎の小学校はどの学級も集団下校時刻を守れる


小学校では、不審者対応で、自由下校がなくなって何年もたちます。対応に学校間格差が出てきました。学校規模によって、学年下校にしている小学校と、複数学年下校にしている小学校とに分かれます。集合から出発までの時間が短くて済む学校には、共通することがあります。こういう小学校は、教室出発時刻を統一していること(早くても遅くてもいけない)、学校出発時刻にどの学級も遅れないように、全担任が意識できていること、帰りの準備に手間取る学級は最終校時を早めに切り上げ、間に合うようにしていること、集団下校時刻を守るということが、学校全体に浸透していること(担任が子どもより早く動く)、以上のことができているだけなのです。原則として、すべての担任も、すべての学級も、このルールを守ろうと意識しているのです。たいしたものです。


これこそ、教職員の意識レベルの高い、組織力のある小学校です。当然、危機管理能力も、学年づくりも、学級づくりも、困った時のヘルプの動きも迅速です。下校時刻を統一して守りきらせる、これをやりきる教師集団は、必ず柔軟で協力体制のある学校組織になっています。ぜひ、下校時刻を守る工夫を試みてみましょう。


組織力◎の中学校はどの部活も完全下校時刻を守れる


中学校では、部活があります。学校規模に関係なく、部活終了時刻と完全下校時刻を生徒に守りきらせる教師集団の中学校は、生徒指導も組織的です。たった一つの部活でも、終了時刻を守らない部があれば、同僚から即、指摘を受けます。練習時間をオーバーする部活はありません。そして、全教師が一丸となって下校指導を一斉に進めています。


時間がルーズになっている中学校では、たった一人の、ちょっとぐらいという顧問の意識の低さが、生徒たちに時間を守らなくてもよいという見本になっています。                                          
そのことに気づいておられません。顧問が終了時刻を守れなくて、どうして生徒に
「時間を守れ」と言えるでしょうか。生徒たちが、そんな口先だけの教師の言葉など聞くはずもありません。信用も失います。そして、生徒が崩れ始めます。生徒の信頼を得るには、教師が率先して学校生活のルールを守る手本を示すことです。


県内の中学校の中には、授業の始まりのチャイムは、どの教師も、今から授業をする教室の中で聞く。完全下校時刻を守れなかった部活は翌日の練習にペナルティーを課す。下校指導には原則として全顧問が出る。どの部活にも毎日、学校長か教頭か教務主任など、ローテーションで、見回る(どの部の生徒も必ずほめるため)。以上のことを実践している中学校もあります。積極的な生徒指導としてです。自分の学校で、できそうな、もしくは、やらなければならない、積極的な生徒指導について、もし1つでもこれ!と思ってくださるのがあれば、ぜひ論議して、取り組んでみてください。つぶれてしまう教師を一人も出さないためでもあるのです。

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by takaboo-54p125 | 2013-01-20 05:00 | 保育・教育