2013年 01月 06日
【近江神宮】百人一首・競技かるたの甲子園(京阪電鉄石坂線)
昨日2013年1月5日、
近江神宮にある近江勧学館で競技かるた日本一を決める「名人位・クイーン位決定戦」があったと、ニュースで言っていました。
それに先立ち、2012年12月31日の中日新聞に、次のような記事が載っていました。
『競技かるたを題材とした人気漫画「ちはやふる」を大津市の観光振興に役立てようと、キャンペーン実行委員会が発足してから10カ月余り。
7月には、近江神宮で開かれた「全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」に合わせ、市内の京阪石山坂本線で、
<ちはやふる> 競技かるたに熱中する女子高生を主人公にした漫画で、作者は末次由紀さん。
記事の抜粋は以上です。
後日、たまたま京阪石坂線(紫式部「源氏物語」ゆかりの石山寺~
在原業平(ありわらのなりひら)の
「ちはやぶる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くゝるとは」
『古今和歌集』『小倉百人一首』撰歌の「ちはやぶる」からマンガの題名をつけられたのでしょうか。
この単行本の売り上げは650万部と書いてありました。
2012年7月から「ちはやふる」のラッピング電車が京阪電鉄の石山坂本線で運行されるなど、
近江神宮が「ちはやふる」ファンの聖地になっているのは確かなのでしょう。
『小倉百人一首』第1首目の歌
話は変わりますが、在原業平は、紀貫之が「近き世にその名聞こえたる」と書いた「六歌仙」の一人です。
滋賀県高島市(旧マキノ町)には、福井県との県境に、在原という集落があります。
在原の集落には、在原業平が住んでいたことがあったのではないかと言われています。
観光地化されていない在原では、かやぶき屋根の家々が集落の人々の自宅でもあります。