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テスト勉強大作戦【2つの記憶法を採り入れてみましょう】

昨年度、わが子が中3の時、学校からもらってきたプリントを紹介します。2012年1月20日(金)前後の読売新聞に掲載されたコラムのようです。


記憶法㊵復習は1時間後に
『‥注目すべきは、最も忘れるのが、実は記憶直後だということ。忘れやすいものを棒暗記しただけでは、定着が難しいことは明らかです。
「だから2度目の学習は、1時間後を目安に行うのが鉄則」・・
1年後まで記憶を維持するには、4~5回の反復が必要と言われています。・・英単語で説明すると次の通り。
最初の日に100語を覚え、1時間後にチェックします。記憶できていないものだけを抜き出し、もう一度学習し直します。
翌日、もう一度おさらいしますが、多分10分とかからない。これで3回くり返したので、もう当分は忘れないはずです。
次のタイミングは、1週間後で十分。さらに半年後、ダメ押しで復習すれば、5回くり返したことになり、記憶の定着が図れます。
棒暗記を防ぐには、文脈の中で意味をとらえるように心がける。・・
「記憶と論理は表裏一体。論理を切り離した記憶法は、決して理にかなった勉強ではありません」・・』


記憶法㊶物語を作り 浸る
『・・記憶は後で入ってきた情報や、現在の心理状態の影響を受けて姿を変えてしまう。・・
歴史の勉強ならば、自分を主人公にした物語を想像し、その世界にどっぷりと浸る。英語ならば、海外の街並みを舞台に、自分と外国人がやり取りしているストーリーを作るのが有効です。
「役者がセリフを覚えて作品の世界に浸るように、その場面にいる自分をリアルに思い描く。視覚、聴覚、時にはジェスチャーも交えて運動イメージも動員し、ストーリーを作れば、記憶は・・定着しやすくなります」
物語を作ったら折にふれて思い出し、その気分に浸り直す。・・
「・・記憶はしょっちゅう引き出さないと、アクセスしづらくなること。カラオケで得意な曲も、しばらく歌わないと歌詞が出てこないのと同じですよ」』


以上、「記憶法」に関するコラムの抜粋でした。試験対策(テスト勉強)の参考になりそうですよね。

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by takaboo-54p125 | 2012-11-17 05:19 | 保育・教育