子どもと向き合う11月の教室(先生のとっさの対応力)

先生の「とっさの対応力」も二極化!?


危機管理対応いうより、日常的な危機管理について、直感で(瞬間的に)意識できる「とっさの対応力」と言った方がよいでしょうか。


責任感の強い担任ほど、自力でなんとかしようと精一杯します。限界までヘルプサインを出さず、つぶれる寸前までがんばり続けます。本当は、もっと早い段階で、周りの先生方に「助け」を求めた方がよいと思います。自分はここまでやれるが、この対応はどうしていいかわからないので助けてほしいと言うべきです。自分1人で背負わないでください。


さて、周りの先生には予兆がチラッと見えるだけで、最初は静かに進行(深行)していきます。それを周りが見逃さずに積極的な初期対応の先手を打つことです。このタイミングがわずかでも遅れると、一気に崩壊はやってくることを、すべての学校で過去に経験しているはずだからです。


とりわけ「強引な力技で学級王国のクラスづくり」をする担任のいる学校は、他のクラスに、必ずマイナスの影響を与えます。管理職をはじめ周囲の先生方が、影響を受けそうなクラスに、ふだんから気をつけてあげることが必要です。翌年は、前年に「強引な力技で学級王国のクラスづくり」をされたクラスでは、たいてい反動がきます。その先生のよさを生かす助言がほしいところです。全員が貴重な人材なのですから。


1人の先生の自分勝手流が、どれほど学年・学校全体に「百害あって一利なし」なのかを考えれば、ためらったり、ちゅうちょしている場合ではありません。ですから、せめて校長、園長、教頭、主任が口をそろえ、                                      「職員会議で決めたことは、全員の先生が守る、これが最低ラインです」
と、声を大にして言うべきでしょう。とりあえず見守るということは、見て見ぬふりをすることと同じです。


小学校では、交流学級の先生の意識も二極化!?


「本物の交流学級」と「名前だけの交流学級」って、あるのですね。
この子は特別支援学級に在籍しているけど、
「うちのクラスの一員やねん」
と思っている交流学級担任がほとんどです。
それは、交流することで、自分のクラスの子どもたちの「優しい心」を育てるチャンスだと思っているからです。「行ってらっしゃい」「おかえり」
の声かけを、ごく自然にする子どもたちに育ちます。                                                                 

それに加えて、保護者の願いの「地域の子どもたちとのつながり」をしっかりと受けとめているからです。


ところが、この子が体育・音楽・図工などの時、いっしょに活動するのは、迷惑だと心の中で思っている交流学級担任も、ごくたまにはおられるようです。
年間カリキュラムが決まって1学期が始まってから、特別支援学級の担任に無理を平然と要求する先生が、交流学級の担任では、どっちのクラスの子どもたちもアンラッキーです。
少なくとも、交流する時こそ、自分のクラスも、自分も、成長できるんだと信じて、苦労しながらでも、失敗しながらでも、実践していこうとする先生であってほしいと思いました。

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by takaboo-54p125 | 2012-11-11 05:02 | 保育・教育