まず1対1、たずね合おう・・・イヤな気持ちを伝える5つのポイント

2012年4月7日(土)朝日新聞21面に「新しいクラスでも大丈夫だよ」という記事が載っていたので、2学期が始まるにあたっての「仕切り直し」として、少し紹介させてください。


『【まず1対1 たずね合おう】
知らない人の中に入るのは、誰だって不安だ。新しいクラスですぐにグループに入れなかったり、グループ内で浮いたように感じたりしても、心配いらない。大勢でいる時にうまく話せなくても、1対1になった時、相手との関係を築いていけばいい。
僕(哲学者:西研さん)は「たずね合う」ことを教え子たちに勧めてきた。たずねるとは、相手の気持ちや状況を受けとめ、ちゃんと関係を築こうとする行為だ。受けとめることができれば、相手も心を開いてくれる。
誰かの意見や気持ちを聞いて、「そんなわけない」と反発したくなる時も、まずたずねる。                                                                      「ここをもう少し教えて」                                                              と聞いたり、                                                                                   「あなたが言いたいのはこういうこと?」                                                    と自分の言葉に置き換えたりしてみよう。このやりとりでは自分の意見を言うことも必要だから、必然的に「たずね合い」になる。くり返すうちに、人に思いをわかってもらうための伝え方がうまくなっていく。僕たちは、人に「好感を持たれていないこと」に弱いけれど、全員とたずね合える関係になる必要はない。クラスや部活に、1人でもそうなれる友だちができるといい。(以下省略)


【それでもイヤな気持ちの時は】・・・伝える5つのポイント
相手を攻撃せずに「イヤだ」という気持ちを伝えるには、どうしたらいいのか。                       ・・NPO法人「アサーティブ・ジャパン」・・
例えば、体形がふっくらしているからか、イヤなのに「まる子」というあだ名で呼ばれている時。まず、悔しい、腹立たしいという感情がわいてきたら、それは自然なことだと知ってほしい。「今、クヨクヨしてるな」と認めよう。「クヨクヨするなんてダメだ」と感情にふたをすると、余計にしんどくなる。
自分のコミュニケーションのパターンを知っておくと、相手に気持ちを伝える時に役立つ。「ドッカン」「オロロ」「ネッチー」の3つから自分のパターンを知ろう。
「ドッカン」は攻撃的。「なんだよ!」と食ってかかる。「オロロ」は受け身的。ふみにじられても、黙ったり照れた風をよそおったりして、イヤだという思いが伝わらない。「ネッチー」は作為的で、イヤミな態度。不平不満を遠回しに、行動や言葉で示す。
3つのパターンは、伝え方を学ぶことで変えられる。相手にイヤだと言うと決めたら、5つのポイント(下の図)を押さえよう。1つだけ使ってもいいし、5つ全部使ってもいい。
相手に直接言えない場合もある。そんな時は                                            「まる子ってあだ名で呼ばれるの、すごくイヤなんだ」                                                        と、安心できる友だちや親に話すだけでもいい。ちょっと楽になります。


【自分も相手も責めない伝え方(5つのポイント)】
①どうしてほしいか伝える。自分の気持ちも言ってみる。
まる子っていつも呼ぶよね。あれ、本当はイヤなんだよね。他の子みたいに名前で呼んで
②言いにくい宣言をする
めっちゃ言いにくいんだけどさ、まる子って呼ぶのやめて
③悲しい時や腹が立っている時は、笑いながら話さない。
④理由や状況も聞いてみる
なんでまる子って言うの?」
⑤伝わっていないと感じたら、くり返してみる。【アサーティブ・ジャパンによる】』


記事の紹介は以上です。自分の場合、これだったら使えるというのが、ひとつでもあれば、参考になさってください。

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by takaboo-54p125 | 2012-08-26 05:11 | 保育・教育