教育実習に行く学生へ【心得・持ち物・あいさつ・礼状】教員採用試験勉強法

事前指導のくり返しになりますが、「お守り」代わりに、お読みください。


教育実習(小学校など)では、子どもから「先生」と呼ばれます


【教育実習:持ち物を事前に確認しましょう】
・上ぐつ(置き場所あり)
・体育館シューズ(上ぐつと兼用かも:置き場所あり)
・運動ぐつ(運動場での体育指導用:置き場所あり)
・ぼうし(運動場での体育指導用)
・水筒(1㍑~1,5㍑)
・マイぞうきん(掃除指導用)
・エプロン・マスク・バンダナ(給食指導用)
・はし箱(給食用のはし・スプーン:献立表でスプーンも確認)                                                            
・はみがきセット・コップ(給食後のはみがき指導用)
・マグカップ(職員室用必需品)
・タオル(汗ふき用)
・運動のできる服装上下(運動会練習中なら着替え上下も)                                         
・筆記用具(鉛筆、消しゴム、ボールペン[黒・赤]、定規など)                                  
(子どもの前ではシャーペンは使わない。担任に要確認)                                       
・印鑑(毎朝、出勤簿に押す認印)
・教育実習記録ノート(実習日誌)など大学からの持ち物
・メモをとるノートを1冊用意しておくといいでしょう。
・自転車の鍵は必ずかけて、保管しましょう(雨具も)。

・雨具(登下校指導・下校付き添いなどに必要)。

・筆記用具(鉛筆、消しゴム、ボールペン《黒・赤》、定規など)


※ソフトペン(採点ペン)赤(インクカートリッジ・チップ:ペン先の予備も必需品・・スケルトンタイプは、キャップがねじ式で面倒。標準タイプが使いやすい)


子どもたちの前ではシャーペンは使わない!


・指示された各種書類(デジカメ・USBメモリーは要確認)


・その他(給食で机の上に敷くナフキンを持参する学校あり)


【初日のあいさつ&最終日のあいさつ】


初日は緊張するので、あらかじめシンプルな挨拶の言葉を考えておきましょう。早め(始業時刻:日の出の早い東日本では8時の学校もあり要確認,日の出の遅い西日本では8時15~30分頃:の遅くても30分以上前)には出勤して、校長・教頭・教務・指導教諭などには個々に挨拶しておきます。


「おはようございます。△月△日まで教育実習をさせていただく◎◎◎◎です。よろしくお願いします


朝の職員室で指名される挨拶も、上と同様ですが、お辞儀が大切なのも同じです。教室に行ったら、子どもたちの前で、


おはようございます。△月△日まで教育実習をする◎◎◎◎です。(みんなの名前を早く覚えたいと思います)


と、(  )の中は、短くインパクトのある言葉を自分で考えるのもいいでしょう。だらだらと、長いあいさつにならないことが大切です。


最終日の朝、校長先生と指導教諭の先生には、


おはようございます。最後の1日になりましたが、よろしくご指導ください」ぐらいは言いましょう。職員室では、


△日間(▽週間)、充実した教育実習ができたのは、先生方のおかげです。お忙しい中、お世話になり、ありがとうございました


などと言って、深く一礼しましょう。この、職員室におられる教職員に言う、お礼の言葉は、朝がいいか、夕方がいいかは、指導教諭に聞きましょう。


教室で子どもたちにする、お別れの言葉は、前日の夜に考えながらメモしておきましょう。


△日間、親切にしてくれて、ありがとう


◎年◎組のみんなといっしょに過ごしたこと、忘れません


あなたたちに出会えて、本当によかったと思っています


いい先生になれるよう、もっともっと勉強するつもりです


自分を大事にし、友だちも大事にする子でいてください


長くて5文、これぐらいは言えるといいでしょう。クラスのよさを伝えてもいいですね。気持ちが込み上げて来たら・・・その時はその時です。必需品はハンカチ・ティッシュで、サインを求める子がいる場合もあるので、油性ペンもあるといいでしょう。


そして、退勤する前、少なくとも校長先生と指導教諭へは個別に、


お忙しい中、未熟な私に、たくさんの大切なことを、ご指導くださり、ありがとうございました


などと感謝の言葉を述べましょう。職員室を出る時には、


たいへんお世話になり、ありがとうございました


などと職員室におられる先生方に挨拶し、ドアを閉める前に、深く一礼してから退勤します。


あいさつは、1回深呼吸でもしてから、あせらずに、間(ま)をとって、ゆっくりと大きな声で言うように心がけてください。言い間違えたら、落ち着いて、堂々と言い直したらいいのです。


あとは、実習生(社会人)の基本として、「おはようございます」「ご指導お願いします」「ありがとうございました」「失敗して、すみませんでした」「以後、気をつけます」「お先に失礼します」「今日もありがとうございました」などの習慣を身につけるのは、言うまでもありません。「お疲れ様でした」は指導教諭以外のみなさんが自分より先に退勤される時のひと言ですね。


学級担任の先生方が毎日心がけておられること】
◎子どもに担任の指示が入る(信頼関係をつくる)ための言葉のキャッチボールを大切にされています。担任の言葉は「直球」と「変化球」、「速い球」と「ゆるい球」を使い分けます。声の大きさも、ここぞ!という時は、小さいめの声のほうが効果的です。考えさせたいところでは、意識的に間(ま)をとります。


◎話を聞こうとする子どもに育てようと、されています。子どもが聞いてほしい時、担任にしゃべりかけてきたら、ノートの丸つけの手を止めて「言いに来てくれてありがとね」が基本です。子どもの目と目を合わせて聞いてあげるのが大事です。ぼく(私)の気持ちを聞いてくれる先生の話なら、だんだん聞けるようになります。


◎とりわけ1~3年の子どもの話を聴いてあげる時は、ひざをついて、目線を子どもと同じ高さにします(もちろん4~6年も同じです)。


【子どもらが授業に集中できるよう意識されていること】
◎子どもの気持ちを受けとめてあげたら、授業中はもちろん、いろいろな場面で、スモールステップを与えて、音読でも書く作業でも、友だちとの体験的学習でも、「がんばってるね」「やさしいね」「うれしいな」「ありがとう」とほめることの積み上げを日々積み重ねます。


◎作業(朝自習も含めて)の課題が早くできた子が、次に何をしたらいいかの指示を、明確に板書しておくことも大切です。どの子も黒板を見れば、わかるからです。
例えば、「①をして②をして、できた人は③か④のどちらかをしよう。」と板書します。


【子どもたちが待っている先生の、その「ひと言」】      
◎「○○くん、おはよう」「○○さん、おはよう」(笑顔で)→「先生、うれしいで」(笑顔で)


×「こら」(監視目線から入るのは×。私は×をよくやっていました・・反省です)   


◎「どうしたの?」(共感目線から入るのは◎です)
◎「何かいやなことあったの?」→「つらかったんやね」「がまんしてたんやな」「くやしかったんやもんなぁ」


◎「どうしたい?」(子どもの心を育てようとする先生は◎ですね) 


即答できない時は↓                       
◎「困ったねぇ」「ちょっと考えさせて」(ほう・れん・そう=報告・連絡・相談)


問いかけるのが先生、答えを出すのは子ども、と思えたら◎ですよ。
◎「○○くんの言いたいことの続き、うかんだ人?」
◎「○○さんの言おうとしていることが、言える人?」


子どもの力を頼りにしてあげましょう。


◎「手伝って」「力かして」「助けて」
→「ありがとう、助かったわぁ」「頼りになるなぁ」「うれしかったで」


スモールステップを3日・1週間・1ヶ月と、ねばり強く続けると→信頼関係が深まります              
◎「こっち向いてや」→「うれしいな、向いててや」
◎「本出してや」「○ページ開けてや」→「すばやいな、手の動きがいいね」
◎「書くんやで」「書いてみぃ」→「できたやん、みごとや」


しなやかな先生は◎&段取り力のある先生も◎です。
×「できた人?」(私はいつも、この×パターンでした・・反省です)   
×「わかった人?」 (私はいつも、この×パターンでした・・反省です)            
◎「困ってることないか?」→「よく言ってくれたね」「よいつまずきやね」「大事な失敗やね」


×「がんばれよ」(ありきたりです)


◎「いっしょにがんばろな」→「すごいやん、うれしいな」                


子どもに謝ることができる先生も◎ですよね。
◎「ごめんな、先生がわるかった」「言い過ぎて、ごめん」(お手本に)


【子どもがイメージできる言葉で話しましょう】


私たち大人は、よく次のような言い方を、子どもにしてしまいます。
「しっかりしなさい」「ちゃんとしなさい」
などです。これを言っている大人(親・保育士・教師)には、それなりにイメージできています。ところが、どちらの言い方も、子どもには、なかなかイメージしにくい言葉だと言えます。年令が小さいほど、どうしていいか、わからない言葉です。あいまいな言葉なのです。


ですから、
「しっかりしなさい」「ちゃんとしなさい」
と言うのをやめて、
「みんな、すわろうね・・・おっ、早くすわれたね」
「教科書の何ページを開けてね・・うん、開けたね。ありがとう」
「シーッ!お話するのをやめようね・・だんだん静かになったね。うれしいな」
「△君のお話を聞いてあげよ・・・こんなに聞いてもらえると、気持ちいいね」
「◎さんの言いたいこと、聞いてあげよ・・◎さんの気持ち、わかってきたねぇ」
「先生のお話を聞いてね・・聞いてくれてありがとう」
「みんな2列に並んでね・・すごく早く並べたねぇ。気持ちいいな」
と、その場面に応じて、子どもにしてほしい具体的な言い方で、子どもたちがイメージしやすいように伝えてあげましょう。もちろん、具体的なメッセージを伝えて、子どもが受けとめてくれたら、子どもの努力・苦労を具体的にほめることも、お忘れなく!(能力をほめても、意欲にはつながりません)


ほめる、で思い出したのですが、子どもに、
「ダメ」
と言ってしまう、否定的な指示語も、緊急を要する時以外は、
「こういう時は、△△すると、うまくいくかも。どうする?」
「そういう時は、先に△△してみるといいかな。どうする?」
と言いかえてみてはどうでしょう。ダメの中身を、具体的に伝える、とっさの気転により、子どもの気持ちを180°変える場合も、多々あると思って接するとよいのではないのでしょうか。


【できるだけ増やしたい教師の言葉】
やわらかな声、あまり大きくない声、ゆっくりした声で
「困っていることはないか?」(わかった人?できた人?より、子どもはうれしい)                          
「先生にも聴かせてほしいな」(子どもが発言しやすい聞き方です)                             
「みんなに聴いてほしいこと、ないか?」(子どもも言いたくなる聞き方です)                       
「グループで話し合って、気づいたこと、聴かせて」(個人の気づきを)                      
「わからない所は、隣の人に聞いてごらん」(「教えて」と言える子に)                       
「わかりにくかったら、周りの人と相談して」(聞かれたら親切に)                              
「○○君の意見は、みんなが考えつかなかったものやね」(的外れな発言でも)


【給食活動の基本的な手順の例(2とおり)】
①給食当番
 生活班の1週間交代ローテーション
 生活班から1名ずつ1週間交代ローテーション
 名簿順で人数を決めて1週間交代ローテーション
 大切なのは、みんな順番(公平に)経験させること
 (週末に給食当番エプロンを持って帰らせ洗濯、週明けに持って来させる)
②全員の準備
 給食当番は、手洗いをして、マスク・三角巾・エプロンを着けさせる。                                
 みんなは、机上を物をかたづけて手洗いをし、座って待つ(マスク着用の学校もある)(読書して待たせる学級も多い)(トレイを使わず、ナフキンを敷く所も)                       
③配膳の仕方
 セルフサービス方式(自分でトレイを持って並び、給食を運ぶ)                               
 デリバリー方式(係が給食を運んで配る)
(教室の中で移動する道順を決めておくと、ぶつかって給食をこぼすのが減る)                         
④給食当番の役割分担
 給食ワゴンを取りに行く役(エプロンを早く来た子が行くことが多い)                              
 盛りつけ役(ご飯やパン、お皿のおかず、お椀の汁物、牛乳、デザート)                         
 配り役(デリバリー方式の場合、必要。セルフサービス方式では、必要ない)                              
 給食ワゴンを返しに行く役(昼休みの途中になるので、公平に交代制)                       
⑤全体の流れ(デリバリー方式の場合)
・班ごとに机を向かい合わせる。(当番は身支度をし、給食ワゴンを取りに行く)                       
・配膳台をふいてから、食缶・食器を乗せる。(低学年では、食缶は先生が乗せる)
・待っている子は、手を洗って、はしなどを用意し、読書をして待つ。                              
・給食当番が給食を配膳する。
・配膳が終わったら、全員に配られているか必ず確認する。                              
・日直が「いただきます」のあいさつをする。
・まず、おかずを減らしてほしい子が並ぶ「へらしてください」
・次に、おかずをふやしてほしい子が並ぶ「ふやしてください」
・欠席者のデザートなどの分配(例えば、同じ班内でじゃんけん)
・食べ終わったら、班で食器の種類ごとに重ねておく。
・日直が「ごちそうさま」のあいさつをする。
・班ごとに食器を給食ワゴンに返す。上学年は個人でさせるクラスもある。                                       ・給食当番が配膳台をふいて、かたづける。台ふきんは、洗って、かわかす。                         
・「お残し」の時刻を決めておき、給食当番が給食ワゴンを返しに行く。                         
・ゴミ入れ袋も給食当番がかたづける。(くくって、ゴミ箱または配膳室へ)                         
(おかわりのルールを決めてあるので、学びましょう)
(欠席した子のデザートなどの分配方法も決めてあるので、学びましょう)                                  
(各班をローテーションしつつ、子どもと共に食べることは指示を仰ぎましょう)


【教室掃除の基本的な手順の例①~⑩】   


①学級全員で自分の机・いすを後ろへ下げる。(給食のごちそうさまの後)                         
②ほうき担当(子ども2名と先生)が教室の前半分のスペースを掃く。(バケツに水をくみに行く子も)
③雑巾担当はバケツの水で雑巾をしぼって、教室の前半分の床をふく。                           
④掃除当番全員で机・いすを教室の前へ運ぶ。
⑤ほうき担当が教室の後ろ半分のスペースを掃く。(ゴミを集めて、ちりとりで)                                                                 
⑥雑巾担当はバケツの水で雑巾をすすぎ、しぼり、教室の後ろ半分の床をふく。                                              
⑦黒板担当は、黒板消しで黒板をきれいにし、チョークの粉の処理をする。                        
⑧雑巾担当は棚やロッカーなどをふく。
⑨机を元どおりに並べて、机の上をフキンでふく。
⑩ゴミを捨てに行く。バケツの水を捨てに行く。掃除道具をかたづける。                       
(途中でバケツの水を1~2回きれいな水にかえる役も決めておくとよい)                                 
(大切なのは、掃除場所に応じたルールを子どもたちと確認しながら決めること)                                          
(役割分担は公平&能率的にローテーションを取り入れる)
(どの班がどの掃除場所をするか、一目でわかる回転板など)


(1週間で掃除場所を交代する時に、メンバーの半数だけが次の掃除場所に移動して、半数が今までの掃除場所に残る方法で、子ども同士の『掃除教え合い制度』を導入している学校もあります。どんなローテーションをしておられるのかを、学びましょう)
(絶対に必要なのが、教師自身が率先してほうきではいて、雑巾がけもして、子どもたちの先頭に立って掃除をするという、お手本役をすることです。実習生も子どもと共に掃除をしながら、声かけをして、どんどん子どもをほめる時間にすることを意識しましょう)


【どの子も安心して学校で生活できるために・・・                         ・先生が、にこにこ笑顔で「おはよう」と言うことで、子どもも元気が出ます。
・先生が、楽しそうに歌う声を聞かせることで、子どもも歌うのが楽しくなります。
・先生が、遊ぶのを楽しむことで、子どもも体を動かして遊ぶのが楽しくなります。
・先生が、子どもの話に「うんうん」とうなずくことで、子どもは満足できます。
・先生が、子どもの気持ちをわかってあげることで、子どもは先生を信頼できます。
・先生が、「こら」ではなく「どうしたの」と声をかけると、子どもも話せます。
・先生が、子どもの努力をほめることで、子どももだんだんやる気が出てきます。
・先生が、「大丈夫だよ」と支えてあげることで、子どもは自信を取り戻せます。
・先生が、子どもといっしょに喜ぶことで、子どもの喜びは2倍になります。
・先生が、ゆったり、のんびり、どっしりしていると、子どもも安心できます。
・先生が、目と目を合わせてあげると、子どもは大事にされているのを感じます。
・先生が、「うれしいよ」と言ってあげることが、子どもをほめるということです。
・先生が、子どもをしかるのは、最後に子どもをほめてあげるためです。


現実には、なかなか思いどおりにいかないことのほうが多いと思います。そういう時こそ、子どもたちの声・つぶやきに耳をすましたり、隣(班)の子ども同士で相談させたりして、こちらが落ち着く間をとりましょう。担任の先生の学級づくりや授業からいっぱい学ばせてもらって来なさい。自分が授業で失敗しても落ち込まず、あせらず、笑顔を忘れず、自分の失敗から学べる教育実習生は必ず伸びます。今回、教育実習を受け入れてくださった小学校・担任の先生・子どもたちに、感謝の気持ちを持つことを、毎日忘れないようにしつつ・・・元気で教育実習に行ってらっしゃい。


追伸:実習校では、担任の先生の話を聞く時も含めて、いつも必ずメモをとることを心がけましょう。くり返しになりますが、職務上、知り得た秘密(子どものプライバシー)を守る義務(守秘義務)を忘れないでください。(家族にも言わないこと)担任の先生に、その都度、報告・連絡・相談するのを大切にすることで、きっと実り多い教育実習になると思います。さあ、笑顔と元気と感謝ですよ!(2012年8月)


【礼状のサンプル:9月実習の場合(9月中に出すのなら)


△△小学校のみなさまへ


だんだん秋らしくなってまいりましたが、校長先生をはじめ、△△小学校のみなさまにおかれましては、ますますお元気で、ご活躍のことと思います。


教育実習では、校長先生をはじめ、△△小学校のみなさまには、とてもお忙しい中、たいへんお世話になり、心からお礼申し上げます。


毎日、なにかと、不慣れな私を、いつも親切に指導してくださり、アドバイスしてくださり、はげましてくださいました。教育実習を、なんとか終えることができましたのも、そんな諸先生方の、お力添えがあったからだと、感謝しております。


先生方の、お仕事ぶりを見て、私は、まだまだ努力しなければいけないと、感じました。△△小学校で実習させていただいたことで、今まで以上に大学での教職過程を、精一杯がんばろうと、強く思えるようになりました。子どもたちのために、がんばっておられる先生方を目標にして、いっしょうけんめい取り組みたいと思います。


校長先生をはじめ、△△小学校のみなさま、本当に、ありがとうございました。


平成  年  月  日


                    ◎◎大学◎◎学部
                    3回生 ◎◎◎◎



△△△△先生へ


だんだん秋らしくなってまいりましたが、△△ △△先生には、ますますお元気で△年△組の子どもたちの指導に、日々ご活躍のことと思います。


△年△組の担任というお忙しい仕事がある中、私の指導教諭として、とてもお世話になり、心からお礼申し上げます。


実習中は、さまざまな個性の子どもたちへの対応に不慣れな私を、いつも親切に指導してくださり、アドバイスしてくださり、また、はげましてくださいました。15日間(10日間)という教育実習を、なんとか終えることができましたのも、先生が、いつでも、そばにいて、わかりやすく教えてくださったからだと、感謝しております。


先生の、お仕事ぶりを見て、私は、まだまだ努力しなければいけないと、強く感じました。先生と△年△組の子どもたちのもとで、実習させていただいたことが、今、大学で後期の教職過程を精一杯がんばろうと思える、最大のモチベーションになっております。子どもたちのために、がんばっておられる先生を目標にして、何事にもチャレンジ精神で、積極的にトライし、いっしょうけんめいやるぞ!と決意を新たにしております。


△△先生、私の指導教諭になってくださって、本当に、ありがとうございました。


平成  年  月  日


                    ◎◎大学◎◎学部
                    3回生 ◎◎◎◎                 
                                           


以上、校長先生をはじめ教職員のみなさま宛を1枚、指導教諭宛を1枚、クラスの子どもたち宛を1枚、合計3枚を封筒に入れ、1週間以内に出すのが礼儀でしょう。(2012年9月)


教育実習の時期によって、礼状の書き始め「時候のあいさつ」もかえます。6月に礼状を出す場合は、「さわやかな初夏を迎えましたが、・・・」「雨に映える紫陽花の美しい季節になりましたが、・・・」「だんだん夏らしくなってまいりましたが、・・・」など、9月に礼状を出す場合は、「朝夕涼しくなってまいりましたが、・・・」「「日ごとに秋らしさを感じるようになりましたが、・・・」など、10月に礼状を出す場合は、「すみ渡る秋晴れの続く季節になりましたが、・・・」「木々の梢も色づいてまいりましたが、・・・」「日増しに秋も深まってまいりましたが、・・・」でもいいかなぁと思います。時間があれば、「時候のあいさつ」で調べると、月ごとにいろいろな書き方があり、参考になりますよ。短い文がお好みの方は、「◎◎の候」というのがあれこれ載っているはずです。


教員採用試験(筆記)に合格するための『三つの勉強法』


採用試験受験勉強は、次の三つの勉強法をおすすめします。これは、京都の中学校の先生から教えていただいたテスト勉強ですが、中間・期末テストや高校受験だけでなく、実は、大学受験や教員採用試験対策としても、極めて有効な勉強法だと言えます。


【五感勉強法】


『五感勉強法』とは、目、耳、口、頭、手を全部使う方が、どれかひとつを使うより、覚えやすいし、忘れにくいということです。見る(読む)、聞く(自分の音読する声は耳から頭に入る)、話す(音読するなど、声に出す)、考える(問題をやってみる)、さわる(手でペンを持って、ここだと思う所をノートに箇条書きする)など、体の全ての器官を総動員してみましょう。声に出して音読したり、マーカーで大切だと思う所に線を引いたり、手でかくして言えるか試してみたり、大事だと思った所をノートに書き出したり、いろいろやってみてください。                                       
五感は力なり」「手も口も目も耳も力なり」です。


【毎日コツコツ勉強法】


『毎日コツコツ勉強法』とは、その日習った所を声に出して読むという復習もふくめて、最も大事な勉強法です。身について離れない力(実力)をつけるための、勉強のコツは、毎日コツコツ続けること以外にはなく、このことこそ、遠回りのように感じる人もいるでしょうが、一番の近道(王道)と言っても、言い過ぎではありません。全部覚えてしまおう、というくらいの気持ちでやりましょう。毎日、時間を決めて、短時間でもいいから続けることです。長時間だと、長続きしません。プロのスポーツ選手など、世の中で成功した人たちが、成功の秘訣を聞かれて、答える言葉で多いのが、                                                                 
継続は力なり」なのです。


【くり返し勉強法】


そして、最後の決め手が、『くり返し勉強法』です。テスト前の一夜漬け勉強では、本番で覚えていられる部分がどうしても少なくなってしまいます。ところが、同じことでも、くり返しくり返し覚えようと意識していると、だんだん覚えることに慣れてきて、そのうちに忘れにくくなるのです。                                                        
不思議ですが、
くり返しも、また力なり」と言えます。


以上、
五感勉強法』『毎日コツコツ勉強法』『くり返し勉強法
の三つについて書きましたが、この三つの方法を組み合わせて、やってみてください。きっと、じわじわと身について離れない力がついてくるでしょう。今からチャレンジしていけば、相当な実力が身につくはずです。


かつて、教員採用試験で、一般教養の得点力アップが全く望めなかった私は、教職教養と専門教養(小学校全科)だけにしぼって、どちらも3冊ずつ(3社から出版されている問題集、本屋にズラリと並んでいる中から厳選して)、くり返しチャレンジしました。一般教養は、今の実力(自信なし)だけで受けて、その弱点を教職教養・専門教養でカバーする作戦だったのです。なぜなら、一般教養に比べると、教職教養・専門教養のほうが、比較的範囲がせまいからです。それでも、なかなか覚えられない所だけはノートに書き写して、本番1週間前は毎日、声を出してそのノートだけを読み返しました。


2012年1月の読売新聞に掲載されたコラムから「記憶法」を2つ。


【記憶法㊵復習は1時間後に】
『‥注目すべきは、最も忘れるのが、実は記憶直後だということ。忘れやすいものを棒暗記しただけでは、定着が難しいことは明らかです。                                                      
「だから2度目の学習は、1時間後を目安に行うのが鉄則」・・                                                    
1年後まで記憶を維持するには、4~5回の反復が必要と言われています。・・英単語で説明すると次の通り。
最初の日に100語を覚え、1時間後にチェックします。記憶できていないものだけを抜き出し、もう一度学習し直します。
翌日、もう一度おさらいしますが、多分10分とかからない。これで3回くり返したので、もう当分は忘れないはずです。
次のタイミングは、1週間後で十分。さらに半年後、ダメ押しで復習すれば、5回くり返したことになり、記憶の定着が図れます。
棒暗記を防ぐには、文脈の中で意味をとらえるように心がける。・・                                                                                                                              
「記憶と論理は表裏一体。論理を切り離した記憶法は、決して理にかなった勉強ではありません」・・』


【記憶法㊶物語を作り 浸る】
『・・記憶は後で入ってきた情報や、現在の心理状態の影響を受けて姿を変えてしまう。・・
歴史の勉強ならば、自分を主人公にした物語を想像し、その世界にどっぷりと浸る。英語ならば、海外の街並みを舞台に、自分と外国人がやり取りしているストーリーを作るのが有効です。
「役者がセリフを覚えて作品の世界に浸るように、その場面にいる自分をリアルに思い描く。視覚、聴覚、時にはジェスチャーも交えて運動イメージも動員し、ストーリーを作れば、記憶は・・定着しやすくなります」
物語を作ったら折にふれて思い出し、その気分に浸り直す。・・
「・・記憶はしょっちゅう引き出さないと、アクセスしづらくなること。カラオケで得意な
曲も、しばらく歌わないと歌詞が出てこないのと同じですよ。」』


以上「記憶法」に関する憶法」に関するコラムの抜粋でした。試験対策(テスト勉強)の参考になりそうですよね。これらもやった覚えがあります。


こうして、しつこく、あきらめなかった結果、2度目の挑戦で奇跡的に合格できました。高校で、英語全部・数学・物理・化学・生物・地学(他にも古文・漢文や世界史もあやしかったので10教科)が欠点との闘いだった者でも、やればできる!のです。


7回目で合格の方もおられましたし、30才以上で合格の方も、複数おられました。私の知っている範囲での、最高齢(まだお若いのに失礼しました)は39才ですよ。(脱帽!)みなさん、臨時講師などの仕事をしながらですので、就職浪人の私より何倍もの苦労があったことと思います。(まあ私の場合も、たとえ、まぐれとしても、最下位だったとしても、一応、合格は合格です)


7月の採用試験まで、あと何ヶ月ありますか。まだ間に合います。どうせ、と思わず、短期集中型で一念発起してみましょう。3回生の頃からコツコツ試験勉強を続けていて合格した学生もいます。希望(目標)を持ち続けている今こそ苦労する時ではないでしょうか。あきらめた時点で、夢はかなわなくなります。出身校の偏差値は関係ありません。さあ、あきらめないで!


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by takaboo-54p125 | 2012-08-11 07:44 | 保育・教育