わが子が学校・園へ元気に通えるため【イチ押し(親の関わり)7月】

7月です


おうちの方へ(1)


通信簿は、おうちの方が「こうあってほしい」という強い願いを持ちすぎないようにしましょう。それでなくても、子どもにとってはドキドキの瞬間なのです。おうちの方の落胆や叱責は次へ向かおうとする意欲を子どもから奪ってしまいます。まじめな子ほど、親の期待を裏切ったという自信喪失感から、親の顔色をうかがいながら・・という、おどおどした生活になってしまいます。自暴自棄になった子は「どうせ自分はダメだ」という自己否定からぬけ出せなくなります。親が言ってはいけないのは、「自分の通信簿はもっとよかった」という言葉だと覚えておきましょう。


通信簿は、わが子のよかったところを、ぜひぜひ見つけるチャンスだと思ってください。見つけられない時は、遠慮せず担任に「うちの子の、よかったところは、どんなところですか?」 と聞けば、教えてくれるはずです。そして、よかったところを子どもに伝えて、本気でほめてあげてください。本気でほめてもらえた子どもは「よーし、がんばるぞ」という明るく前向きな気持ちがわいてきます。通信簿はしかられたり、けなされたりする場ではなく、ほめられてうれしいと思える場にしてあげましょう。ただし、ごほうびに何かを買ってあげるというのは、なし!です。


おうちの方へ(2)


おうちの方が気づかない間に、学用品が破れていたり、なくしていたり、いらない物がカバンに入っていることもあるんですよ。私(うちの子)も経験ありです。子どもを責めるのではなくて、「どうしてこんなふうになったのか教えてくれる?」と聞いてあげましょう。事情を言ってくれて、自分のうっかりなのか、自分でわざとしたのか、友だちにされたのかを言ってくれたら、まず、その子の気持ちに共感してあげるのが、ステキなフォローです。事情にもよりますが、たとえば「そうだったの・・くやしかったんやね」と受けとめます。そして「よく言ってくれたね。正直に言ってくれて、うれしいよ」と、その子が言ってよかったという気持ちにさせてあげてほしいと思います。その積み重ねによって、おうちの人に何でも相談してくれる子に育っていくのです。


おうちの方へ(3)


テストの点数に、いつも親がこだわりすぎると、わが子に、このようなプレッシャーを与えてしまうこともあるのです。テストをおうちの人にかくす子にするか、よろこんで見せる子にするかは、親の態度にかかっていることを忘れないでください。


「テストで90点とったでー」と帰宅して、うれしそうに言うわが子に対して、次のAとBのどちらの返事をなさいますか?


A「それで、100点は何人いるの?」


B「すごいやん。どれどれ、見せて見せて」


意欲的な子どもに育てたい場合の正解は、自分が子どもだったら、どっちを言ってもらう方がモチベーションが上がるかを思い浮かべてくださったら、わかると思います。Aです、というのは大きなまちがいで、Bです。(よい所を素早くさがしながら)「うちのお母さんはA」と言う子、意外といましたよ。


おうちの方へ(4)


おうちの方が仕事で、なかなか子どもといっしょに過ごす時間がとれない場合は、親子の心と心の交信(やりとり)の方法を、あれこれ工夫して、試してみてはいかがでしょう。というのは、さきほどの担任が「困った子や」(本当は本人自身が困っている子なのですが)と思っていた子は、おうちの方が仕事で忙しくて、なかなか授業参観にも来てもらえない子だったのです。参観の日は、朝から落ち着かず、さびしい気持ちをまぎらわすために、目立つ行動をしているのが、よくわかりました。それで、おうちの方に、そのことをお伝えして、何とか仕事もやりくりしながら、2,3回に1度は授業参観にも来てくださるようになりました。おうちの方が来てくださった授業参観、その子はもちろん、とびっきりの笑顔でした。

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by takaboo-54p125 | 2012-07-07 05:07 | 育児・子育て