幼小連携「どうする?遊び」社会性はぐくむ『ごっこ遊び』3人以上で『おり合う』力を

朝日新聞2011年10月23日(日)の28面に「どうする?遊び:社会性育む『ごっこ」:3人以上で『おり合う』力」という記事がのっていたので、紹介させてください。


『ままごとやお店屋さん・・子どもたちが何げなく楽しんでいるごっこ遊びは、想像力や社会性を育てます。


年少組の3才の子どもたちが、クッキーとお団子の店を開いていた。10月半ば、東京都小平市の白梅幼稚園。先生が、
「クッキーください」と言うと、店員の女の子が、
「お金は持ってますか」。男の子は、
「花のあるテーブルで食べてください」と案内する。机の上に色とりどりのブロックを重ね、花に見立てていた。                                                                   
「レストランに行ったのかな。子どもは身近なものや体験をよく見ています。それを想像力を使って再現するのです」と副園長は話す。友だちとごっこ遊びをするには、相手の言葉や表情、行動を読み取り、自分の気持ちを合わせていく力が必要だ。役割を分かち合うことで、交渉力や社会性を育む。


4才児の年中組では、ままごとが途中でレストランごっこに。子ども役の子が、                                                      
「ビールください」と口をすべらせ、あわてて自分で、
「今度はボク、お父さんね」とみんなに伝えた。
「~ね、~なのね、は、年中組の子どもの特徴です」
と主任。場面や役割が変わったことを確認し、遊びをつなぐ。                                                                         
一方、年少組は役になりきるのが優先で、ままごとでお母さんが2人いても構わない。


東京大学院教授の秋田喜代美さん(保育学)は、
ごっこ遊びはキャリア教育の起点」と言う。子どもの目線で家族や職業を見て、なりたい職業や魅力的な人をまねしたいという欲求が生まれ、演じる。仮面ライダー、プリキュア、AKB。ヒーローやアイドルはいつでも憧れの的だ。ままごとではお母さん役の人気が下がり、ペットになりたがる子が増えているという。                                  
家電の進化などにより、料理や裁縫で母親の技を見る機会が減ったことや、ペットが家庭の中心的存在になったことが影響しているかもしれません」                                                                   
と秋田さんは言う。3人以上で遊ぶことも重要だ。
3者以上の人間がうまく折り合う力を育てる。2者は向き合うので調整は簡単だが、3者以上は難しい。まさに、社会生活を営む根幹を育んでいるのです


では、ごっこ遊びはどのように見守ればいいのか。たとえばままごとで、ある子が赤ちゃんのために食事をすりつぶす動作をしたしかし、弟や妹がいない子たちは、動作の意味がわからない。そんな時、大人が、
赤ちゃんが食べやすいように、ニンジンをつぶしているのね」                                                                
と説明を加えてあげると、他の子も興味を持つようになる。ごっこ遊びが苦手な親は、子どもを「釣りごっこ」に誘うなど、自分の好きなものから入るといい。家族の形や生活スタイルの多様化に伴い、子どもたちの共通体験は減っている。白梅幼稚園では、動物園や商店街訪問といった幼稚園行事をもとに遊びを設定するなど、子どもたちがともに遊べるよう工夫している。』


以上です。幼小連携というのは、この新聞記事を読んだ時に、パッと浮かんできたイメージだったので、勝手ながらタイトルの最初につけてみました。

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by takaboo-54p125 | 2012-04-21 05:44 | 保育・教育