人気ブログランキング | 話題のタグを見る

画びょうの正しい使い方を、子どもたちに教えてあげましょう

画びょうの正しい使い方ができている教室と、できていない教室があります。それは、担任が、クラスの子どもたちに教えているか、教えていないかで決まります。


画びょうを正しく使っている教室の掲示物は、なかなか落ちません。しかし、画びょうを正しく使っていない教室の掲示物は、絵画や書写の作品も、班や係のポスターも、すぐに落ちやすく、画びょうを拾い、掲示物を貼り直すという、余計な手間が増えます。


画びょうの正しい使い方は、壁面(掲示物)に対して斜め45°の角度で、画びょうを刺すことがポイントです。そうすることで、掲示物を1個の画びょうが2点で支えることができますから、通常、ポスターなどを4個の画びょうが8点で支えてくれるのです。


それに対して、壁面(掲示物)に対して垂直90°の角度で、画びょうを刺すと、掲示物を1個の画びょうが1点で支えることになり、ポスターなどを4個の画びょうが4点で支えることになるわけです。つまり、支える箇所が半減してしまうのです。これでは、すぐに画びょうが抜けやすくなってしまいます。すると、教室の壁に子どもたちの作品をかざっても、いつの間にか雑然としてしまうし、床に画びょうが落ちやすいこと自体が、安全な学習環境とは言えません。


どうか、画びょうは、斜め45°の角度で壁面に刺すよう、子どもたちに教えてあげてほしいと思います。そのほうが、画びょうを抜く時も、指で楽にはずずことができます。
たかが画びょう、されど画びょう・・なのです。

関連ページ
あったかいクラスの空気をつくる【担任のしなやかな役割4月~3月】
https://sg2takaboo.exblog.jp/24898387/


by takaboo-54p125 | 2012-04-15 05:44 | 保育・教育