黙って出勤し、黙って退勤する人にならないでください

黙って出勤して、黙って退勤する人のことが話題になるようになりました。


以前と比べて、会社でも、工場でも、役所でも、職場に、出勤した時にも黙ったままいつの間にか来て、退勤する時にも黙ったままいつの間にか帰って行く若者が目立つようになってきたと、40代、50代の人たちからグチを聞くようになりました。出退勤入力をしながら言えばいいだけなんですけどね。じゃあ、学校はどうかと思い、聞いてみました。なんとびっくり、規模の大きい学校ほど、そういう傾向はあるようです。風のように、すうっと去って行くのは、いかにも味気ないですよね。


子どもたちに教える立場の人が、これではちょっと困ります。コミュニケーション力「伝え合う力」が重視される職場ですから、なおさらです。朝、職員室に入った時に、「おはようございます」を言えない人が、あいさつすることの大切さを子どもたちに教えられるはずがありません。そういう先生の建前のお説教なんか、子どもたちに一発で見抜かれてしまいます。同じ職場の仲間なのですから、自分の方から先にあいさつできる先生でありたいものです。


「おはよう」は人間関係をつなぐ大事な「始めの1歩」だと思います。帰りは、同僚より先に帰るなら、「お先に失礼します」とひと言だけ言えばいいのです。先に帰る同僚から声をかけられたら、「お疲れ様でした」と応えたらいいのです。これだけで、職場の潤滑油になるのですけどねぇ。それだけのことでも、気をつかわないと言えない段階にいるのなら、条件反射的に言えるようになるまでは、人生の修行だと思って実行しましょう。きっと、あいさつって気持ちよくできるものなんだなあ、と実感できるようになりますよ。


ついでですから、出張に行く時も、「クラスのこと、よろしくお願いします」と言う担任は多い(それでも全員ではありません)のですが、出張の翌朝、「昨日は、クラスのこと、お世話になり、ありがとうございました」と言う担任は、さらに、その半数ぐらいでしたね。もちろん、それを言ってもらうために、自習を見に行っているのではありません。子どもたちのために行っているのです。でも、これって気持ちですよね。担任不在の翌朝、そういうあいさつがすると、必ずよいことがあります。子どもの固有名詞も出てきて、ほめる材料を先生方からもらえることが多々あるからです。お礼を言うことで、昨日のクラスのよかった点を、言ってもらえるのです。お礼のひと言も、決して損はしません。さっそく朝の会で、子どもらに昨日のことをほめてあげられるじゃないですか。


by takaboo-54p125 | 2011-05-30 05:01 | 社会全般