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安心感あふれる教室にするための担任の「ひと言」8つの視点から

子ども1人ひとりの安心感が深まる時間と空間にするため、担任が大事にしたいこと


(1)子ども一人ひとりの、その時その時の気持ちをまず受けとめることから関わることを、基本としましょう。「○○がくやしかったんやね」「○○がつらかったんやね」と担任が代弁してくれ、自分の気持ちをわかってもらえたと感じた時、子どもは担任の語りかけにも耳を傾けるようになります。


(2)子ども一人ひとりの自尊感情を高める関わり方を大切にしましょう。「あなたがこの教室にいてくれてうれしいよ」「きみが今日来てくれたことがうれしいで」をベースにして、日々、子どもが自分は大事な存在だと思ってもらっているんだと感じられるようなメッセージを伝えることを、くり返します。


(3)スモールステップを与えて、ほめることを、授業中も掃除中も、いつも意識的に取り組みましょう。「○を手伝って」「○をしてごらん」「○をがんばって」→やりきらせる→「よくやったね」「すごいやん」「助かったわぁ」の積み重ねによって、子どもの中に自信と意欲がじわじわと生まれてきます。


(4)子どもたちの瞳が輝くような、活動の導入をひと工夫しましょう。「今日はね、こんなことをやるよ」1人ひとりの目を見ながら、表情豊かに柔らかな口調で語りかけます。「○○君、教科書とノート開けてね」→「かしこいやん」、「○○さん、こっち見てね」→「うれしいな」、「書いてごらん」→「すばやいなあ」などと、できて当然のことと思わずに、ほめ言葉をかけながらです。


(5)自分を大切にするための最小限のルールは、その都度伝えましょう。「ここまではOK」「これ以上はダメ」という、どっしりと、ぶれない姿勢を示します。その子には、「あなたが大好きだから言うよ」、みんなには「○○君一人に言っているんじゃない。きみたち全員に言っているんだよ」と言い添えながら伝えることで、教室の仲間意識(クラスの一体感)を高めます。 


(6)何故この子はこんな言動をするのだろう、何がこの子をそうさせるのだろうということを語り合い、今のこの子をどう観るのかを教師集団で共有しながら関わりましょう。子どもの課題を、担任一人で抱え込まないことです。もちろん、その子がステキな面を見せてくれたら、「こんなことしてくれたんですよ」「こんなこと言ってくれました」と教師集団で喜びも分かち合います。


(7)家庭との連携については、まず、保護者に「うちの子のことを大事に思ってくれてはる」と感じてもらえるような信頼関係をつくりましょう。「○○さんはこんなええとこありますよ」「○○君はメッチャやんちゃやけど、大好きですねん」「○○君はおとなしい目立たない子に見えますけど、大好きですねん」などという『ひと言』を伝えることなしに、課題や要望だけを伝えても、保護者との距離は縮まりません。もちろん、その『ひと言』が本音じゃなければ、保護者の心には響きません。


(8)その子が本来持っている力を出したくなる人的環境づくりをしましょう。
・朝の出会いを大切に。笑顔ですてきな「おはよう」を。
・子どもと掃除・給食・遊びを共にしながら、気軽な世間話を。
・担任の失敗談・ズッコケ経験話を明るく語ってあげよう。
・子どもと共に野菜や花を育てる活動を、毎日少しずつでいいから楽しもう。
・気になる子にこそ、何かを頼んで、「ありがとう」をその都度言おう。
・帰りの会、日記の返事、連絡帳、電話、退勤時のちょこっと訪宅などで、その日に、自分では気づいてない、その子のキラリと光る姿を、具体的に伝える労力を惜しまない。

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by takaboo-54p125 | 2011-05-04 05:08 | 保育・教育