2011年 04月 07日
入学式前日準備は、新6年生を全校の先生みんなで育てる日
明日は県内小中学校の入学式です。午前中に小学校、午後に中学校のところが、滋賀県では多いようです。
中学校では前日準備を昨日にされたところもあるようです。小学校の前日準備は今日する学校が多いでしょう。中学校は、明日の午前中に式場準備をされる学校が多いでしょう。
組織的な学校は、このチャンスを逃しません。小学校なら新6年生が、体育館から玄関・廊下・教室、校舎外まで分担して準備します。全校の先生方が分担して、新6年生と共に前日準備をします。最初、6年生を全員集めた時に先生が何を語るか、分担場所で各先生が何を語るか、そして終わった時に分担場所の各先生がどのような言葉で新6年生のがんばりをねぎらうのか、最後に新6年生を集めて先生が全体評価として、どのようにねぎらうのかを大事にします。新6年生が「準備をがんばってよかったな!」明日から最高学年として「よーし、やるぞ」という気持ちになれるようなことを、どのように語るかで、明日からの6年生1人ひとりの動き(気持ち)が断然ちがってくるからです。
とりわけ、最後に評価をする先生を1人じゃなく、多くの先生が評価の言葉を言う習慣になっている学校ほど、全員の先生で新6年生を育てる大切な日という位置づけがなされています。たくさんの先生からほめられた子どもたちのモチベーションは当然アップします。明日の午前中の中学校も同様です。「はい、終わった。ご苦労さん」だけでは、もったいない!小学校は今日ですから、この記事を昨日出したらよかった!すみません。「はい、終わった。ご苦労さん」だけで終わってしまった学校は、4月8日の入学式後始末の時に教頭、教務、6年担任などで、準備の分も含めて、6年生をねぎらってあげてください。
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