2011年 03月 31日
前日準備後、◎◎を教室でしておくと、新学期になってから担任自身が助かります
4月7日、入学式の前日準備が終わると、担任は自分の教室の準備をします。てきぱきやっても、大忙しです。でも、次のことをしておくと、新学期が始まってから、担任自身にとって助かることがあります。
まず、4月1~6日の間で、事前にしておくことがあります。学級担任が決まってからです。保健室へ行き養護教諭の先生に、担任する子どもたちの身長をメモさせてもらいます。それで、背の高い子と、背の低い子をチェックしておきます。
そして、いよいよ忙しい自分の教室準備です。児童机・椅子を教室の後ろへ集めて、「背の高い子用」、「背の低い子用」を数えます。出席順に机と椅子を並べていきます。出席番号1番の子が大きいなら「背が高い用の机・椅子」、出席番号2番の子が小さい子なら「背が低い子用の椅子・机」を並べるだけです。多少の手間はいりますが、やっただけの「見返り」はあります。
新学期が始まり、どの子も「ボクの机」「私の机」と思って使います。もし、自分の背の高さに合っていなかったら、「先生、机と椅子の高さをかえて」と言います。ただでさえ忙しい新学期です。机・椅子を工具で調整する時間も、バカにできません。1人が言うと、「ボクも」「私も」になるからです。おまけに多忙で後回しにすると、保護者から催促されることもあります。信頼関係は、一事が万事です。面倒な手間のように見えますが、どの子も自分の机と椅子の高さを気に入ってくれます。先手必勝なのです。
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