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詩「教室はまちがうところだ・・・そんな教室つくろうやあ」明日からできること

この詩は、まきたしんじさんの詩ですが、絵本「教室はまちがうところだ」蒔田晋治:作・長谷川知子:絵(子どもの未来社)に載っています。

私も1冊購入して持っています。1500円です。

詩と挿絵が見事にマッチしている本書は、手に入れて直接読んでほしい、イチオシのオススメ絵本です。

読み聞かせにピッタリです。

百聞は一見にしかず、本書を手にとって読まれることをオススメします。

本書によれば、蒔田晋治さんは静岡県の小中学校で、1945年から1985年まで勤務されていたそうです。


教室はまちがうところだ
              まきた・しんじ


教室はまちがうところだ

(この1行から始まる約70行の長い詩です)

(授業中に発言できない子の代弁をしてくれる詩と言えます)

(約70行の詩のしめくくりは、次の1行です)

そんな教室 つくろうやあ


くり返しになりますが、本文(詩)はもちろんのこと、挿絵も素晴らしいので、本書を見せながら読み聞かせをすると、子どもたちの眼も輝くはずです。

子どもたちの心を惹きつけるからでしょう(ただし、それは、子どもたちと担任との信頼関係がそこそこ成立している場合でしょうか)。


私が授業で扱ったのは、本書を購入する前でしたので、読み聞かせではなく、印刷したプリントを配りました。

この詩は長文なので、まず担任が音読する時に、子どもたちには各自の好きなところ(いくつでもOK)に印(マーカー)をつけてもらいました。

それから、みんなで音読してみました。

その後、各自の好きな行(印をつけたところ)を、各グループで交流してもらった記憶があります。

最後にもう一度、みんなで音読しました。                                                        


【明日から、来週から、すぐ始められることの紹介】


子どもたちの荒れ、しらけムード、いじめをなくすためには、まず、ふだんの教室(授業)の空気(雰囲気)を変えることが、出発点になります

あちこちのページで紹介した具体策(じゃあ、今朝から、午後から、明日から、来週から、来月から、いったい何から始めたらいいのか

先生方が、ご自身に合った方法はどれかなと、ご自分で選んでもらいたくて編集)を、


安心感あふれる教室に変えるポイント①②③④

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898386/


あったかいクラスの空気をつくる【担任の具体的な役割4月~3月】

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898387/


の2つに集めました。

そんな教室にしたい、そんな学校をつくりたいと、これらを採り入れておられる先生方が、確かな手応えを感じておられる具体策です。よかったらご覧ください。


関連ページ(重複してるところもありますが)


子どもと信頼関係をつくる、子どもとの「信頼関係」を取り戻す【子どもの心に届く担任の言葉①~⑤】

http://sg2takaboo.exblog.jp/24898595/



by takaboo-54p125 | 2010-12-04 05:00 | 保育・教育