2021年 01月 27日
入学前からお願いしたい親育ち[7つのミニプチ-ステップ](のび太-スネ夫-ジャイアンから学ぶ)
[子育て]が[親育ち]にもなる、7つの◎[ミニプチ・ステップ](小中共通です)
◎「そうだ!やっぱり、早起き→早寝→朝ごはん」(まずは、「早起き」が1番です)
朝、起こしたい時間の30~60分前にカーテンを開けて、部屋の電気をつけましょう。
朝の光をあびるのが習慣になると、夜も早く眠たくなり、自然と早寝する子になります。
◎「どうか、わが子を、子どもでも家族の一員として、頼りにしてやってください」
「どうせボク(私)なんか・・」
と、自分をきらいに(調子のよくない時の、のび太みたいに)なってほしくないからです。
親から頼りにされない、親から「できが悪い」と言われる、親からしかられてばかり
という3つが、子どもから『自信』と『安心=元気』と『意欲』をうばい去ります。
◎「親が目を見ながら、話に耳をかたむけると、安心と自信と意欲を育てます」
「ながら聞き」では、子どもの心は満たされません(LINEをしながら聞くのも×××)。
台所仕事の手を止め、短時間しゃがんで、子どもと同じ目線で聞いてあげましょう。
「そうなの」
と、親が子どもの目を見て、笑顔でうなずきながら、子どもの言葉をくり返しましょう。
親が子どもの言葉をくり返していると、口の重い子どもの口数が、だんだん増えてきます。
◎「友だちと仲よくできる子には、共通点があります」
友だちの家へ遊びに行く時、相手の家のルールを守ると、つき合いが長続きします。
子どものけんか→くやしい気持ちによりそうのが親の役割です。
相手の子に親が口を出したり、相手の親に直接言うと、親同士がこじれ、子ども同士も仲直りできません。
子どもが泣かされて還ってきた時、
「そうか、よしよし、くやしかったねぇ」
と共感しつつ、
「あなたはね、友だちからバカにされるような子じゃないよ。
あなたはね、決してダメな子じゃないからね。私のじまんの子やで」
と、ギュッとだきしめてあげましょう。
◎「親の失敗談が温かい家庭・しゃべりやすい家庭を育てます」(親が子どもの前で立派すぎないこと)
親のいろんなズッコケ体験を「アッハッハ」と話してあげることで、子どもも安心できるのです。
(わが子に自信を持ってほしかったら、親は自分の過去の栄光を決して自慢しません)
家族で一致できないこと(口げんかなど)がある時こそ、毎日(その日も)、お互いに(小さなことでいいので)
「ありがとう」
の気持ちを言葉で伝え合う姿を、子どもに見せてあげると、安心感のゆるがない場(わが家)になります。
◎『学校で、自分を出したがる子、自分を出せない子、どちらも親の態度で決まります」
子どもが親に聞いてほしい時、親がスマホをさわりながら、なま返事をしていると、子の心は満たされないので、
「先生、聞いて聞いて」
と言ってばかりの子になります(家でたまったうっぷん晴らしに、学校で人を押しのけるんです)。
いつも親が熱心に指示や注意ばかりしていると、子どもは
「まちがってはいけないんや」
と思い込み、自由に思いを表現できなくなり、プレッシャーで身動きできません。
◎「言ったらあかん×親の『ひと言』&言ってあげたい○親の『ひと言』」
×「しっかりしい」「ちゃんとしい」「いい子でいなさい」
は、子どもがイメージしにくい×言葉です。
××「(兄弟姉妹)とは、えらいちがいや」「どこ聞いていたん」「こんなこともできひんの」
など、子どもをへこます言葉(自分を『ダメな子や』と思いこむ言葉)は××言葉です。
×××子どもが「テスト70点とってきたで」→親の×××返事「100点の子は何人いたの」
(どうして70点をほめないのですか?テストを二度と親に見せなくなりますよ)
○○○「おはよう」「ちょっと手伝って」→「うれしいな」「助かったわ」「ありがとう」
余計なお世話になりますが、
×子どもへの暴言や暴力は、今すぐやめましょう。
じゃないと、
親がこわくて正直に言えなくて、
自分を守るためにウソをつかなければならず、
親や先生にもウソをつきます(スネ夫です)。
友だちには暴言や暴力(手や足を出す)をする子になります(ジャイアンです)。
これが
「子どもは親の言うことはせず、親のやるとおりにする子に育つ」
ということなのでしょう。
子育ては気づいた時がスタートです(今からでも遅くないからチェンジ-チャレンジ!)
( 以上、大阪府公立学校の校長先生から先日依頼があり、A4両面刷り1枚に編集した配布資料、を公開します)
参考記事(よい笑いは免疫力を高めます)
元気印のユーモアはクラス全員の潤滑油になる笑いを (exblog.jp)